借り入れできない原因と対処法|審査落ちする場合の最終手段とは?

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

借金返済の知識
借り入れできない原因と対処法|審査落ちする場合の最終手段とは?

この記事は約 20 分で読めます。

「どうしてもお金が必要なのに借り入れできない!」

お金が必要なのにもかかわらず、借り入れできないとなると、どう対処したらお困りのことだと思います。

やむを得ず借り入れしたい場合は、原因に心当たりがないか探り、可能な限り対処することが大切です。

この記事では、借り入れできない6つの原因と対処法について解説いたします。

どうしても手元にお金が必要だという方はご参考にしてください。

既にあちこちで借金をしてしまい困っている方は、以下の記事も併せてチェックしましょう。

目次

1章 借り入れできない原因を直接知ることはできない

そもそも、どうして審査落ちしてしまったのか心当たりがないという方も少なくないでしょう。

しかし、審査落ちした貸金業者に原因を教えてもらうことはできません。

例え、明らかに「原因はこれだろう」という項目があったとしても、知ることはできないので注意しましょう。

あくまで自分自身で心当たりがないかを探って、審査が通るように対処していくしかありません。

2章 借り入れできない場合に考えられる6つの原因

借り入れできなかった場合は、自分自身で原因を突き止めることが重要です。

この章では、借り入れできない場合に考えられる6つの原因についてご紹介します。

また、クレジットカードが審査落ちする原因も似たような項目が挙げられます。こちらも併せて確認しておきましょう。

2-1 借り入れ先の申込基準を満たしていない

1つ目は、借り入れ先の申込基準を満たしていないケースです。

各貸金業者の借り入れができる申込基準に満たしていないことが原因で、借り入れが認められなかった可能性があります。

極端な例を挙げると10歳の子どもが借り入れを申し込んでも、審査を通してくれる会社は絶対にありません。それと同じで、借り入れしたくても何らかの条件に合わない場合があります。

例えば、よくあるケースとしては

  • 安定した定期収入があるか
  • 年収○万円以上あるか
  • 支払い能力のある連帯保証人をつけられるか

といった項目が挙げられます。

条件については、各貸金業者のサイトに記載してある場合もあるので、もう一度チェックしましょう。

2-2 借り入れ総額が年収の3分の1を超えている

2つ目は、借り入れ総額が年収の3分の1を超えているケースです。

年収の3分の1という数字は、法制度である「総量規制」に則って決められているため、他のところに行けばもっと借り入れができるというわけではないので注意しましょう。

総量規制がある理由としては、債務者の返済能力を超えた貸付から守るためです。

実際のところ、年収300万円の方が200万円の借金を背負うとなると、毎月の返済が大変なのは間違いありませんよね。

こういった、完済があまり現実的ではない金額を借り入れたようとした場合は断られてしまいます。

2-3 複数の貸金業者から借り入れをしている

3つ目は、複数の貸金業者から借り入れをしているケースです。

いわゆる「多重債務」状態になっている場合は、審査の段階で返済してくれる見込みが薄いと見なされて審査落ちする場合もあります。

特に、金融のプロから見ても完済できるのか怪しい金額にまで膨れ上がっていた場合は、まず借り入れを認めてくれる貸金業者はいないでしょう。

債務整理をする前提で借り入れをする方も中にはいるため、そういったリスクを防ぐためにも借り入れできないようにしています。

2-4 ブラックリストに載っている

4つ目は、ブラックリストに載っているケースです。

ブラックリストとは「事故・延滞情報」のことで、債務者が経済的に信用できない行動を取った場合に載ってしまいます。

ブラックリストに載る原因は、以下の項目が考えられます。

  • 返済遅延が続いている
  • 携帯電話料金の滞納が続いている
  • 債務整理をした
  • 短期間に多重申し込みをした
  • クレジットカードの現金化など禁止事項をした

もし、この中に当てはまるものがあれば借り入れできない原因と考えて良いでしょう。

また、ブラックリストは借り入れの審査に落ちた情報も記録されるため注意が必要です。

ブラックリストに載ってしまった以上「他社からなら借りられる」ということはないため、ブラックリストが消えるため大人しく申し込むのをストップしましょう。

ブラックリストの詳細は、以下の記事をご参考にしてください。

2-5 利用限度額に達している

5つ目は、借り入れの利用限度額に達しているケースです。

年収や支払いの実績などから、各貸金業者は利用限度額を設定しています。

利用限度額を設定する理由は、底なしで借り入れができてしまうと返済できずに破産者をつくってしまうからです。

特に、リボ払いやクレジットカード、キャッシングなどは総額を気にせずに使いまくる方が多いことから必ず利用限度額を設定しています。

利用限度額に達した時点で「これ以上借り入れしたら返済できませんよ」という合図です。

これ以上借金地獄にならないためにも、今一度借金の総額を見つめ直しましょう。

2-6 借金を延滞したままにしている

6つ目は、借金を延滞したままにしているケースです。

今ある借金が払えないからといって、借り入れをして何とかしようとする方によくあるケースです。

現状の借金すら払えていないのに、これ以上借金を重ねても払える見込みはどんどん薄くなることは明白です。貸金業者からしても、返済できずに借金ばかり膨らむようでは借り入れを許可するわけにはいきません。

また、借金の延滞は借り入れできないだけでなく、このまま放置しておくと一括請求や差し押さえまで状況が悪化してしまいます。

既に借金を延滞している方は、一刻も早く借金問題を解決するようにしましょう。

3章 借り入れできない場合に取るべき対処法

ここまで、借り入れできない原因を紹介しましたが、心当たりがある方は借り入れの審査に通過する確率を上げる必要があります。

ここからは、借り入れできない場合に取るべき対処法をご紹介します。

できそうな項目があれば、見直しをしてから申込に再チャレンジしましょう。

3-1 申込先の申込基準を見直す

延滞履歴もなく他に借金をしていないという方は、自分が申込基準に満たしているのかを見直してみましょう。

例えば、カードローンの会社によっては「20歳以上の申込」が審査基準に含まれています。例え就職していたとしても20歳未満である以上はそれだけで借り入れができなくなります。

また、派遣や個人事業主などの場合は「安定した収入」に含まれていないと見なされ審査落ちする可能性もあります。例え、返済能力があったとしても基準に満たない場合は借り入れすることができません。

引っかかる可能性がある項目があれば、別のカードローン会社に切り替えるなどで対応しましょう。

3-2 契約しているカードローン会社の登録情報を見直す

申込基準を満たしているのに審査落ちしてしまうという方は、カードローン会社に登録している情報を見直しましょう。

住所が変わっていたり新規契約などでスマホの番号が変わっていたことで、登録情報が違うと見なされ借り入れできなかった可能性があります。

特に、本人確認書類は更新しても登録情報は一度登録したらそれっきりなので、うっかり情報を更新し忘れるケースは少なくありません。

心当たりがないという方は、一度契約しているカードローン会社の登録情報を見直してみましょう。

3-3 借入希望額と自分の収入を見直す

次にチェックしたいのが、借入希望額と自分の収入を見直すことです。

2章でも解説した通り、年収の3分の1以上の借り入れは法律で禁止されています。

初めての借り入れだったとしても、そもそも自分の収入では返済が難しい額の場合は断られてしまいます。

他で既に借金をしている場合は、現状抱えている借金の総額がいくらになっているのか、申込した貸金業者ではいくら借りようとしていたのかをチェックしましょう。

審査基準となる信用情報機関では、各会社からいくら借りていくら返済できているのかをチェックすることができます。

他社の借金も把握できることから、現状の借金事情によっては借り入れできない可能性もあるので注意しましょう。

3-4 滞納している借金を返済する

滞納している借金があるにもかかわらず、借り入れをしようとしている方は滞納している借金を返済するようにしましょう。

借り入れの審査をする際、他の借金が膨れ上がっている状態が分かっていて借り入れをOKする貸金業者はまずいません。

今ある借金を返済して信用情報をつくってから借り入れの申込を行いましょう。

「そんなこと言われても借金の返済ができないから借り入れしたいんだ」という方は、そもそも借金をして解決できる状況ではない可能性が高いです。

何とか借り入れをするというよりも、債務整理を視野に入れて動くのをおすすめします。

債務整理については、6章で詳しく解説いたします。

3-5 ブラックリストに載っているか確認する

借金やクレジットカード、スマホなどの支払いを延滞したことがある方は、ブラックリストに載っているかどうかを確認しましょう。

各情報信用機関は「CIC」「JICC」「KSC」の3種類があり、ブラックリストに載っているかどうかは各情報信用機関に問い合わせる必要があります。

この各信用情報機関に自分の事故情報が載っていた場合は、ブラックリスト入りしているということになります。

ブラックリストの確認方法については、以下の記事をご参考にしてください。

4章 借り入れできない場合に絶対やってはいけないこと

「借り入れができないけれど何としてでもお金が欲しい」そんな藁をも掴む状態のときは、悪質な業者が嗅ぎつけて甘い誘惑が増えるので注意が必要です。

この章では、借り入れできない場合に絶対やってはいけないことを紹介します。

目先のお金が欲しいからと言って、つい手を伸ばしてしまうかもしれませんが、一度手を伸ばしてしまったら一生を棒に振ってしまう可能性さえあります。

誘惑があっても絶対に乗らないようにしましょう。

4-1 闇金に手を出す

1つ目は、闇金に手を出してしまうことです。

正規の消費者金融で審査落ちが続いてしまった以上は、債務整理をするか周りの人に支援をしてもらうかコツコツと借金を返すしか道はありません。

しかし、とにかく目先の引き落とされる借金を何とかしようと思い、つい闇金で借金をして返済に充てようとする方も少なくありません。

闇金は、法律に則って運営していない「ヤミ」の消費者金融のため、法外な利息を設定しています。

自分自身の激しい取り立てだけでなく、家族への嫌がらせ、更には連帯保証人を無理に付けさせて周りの人すら破産寸前まで追い込むケースも多いです。

通常の借金の返済すらままならない状態の上に、闇金の法外な利子が設定された借金なんて到底返済できるはずがありません。

一度借りたが最後、周りの人まで巻き込むことになるので絶対に闇金に手を出すのはやめましょう。

闇金の取り立ての手口については、以下の記事をご参考にしてください。

4-2 クレジットカードの現金化をする

2つ目は、クレジットカードの現金化をすることです。

クレジットカードは、手持ちに現金がない場合に「後払い制度」として商品を手に入れることができるサービスです。

クレジットカードの現金化は、この制度を利用してお金に換金できそうな商品(ブランド品や商品券、切符など)をクレジットカードで購入し、商品を売って現金を手に入れてお金をつくる行為です。

他にも、適当なガラクタを使って「商品を11万円で購入したら特典で10万円プレゼント!」などと謳って、表面上はガラクタの価格を装って特典として現金を送る現金化も横行しています。

このような、クレジットカードの現金化は本来の目的とは異なる行為のため、各クレジットカード会社で禁じられています。

発覚したら即強制解約の厳しい措置を取られ、信用情報にも載ってしまいます。絶対にやめましょう。

4-3 SNSや掲示板の個人融資を利用する

3つ目は、SNSや掲示板の個人融資を利用することです。

個人融資も闇金と同じく、法外な金利と厳しい取り立てで追い込んでいきます。

更に、SNSや掲示板といった顔の見えない相手だからこそ犯罪に加担させられる可能性があるのも注意したいポイントです。

例えば「10万円振り込んだら20万振り込みます」といって指定の口座に振り込ませて、知らないうちに第三者への押し貸しに加担してしまったというケースは最近問題となっています。

他にも、アダルトサイトに登録した報酬として融資を行なったり、商品を購入した特典として融資を行なったりと融資を条件に個人情報を抜き取る手口も見受けられます。

これだけ聞くと「こんな見え透いた詐欺なんかに騙されるわけがない」と思いますが、極限状態に追い込まれてしまったら判断能力が鈍ってしまうものです。

どんなにお金に困ったとして、顔の見えない相手の個人融資の利用は絶対にやめましょう。

5章 どうしてもお金を作りたいときの最終手段

どうしても今すぐにお金が必要な方は、貸金業者での借り入れ以外の方法を検討しましょう。

この章では、借り入れ以外にお金をつくる方法を紹介します。

「今すぐに何とかしたい」という緊急事態の方はご参考にしてください。

5-1 公的制度を利用する

生活費や学費が足りずに補填として借り入れを行なっている場合は、公的制度の利用を検討しましょう。

公的制度とは、生活費が足りない場合や養育費や学費が足りない場合などに利用できる制度のことです。

税金の支払いを一時的にストップできたり、年金の支払いを免除できたりと返済するための支援を受けることができます。

税金の支払いに追われていて支払いや生活がままならない場合は、状況が落ち着くまで止められないか相談しましょう。

具体的な公的制度・サポート制度については、以下の記事をご参考にしてください。

5-2 勤務先の従業員貸付制度を利用する

勤務先の福利厚生に従業員貸付制度があれば利用するのも手です。

従業員貸付制度とは、正社員を対象にした貸付制度のことで、消費者金融よりも安く借り入れすることができるのが特徴です。

支払いも、給料から天引きされるため滞納する心配がないのもメリットと言えます。

ただし、個人再生や自己破産を視野に入れるほど借金が膨れ上がっている場合は、利用するのはおすすめできません。

個人再生や自己破産では、全ての借金を対象として借金を減額・免除するため、会社のお金から捻出した貸付金も同様に減額・免除されます。

債務整理したことが100%バレてしまうので、今後も会社で働こうと思っているのであれば、今度居づらくなる可能性もあるでしょう。

最後の砦で利用しようと考えている方は、よく考えてから利用しましょう。

5-3 有担保ローンを利用する

大きい額の借り入れをしたいと考えている方は、有担保ローンを利用するのも方法の一つです。

有担保ローンとは、担保の提供が借り入れの条件となっているローンのことです。

無担保のローンと比較して、融資限度額が多いため通常なら審査落ちする額でも借りられる可能性があるのがメリットです。

当然、融資限度額が大きい分、年収や担保にするものなどの審査基準も厳しいため注意が必要です。

担保になるものは、家や車、土地や有価証券などお金になるものが一般的です。

もし担保になりそうなものがない場合は、連帯保証人をつけるケースもあります。

ただし、連帯保証人をつけるともし完済できずに債務整理を行なった場合、連帯保証人に全て支払い責任が移るため肩代わりする必要があります。

額によっては連帯保証人も破産させかねない状況になります。連帯保証人を付ける場合は相手とよく話し合ってから決めましょう。

5-4 フリマアプリやリサイクルショップで不用品を売る

健全な方法としては、フリマアプリやリサイクルショップで不用品を売る方法もあります。

近年のミニマリストや断捨離ブームもあって、自宅から出品できるフリマアプリが続々登場しています。

浪費が原因で借金を膨らませてしまった方は、衝動買いしてしまったものの使わない商品を売るのもおすすめです。

売る商品ジャンルの鑑定を得意としているリサイクルショップでも高価買取してくれるケースがあるので、見積もりをしてもらうのも良いでしょう。

5-5 日雇いバイトや副業で稼ぐ

もし時間に余裕があって副業がOKな会社であれば、日雇いバイトや副業をする手もあります。

日雇いバイトでは、内容によっては1日あたり1万円以上出る場合もあるので、休みの日などは登録するのもおすすめです。

引越しの軽作業や荷物の積み下ろしなどは、肉体労働な分日給も高めなので体力に自信がある方は狙い目です。ただし、事務所によっては髪色やネイルなどに規定がある場合もあるので注意が必要です。

仮に、週5勤務だったとして、土日のどちらかを日雇いバイトに充てるとしたら毎月4万円程度の副収入になります。

この収入と通常の給料を借金の返済に充てれば、完済の目処も立ってくるでしょう。

5-6 家族・親族からの借金

貸金業者や金融機関から借り入れすることが難しい場合は、家族や親族、知人などからお金を借りるのも選択肢のひとつです。
両親や兄弟姉妹などに事情を話して、お金を貸してもらえないか相談してみましょう。

ただし、家族や親族から借金をすることによって、自分がお金に困っていることやすでに借金をしていることがバレてしまうデメリットがあります。
また、家族や親族からお金を借りることに成功したとしても、信頼を失ってしまう可能性もあるのでご注意ください。

6章 借り入れできないほど借金があるなら債務整理も視野に

もし、どこからも借り入れができない状況に追い込まれている方は、債務整理を視野に入れましょう。

債務整理では、借金を減額したり免除したりと完済しやすくする手続きを行います。

債務整理の種類特徴
任意整理借金の利息や遅延損害金をカットする手続き
長期的に返済が続いている方におすすめ
個人再生借金の総額を大幅にカットする手続き
家や車などの財産を失わないのがメリット
借金の総額が膨れ上がっている方におすすめ
自己破産全ての借金を免除できる手続き
効力が強い分手続き中の生活も制限がかかる
支払い能力がなく完済の見込みがない方におすすめ

現状の借金額を見て、到底一人では解決できないと感じたら債務整理をご検討ください。

「どの債務整理が適切なのか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

6-1 任意整理

任意整理は、借金の利息や遅延損害金をカットして借金の元金を返済していく手続きです。

債務整理の中でも、最も手軽にできる方法で債権者と専門家の交渉のもとで和解を目指します。

借金を少額ずつしか返済できず、利息分しか返済できていない方や数十年単位で返済している方は有効的な方法と言えます。

任意整理の手続きの詳細は、以下の記事をご参考にしてください。

6-2 個人再生

個人再生は、借金の総額を大幅にカットし、残った分を返済していく手続きです。

任意整理とは異なり、裁判所で手続きを進めるため規模が大きく専門的な手続きになります。

そのため個人再生の手続きが終わるまでに時間がかかる点と、専門家に依頼しないと進めることができない点は覚えておきましょう。

個人再生では、借金を5分の1〜10分の1に減額できるので完済までの目処も立ちやすくなります。

しかし、原則3年で返済しなくてはいけないため、分割しても3年以内に完済が難しい場合は、自己破産も視野に入るため注意しましょう。

個人再生の手続きの詳細は、以下の記事をご参考にしてください。

6-3 自己破産

自己破産は、全ての借金を免除する手続きです。

例え借金が数千万単位であったとしても、手続きをすれば一切の支払い義務がなくなります。

借金の苦しみから解放され、新たなスタートを切ることができる手続きですが、効力が強い分審査が厳しく手続き中も生活に一部制限が生まれるデメリットもあります。

それでも、今後借金に苦しまなくて済むのは非常に大きいポイントと言えるでしょう。

もし自己破産を検討しているのであれば、担当の専門家や家族とよく話し合って後悔がないようにしましょう。

自己破産の手続きの詳細は、以下の記事をご参考にしてください。

7章 借り入れできなくなったら借り入れをやめるのも手

今回は、借り入れできない原因と対処法について解説いたしました。

貸金業者からの借り入れは、緊急性が高いお金やまとまったお金が欲しいときに有効的ですが、目先の問題をなんとかしようと思って借り入れを続けてしまうとあっという間に借金地獄へ陥ってしまいます。

借り入れを繰り返していて、遂に借り入れができなくなったという方は、お金を借り入れるのではなく現状の借金問題を解決するようにしましょう。

借金は膨れ上がれば上がるほど厳しく、状況が悪化してしまいます。

返済にお困りの方は、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください。

借金返済に関する記事を沢山公開していますので、合わせてご覧ください。

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よくあるご質問

借入できない原因とは?
借入できない原因は、主に下記の通りです。
・借り入れ先の申込基準を満たしていない
・借り入れ総額が年収の3分の1を超えている
・複数の貸金業者から借り入れをしている
・ブラックリストに載っている
・利用限度額に達している
・借金を延滞したままにしている
借入できない原因について詳しくはコチラ
借入できないときの対処法とは?
借入できないときの対処法は、下記の通りです。
・申込先の申込基準を見直す
・契約しているカードローン会社の登録情報を見直す
・借入希望額と自分の収入を見直す
・滞納している借金を返済する
・ブラックリストに載っているか確認する
借入できないときの対処法について詳しくはコチラ
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