【自己破産】男性恐怖症で入院中の方の自己破産のケース

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

解決事例
【自己破産】男性恐怖症で入院中の方の自己破産のケース

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  • 自己破産
  • 40代
  • 女性
  • 看護師

【借金の理由】生活費、住宅ローン

債務整理前
借金総額
1,700万円
月々返済額
12万円
借入社数
8社
借金の期間
13年
債務整理後
借金総額:0円月々返済額:0円
減額できた借金総額:1,700万円減額できた月々返済額:12万円

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

幼少期から叔父の虐待を受けており、それが原因で男性恐怖症になった。
成人後は看護師として働きながら自宅を購入。

数年後、拠り所であった叔母が亡くなったことをきっかけに体調を崩し、勤務先での人間関係のいざこざもあって精神疾患を発症し入院。
結局、看護師の仕事は辞めざるをえなかった。

収入が途絶え、借入で補う生活を繰り返していたが体調は悪くなるばかりで、返済の目途は全く立てられない状況となった。

依頼内容・対応と結果

とても働ける状況ではない以上、方針は自己破産にすんなり確定。

自宅は本人の希望もあり任意売却をすることとなった。 手続中も何度か入退院を繰り返し、一時期は外出禁止にまでなったが、少しずつできるところから進めていった。

結局、自宅は競売で処分され400万円ほど債務が残ったものの、破産手続自体は申立て後の補正事項もわずかであり、2か月ほどで同時廃止決定が出た。

特記事項

出身が高知県で、地元の地銀口座を持っていたため、その過去履歴の取得が必要だった。
本人が動けないので、体調がマシな時を待って取得してもらう等の対処が必要となり、そこが時間かかった要因のひとつ。

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