【自己破産】浪費が酷く個人再生を検討したが最終的に破産となったケース

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

解決事例
【自己破産】浪費が酷く個人再生を検討したが最終的に破産となったケース

この記事は約 2 分で読めます。

  • 自己破産
  • 40代
  • 男性
  • 自営業

【借金の理由】生活費、浪費、住宅ローン

債務整理前
借金総額
1,300万円
月々返済額
25万円
借入社数
10社
借金の期間
15年以上
債務整理後
借金総額:0円月々返済額:0円
減額できた借金総額:1,300万円減額できた月々返済額:25万円

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

結婚後住宅ローンを組み、自宅を購入。

妻にクレジットカードの管理を任せていたところ、妻による使い込みがされていたことに離婚直前まで気づかなかった。 これが原因の一つとなり妻との仲が悪くなり、離婚。

あわせて仕事も人間関係に悩み、うつ症状が出て退職を考えるようになった。

精神的にどん底となり、自暴自棄になってギャンブルや夜遊びを繰り返し、それで借金が膨れ上がった。 離婚したことで自宅の処遇にも困り、相談。

依頼内容・対応と結果

浪費が多く、かつ債務額も高額だったため、当初は個人再生で受任。
あわせて自宅の任意売却にも着手した。

しかし1年経っても売却できず、最終的には競売によって処分した。 また、うつ病が悪化して仕事をやめたので個人再生ができなくなり、やむなく破産へ変更。

結局、自営業者に転身したこともあって管財事件となった。 本人がかなり真面目な方で、書類もしっかり出していただけたことや、管財人の指示にも真摯に対応していただけたことで、浪費が大きかったものの免責を得ることができた。

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