借金地獄とはどのような状態?陥ってしまう理由と負のスパイラルから抜け出す方法

   司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

借金返済の知識
借金地獄とはどのような状態?陥ってしまう理由と負のスパイラルから抜け出す方法

この記事は約 19 分で読めます。

借金地獄でいつも返済のことばかり考えていると、いつになったらこの辛い状態から抜け出すことができるのか、先行きが不安になるものでしょう。

支払いを続けているはずなのに借金が減らず、むしろだんだんと増えてしまう借金地獄の原因は、投資・ギャンブル・浪費など様々です。

そこでまずは、次の項目からなぜ借金地獄の状態に陥ってしまうのかを知り、借金で悩む負のスパイラル状態から抜け出しましょう。

  1. 借金地獄に陥っている3つの状態
  2. 借金地獄に陥ってしまう5つの原因
  3. 借金地獄に陥りやすい人の5つの特徴
  4. 借金地獄に陥らないための年代ごとの注意点
  5. 借金地獄に陥ったときの末路として考えられる4つのケース
  6. 借金地獄から抜け出す4つの方法

ぜひこの記事を、借金まみれの生活から抜け出すための参考にしてください。
                       

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1章 借金地獄に陥っている3つの状態

「借金地獄」とは、

  • 返済を続けているのに借金が減らない
  • だんだんと借金が膨れ上がり増えている

など、いつまでも借金を抱えた状態から抜け出せないことを意味します。

返しても返しても借金が減ることはない原因は様々ですが、次のような「状態」にある場合、すでに借金地獄に陥っていると判断できます。

  1. 借金返済のために複数社からの借入れを繰り返している
  2. 毎月の返済負担が重く元金が減っていない
  3. 借金総額が年収の3分の1を超えている

それぞれの状態について説明していきます。

1-1 借金返済のために複数社からの借入れを繰り返している

消費者金融から借りたお金を返済するため、別の貸金業者からお金を借りて返すということを繰り返していれば、いつまでたっても借金は減りません。

返済しても利息分が差し引かれているため元金は減らず、返済のために借りた借金にも利息が加算されるため、「借金総額」は増えてしまうからです。

借金返済のために複数社から借入れを繰り返している場合、借金地獄に陥っているといえるでしょう。

1-2 毎月の返済負担が重く元金が減っていない

毎月の返済負担が重く感じられ、さらに元金が減っていない状況の場合、借金地獄に陥っているといえます。

「金利」の高い消費者金融からお金を借りていると、毎月の返済額に占める「利息」の割合が大きいため、元金は減らずいつまでたっても借金返済が終わりません。

借金を減らすには元金を減らすことが重要なのです。

1-3 借金総額が年収の3分の1を超えている

借金総額が年収の3分の1を超えている場合、自力で返済できる能力を超えた借金を抱えている借金地獄に陥っていると判断できます。

消費者金融など貸金業者からは、「総量規制」というルールにより年収の3分の1を超える借入れはできなくなっています

総量規制とは
総量規制とは、消費者金融など貸金業者に対し、借入残高が年収の3分の1を超える貸し付けを禁止する制限のことです。返済期間内に完済することが難しい返済能力を超えて行うことは禁止されているため、その判断基準として総量規制が設けられています。

ただし総量規制の対象となるのは貸金業者であり、銀行や信用金庫などの借入れは対象にならないため、気がつかない間に年収の3分の1を超えた借金を抱えているケースも見られます。

この場合には、通常の返済では追いつかないリスクが出てくることになります。

2章 借金地獄に陥ってしまう5つの原因

借金地獄に陥ってしまう5つの原因

借金地獄に陥る原因は人それぞれです。

ただ、一般的な例として多いのは次の5つの原因であろうと考えられます。

  1. クレジットカードの利用方法に問題がある
  2. パチンコや競馬などギャンブルにお金をつぎ込んでいる
  3. 収入が低い・減少した
  4. 住宅ローンや奨学金などの返済負担が重い
  5. 医療費・介護費などが家計を圧迫している

それぞれどのような原因で借金地獄に陥ってしまうのか説明していきます。

2-1 クレジットカードの利用方法に問題がある

現金を持ち歩かなくても買い物ができる「クレジットカード」は大変便利ですが、使い方を間違ってしまうと借金地獄に陥りやすくなってしまいます。

特に次のようなクレジットカードの「利用方法」では借金地獄に陥りやすいといえます。

  1. 複数枚所有し使いまわす
  2. リボ払いでの決済

それぞれ説明していきます。

複数枚所有し使いまわす

複数枚クレジットカードを所有し、使いまわしている場合は借金地獄に陥りやすくなります。

カードの「限度額」を超えても別のカードがあれば、新しいカードを使って買い物をすることができるからです。その結果、合計の請求額が予想以上に増えて返せない事態になってしまいます。

所有するカードは1枚のみにし、計画的に利用することが大切といえます。

リボ払いによる決済

「リボ払い」とは、毎月の返済額を「一定」にする返済方法ですが、完済まで時間がかかることが特徴です。

たとえば12回の「分割払い」で決済すれば、12か月後には完済できます。

しかしリボ払いの場合、利用限度額の範囲内であればショッピングやキャッシングができ、追加で利用しても毎月の返済額は変わらないままです。

借金額や返済額を把握しにくくなるため、完済に至る前に借金地獄に陥りやすくなるといえます。

2-2 パチンコや競馬などギャンブルにお金をつぎ込んでいる

パチンコや競馬など、「ギャンブル」が好きで借金してまでもお金をつぎ込んでいる場合は、借金地獄に陥りやすくなります。

仮に借金でギャンブルをしても、勝って返済すれば問題ないと考える方もいるようですが、ギャンブルは勝つよりも負ける確率の方が高いといえます。

仮に勝ったとしても増やすために再度勝負に挑み、借金返済に充てられないことがほとんどです。

お金を借りてまでギャンブルを続けていると、借金地獄に陥りやすくなり抜け出すことも難しくなってしまいます。

2-3 収入が低い・減少した

非正規雇用で収入が低い方や、雇用形態の変更や就労時間の減少などで収入が減った方などが、生活費で不足する部分を補うために借金をしている場合も借金地獄に陥りやすくなります。

生活苦なのに借金を抱えていると、生活費に充てる支払いだけで精一杯であり、返済分まで捻出しにくい状況です。

社会情勢の影響を受け、従来のような収入を得ることが難しくなった方もいるでしょうが、借金を繰り返す前に副業などで収入を増やすことも必要です。

2-4 住宅ローンや奨学金などの返済負担が重い

マイホームを購入するときの「住宅ローン」や大学進学で利用する「奨学金」などは長期で返済することとなりますが、返済負担が重くなれば借金地獄に陥りやすくなります。

住宅ローンでマイホームを購入した後で、転職や健康状態の変化などにより当初見込んでいた水準の経済力を維持できない場合もあります。

奨学金の返済がスタートするのも、まだ十分といえる収入を得ることができていない20代です。

どちらも返済に充てるお金がなければ、借金せざるを得ない状況に追い込まれることとなり、借金地獄に陥ってしまいます。

2-5 医療費・介護費などが家計を圧迫している

家族が病気を患った場合や、親の介護費などが必要になったなど、「医療費」や「介護費」が家計を圧迫するようになれば借金地獄に陥る可能性も高くなります。

金銭的な負担が大きくても、治療を受けさせたいと考えれば医療費がかかり、介護を必要とする親に快適な暮らしを用意してあげたいと考えれば介護費もかかってしまいます。

どちらも収入だけでは賄うことができなくなれば、借入れで補填することが必要になるなど、借金地獄に陥りやすくなると考えられます。

3章 借金地獄に陥りやすい人の5つの特徴

借金地獄に陥りやすい人の5つの特徴

借金地獄に陥りやすい人には、一定の共通点が見られます。

具体的には次の5つの特徴に該当する方は借金地獄に陥りやすいといえるでしょう。

  1. 計画を立てて行動することが苦手な人
  2. つい見栄を張ってしまう性格の人
  3. ストレス発散方法がショッピングや浪費の人
  4. ギャンブルが好きな人
  5. 物事に依存しやすい人

それぞれ借金地獄に陥りやすい特徴を説明していきます。

3-1 計画を立てて行動することが苦手な人

借金地獄に陥りやすいのは、「計画を立てて行動することが苦手な人」です。

毎月どのくらいの収入と支出があるのか、どのくらいの金額なら使ってよいのか、事前に計画を立てることができなければ足りない分を借金で補うことになるでしょう。

借金をしても「どんぶり勘定」を続け、現状を正確に把握しないまま「なんとかなる」と安易に考えていれば、多額の借金を抱える恐れがあるため注意してください。

3-2 つい見栄を張ってしまう性格の人

つい「見栄」を張ってしまう性格の人も借金地獄に陥りやすい傾向が見られるといえます。

見栄っ張りな人はブランド物などを好みやすく、収入に見合わない高価な服飾品などを身につけてしまいがちです。食事などで高級店に行くことも多いです。

自動車や自宅なども借金をしてまで「贅沢」に見せようとお金をかけやすいため、借金地獄に陥りやすいといえるでしょう。

3-3 ストレス発散方法がショッピングや浪費の人

ストレスの発散方法が「ショッピング」や「浪費」の人も借金地獄に陥りやすいといえます。

抱えているストレスを解消しようと、大量に商品を購入したり贅沢な食事をしたり、勢いよくお金を使いがちな人は要注意です。

所持金の範囲で賄うことができれば問題ないでしょうが、エスカレートすれば貯金を取り崩すようになり、それでも足りなければ借金をしてまで買い物を続けてしまいます。

自分のためにお金を使うことは悪いことではありませんが、過度なショッピングなど浪費は避けるようにしてください。特にストレスが原因の場合、「買う行為」それ自体が目的になっていることがあります。その場合には不要なものを大量に買ってしまう危険があるので、借金地獄に陥るリスクは非常に高いといえます。

ストレスが原因の場合は、あまりお金のかからないストレス発散方法を見つけたり、医療機関で原因を根本的に治療することも考えましょう。

3-4 ギャンブルが好きな人

「ギャンブル」が好きな人も借金地獄に陥りやすいといえます。

競馬・競輪・競艇・オートレース・パチンコ・賭け麻雀・宝くじなどが一般的な例ですが、FX・先物取引・仮想通貨なども投資ではなく「投機」であり、「ギャンブル」として扱われます。

余裕資金で楽しむのなら問題ないでしょうが、損失を取り戻そうと必死になり、借金してまでお金をつぎ込んでしまう人は注意してください。

また、ギャンブルの場合には負けたお金を取り返そうとして深みにはまるリスクがあります。一気に高額の借金を負いかねませんので、要注意です。

3-5 物事に依存しやすい人

物事に「依存」しやすい人も借金地獄に陥りやすい傾向が見られますが、依存の対象は「人」だけでなく、「趣味」や「嗜好品」なども含まれます。

趣味のコレクションにお金をかけすぎる場合や、ホストクラブやキャバクラなどに通い続けてしまう人は、依存しやすいく借金地獄に陥りやすいため注意が必要です。

特定のアイドルや芸能人に入れ込んでCDやグッズを大量に購入したり、ライブ遠征や握手券などにお金をかける傾向のある人も要注意です。悪いことではありませんが、自分の収入の範囲内で楽しむようにしましょう。

4章 借金地獄に陥らないための年代ごとの注意点

借金地獄に陥りやすい「年代」は、

  • 比較的安定した収入がある
  • マイホーム購入費用や子どもの教育費がかかりやすい

といった傾向の高い30~40代といえます。

安定した収入があるため、住宅ローンや教育ローンなども利用しやすく、カードローンの審査にも通りやすいからです。実際にも、特に30代は住宅ローンなど高額のローンを組み始める人が多い年代でもあります。

ただし年代を問わず借金地獄に陥る可能性はあるため、次のとおり年代ごとの借金を増やしやすいライフイベントや注意点を確認しておきましょう。

年代借金を増やしやすいライフイベントや注意点
20代収入が低く資金不足に陥りやすい
奨学金返済が始まることでお金が残りにくい
友人関係やイベント参加など出費が増えやすい
しっかりした金銭感覚が身についていないこともある
30代収入が増え高額なローンを利用しやすくなる
自動車や住宅など高額な買い物でローンを抱えがち
結婚や出産などライフスタイル変化や子供の養育費など出費が増えやすい
40代子供の塾など教育費負担が大きくなりやすい
住宅ローンの負担が大きくなりやすい
健康問題発覚で医療費がかかりやすい
親の介護問題表面化で出費が増えやすい
冠婚葬祭など急な出費が増えやすい
50代子供の大学進学など教育費負担がさらに大きくなりやすい
マイホームの修繕、バリアフリー化のリフォームや建替えなどの出費が増えやすい
自身の健康問題に加え親の介護にお金がかかりやすい
リストラなどで収入が減少するリスクも出てきやすい
60代定年後は契約社員に変更されるなど収入が低下しやすい
退職金による住宅ローンの一括返済で家計が悪化しやすい
借金した場合、返済資金の目途が年金と退職金くらいしかないことも多い

社会的な「信用度」が高まる30代以降はお金を借りやすくなるため、計画性を持った借入れでなければ借金地獄に陥りやすくなります。

晩婚化により教育費のピークが50代であるケースもめずらしくありませんが、60代で定年を迎え、正規雇用から非正規雇用へと「雇用形態」が変われば収入も減少します。

収入が減る時期と出費が増える時期が重なると、借金地獄に陥りやすくなるため注意してください。

5章 借金地獄に陥ったときの末路として考えられる4つのケース

実際に借金地獄に陥ってしまった場合、その「末路」として考えられるのは次の4つのケースです。

  1. 返済が遅れ遅延損害金により借金が増える
  2. 訴訟や財産の差押さえなどでさらに生活が厳しくなる
  3. ヤミ金融業者からの誘惑に負けてしまう
  4. 家族崩壊の危機にさらされる

そうならないためにも、どのような状態になってしまうのかそれぞれ説明していきます。

5-1 返済が遅れ遅延損害金により借金が増える

返済が期日から1日でも遅れれば「遅延損害金」が発生し、返さなければならない借金が増えます。

遅延損害金とは
遅延損害金とは、返済期日を守らなかったことに対する賠償金で、「延滞利息」や「遅延利息」と呼ばれることもあり、次の計算式で算出した金額が本来の返済額に加算されます。

【遅延損害金=滞納金額×遅延損害金利率(年率)÷365日×滞納日数】

遅延損害金の利率は通常利率よりも高く設定されているため、返済が遅れれば遅れるほど、借金はどんどん増えてしまいます。

5-2 訴訟や財産の差押えなどでさらに生活が厳しくなる

借金を返済せずに滞納し続けていると、裁判所から「訴状」が届いたり財産の「差押え」をされたりなど、生活はさらに厳しくなります。

訴状に記載のある日時に裁判所に出廷しなければ、訴えられた内容を認めたことと判断され敗訴します。

また、訴状を無視して出席しなかったときや敗訴したときは、給与や不動産など財産が強制的に差し押さえられてしまうため、借金を抱えたままさらに厳しい生活を続けなければなりません。

5-3 ヤミ金融業者からの誘惑に負けてしまう

借金返済に充てるお金がなく、このままでは財産を差し押さえられてしまうという切羽詰まった状況になると、危険とわかっていながら「ヤミ金融業者」の誘惑に負けてしまうリスクも高めます。

返済のために別の金融会社からお金を借りることを繰り返していたけれど、どの銀行や消費者金融からもお金を借りることができないとき、ヤミ金融業者なら借りることができると伝えられるケースなどです。

借金を繰り返していることでお金を借りることへの心理的抵抗も薄れてしまい、貸金業登録していない違法業者でも「返せば問題ない」と借りてしまう人もいます。

しかしヤミ金融業者の法外な金利による利息と、執拗な取り立てで借金返済できず、精神が壊される可能性が高くなります。

本来、ヤミ金融業者のルールに則って借金を返済する必要はありませんが、弱みを握られてしまうと巧妙・狡猾な手段で返済しなければならない状況を作られる可能性もあるため、絶対に利用しないようにしてください。

もし利用してしまっている人は、すぐに闇金専門の弁護士に相談しましょう。

5-4 家族崩壊の危機にさらされる

仮にヤミ金融業者からお金を借り返済できなければ、家族が崩壊する危機にさらされる可能性も出てきます。

昼夜問わず、ヤミ金融業者が自宅へ取り立てにやってくれば、近所の住民に多額の借金があることを知られてしまいます

近隣で噂になれば住民からは訝しげな眼で見られるようになり、常に噂されているのではないかといった疑心暗鬼になれば外出できなくなるでしょう。

また、子供の給食費や学費などが支払いできなくなり、学校生活だけでなく進路にも悪影響を及ぼすことになります。

ヤミ金に限らず、通常の借金がある場合でも、大小様々な家庭への影響により、夫婦が離婚するなど家族が崩壊してしまうリスクが高くなってしまいます。

6章 借金地獄から抜け出す3つの方法

借金地獄から抜け出す3つの方法

いざ借金地獄に陥ると、自力で抜け出すことは容易ではありません。

ただ、借金地獄に陥ったとしても次の3つの「方法」で抜け出すことができる可能性はあります。

  • 親族など身近な人に相談してみる
  • 借金をまとめる
  • 債務整理をする

それぞれどのような方法か説明していきます。

6-1 親族など身近な人に相談してみる

借金地獄に陥ったときは、「親族」など身近な信頼できる人に相談してみましょう。

親や兄弟姉妹に相談し、まとまったお金を借りることができれば借金返済に充て、少しずつでも貸してくれた親族に返済していきます。

親族からの借金なら利息負担」が軽減できるため、これまでのような返しても元金が減らないという状況には陥りにくくなるでしょう。

6-2 借金をまとめる

親族など身近な人にお金を借りることができない場合、現在の借金よりも金利の低い「おまとめローン」などを利用して利息負担を軽減する方法も検討できます。

おまとめローンとは
おまとめローンとは、複数の金融会社からの借金を一本化するためのローンです。金利の低いおまとめローンを利用し借金を一本化すれば、利息を軽減できるだけでなく返済管理もしやすくなります。

ただし毎月の返済額は減っても完済までの期間は延びることもあるため、その分、どのくらい利息負担が増えるのか確認し、支払総額など踏まえた検討が必要です。

6-3 債務整理をする

自力で借金問題を解決できないときには「債務整理」を検討しましょう。

根本的に借金問題を解決できる方法ですが、次の3つのうちどの方法が適しているか見極めが重要になるため、専門家に相談したほうが安心です。

  1. 任意整理
  2. 個人再生
  3. 自己破産

それぞれの債務整理について説明していきます。

任意整理

「任意整理」は、債権者に将来利息をカットなどの交渉を行い、無理なく返済できるように借金を減額する手続です。

利息負担が重く毎月の返済が厳しくなっている場合は、任意整理で解決できる可能性があります。

個人再生

「個人再生」とは、裁判所に借金返済が厳しいことを認めてもらい、借金を大幅に圧縮してもらう手続です。

住宅ローンの返済が残っているマイホームも処分せず、残したままで借金を返すことができるため、家を手放したくない人におすすめです。

自己破産

「自己破産」とは、借金返済ができない状態であることを裁判所に認めてもらうことで、全額免除してもらう手続です。

多額の借金を抱えており返済の見込みがない人に向いています。

まとめ

借金地獄に陥る理由やきっかけは人それぞれですが、毎月返済を続けているのになかなか減らない状況は辛いものです。

借金のことばかり考えている場合や、借金返済に追われ返すために借入れを繰り返しているケースは、借金地獄に陥っているといえます。

もし借金地獄から抜け出したいのなら、グリーン司法書士法人グループにご相談ください。

どのような解決方法が適しているか、最適の方法を提案させていただきます。

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よくあるご質問

借金地獄とは
「借金地獄」とは、下記のようにいつまでも借金を抱えた状態から抜け出せないことを意味します。
・返済を続けているのに借金が減らない
・だんだんと借金が膨れ上がり増えている
借金地獄について詳しくはコチラ
借金地獄に陥る原因とは
借金地獄に陥る原因は、下記の通りです。
・クレジットカードの利用方法に問題がある
・パチンコや競馬などギャンブルにお金をつぎ込んでいる
・収入が低い・減少した
・住宅ローンや奨学金などの返済負担が重い
・医療費・介護費などが家計を圧迫している
借金地獄の原因について詳しくはコチラ

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