競艇による借金は自己破産できる?自己破産するためにすべきこと

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

借金返済の知識
競艇による借金は自己破産できる?自己破産するためにすべきこと

この記事は約 19 分で読めます。

競艇(ボートレース)は、日本で広く行われている公営ギャンブルのひとつです。多くの人が競艇の魅力に引き込まれますが、一方で制御できないギャンブルは深刻な借金を生む原因ともなります。

ギャンブルによる借金は、免責不許可事由に該当するので自己破産は原則としてできません。ただし、債務整理のプロである司法書士や弁護士に相談すれば、個々の状況から、自己破産の可否の判断や、それ以外の債務整理の手段が見出せる場合もあります。

今回の記事では、競艇による借金が自己破産の対象となるのか、また自己破産を含む債務整理の選択肢とその過程についてくわしく見ていきましょう。そのうえでギャンブル依存症と闘い、健康的な財政状況を取り戻すための考え方もご紹介します。

1章 競艇が原因で借金をしてしまう理由

競艇(ボートレース)は日本国内で人気の高い、公営ギャンブルのひとつです。その裏で借金を抱えてしまう人々が後を絶たないのもまた事実です。この章では、競艇による借金問題の背景にある複数の要因を見ていきましょう。

1-1 1日に複数のレースが行われる

競艇では1日に多数のレースが開催され、これがギャンブルを重ねやすい環境を作り出しています。朝のモーニングレースから夜のナイトレースまで、賭ける機会が絶えません。​​

このレースの頻度の高さは、特にギャンブル依存症のリスクを高める要因といえるでしょう。利用者は連続して賭けることにより、一時的な損失を取り戻そうとする傾向にあります。​​

加えて、オンラインプラットフォームの普及により、いつでもどこでも賭けることが可能になりました。この手軽さが、計画的な賭けから衝動的な賭けへと、シフトさせる原因となっています。​​

1-2 朝から晩まで舟券を購入できる

競艇の舟券はオンラインで簡単に購入可能であり、これが朝から晩までギャンブルができる環境を提供しています。このアクセシビリティの高さが、過剰なギャンブル行動を促す一因です。​​

特に、賭けることの即時性と便利さは、ユーザーに連続して賭ける動機を与えます。舟券の購入がこのように簡単であるため、ユーザーは自己制御を失いやすくなりがちです。​​

さらに、賭ける行為が日常生活に溶け込むことで、ギャンブルのための資金を確保するために借金をする人が増えています。この連鎖は、借金問題をさらに悪化させることにつながりかねません。​​

1-3 的中率が低すぎない

競艇の的中率は他のギャンブルと比較して比較的高く、これが更なる賭けへの誘引となっています。的中する確率が高いと感じることで、継続して賭けるモチベーションを高めるからです。​​

しかし、この的中率の高さが逆に、大きな損失を負う原因にもなります。少額の勝ちが続くと欲が出てしまい、より大きな額の勝利を求めて無理な賭けに出ることが多くなる傾向です。

この過信が、さらなる借金を重ねるリスクを高めることになり、借金問題を深刻化させることにつながります。的中率が比較的高いという、ギャンブルとしてのハードルの低さによって、深みにはまりやすいといえるでしょう。

1-4 掛け金の上限がない

競艇における掛け金には上限が設定されておらず、これが大きな損失を生む一因となっています。無制限に賭けることができるため、一度に大量の借金を抱え込むリスクは否めません。​​

特に、負けが込んだ際に「一発逆転」を狙って過大な賭けに出るケースが多く見られます。このような行為は、借金の返済がさらに困難になることを意味するものです。​​

また、高額な賭けによって一時的に大きな利益を得ることができたとしても、それが継続的な利益につながるわけではありません。結果的に、借金を返済するために再び、ギャンブルに手を出す悪循環に陥りがちです。​​

競艇などのギャンブルによる借金問題でお困りのみなさんは、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!

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2章 競艇が原因の借金は自己破産できない?

競艇やその他のギャンブルによる借金で苦しんでいる人は、自己破産を検討することがあります。しかし、自己破産と免責不許可事由に関する正しい理解が必要です。この章では競艇などのギャンブルによる借金と自己破産の関係について見ていきましょう。

2-1 競艇などギャンブルによる借金は免責不許可事由に該当する

自己破産に関係する言葉である免責不許可事由とは、裁判所から借金の免除が認められないケースを指します。ギャンブルによる借金は、原則として「賭博」にあたり、免責不許可事由に該当する可能性があるわけです​​。

免責不許可事由とは、財産の隠匿や不当な借入など、破産手続きの直前や期間中に取られた不正な行動を指しています。免責不許可事由には、不当な破産財団価値減少行為や不当な債務負担行為などの11のケースがあります。

これらは破産法252条で定められており、ギャンブルで借金を作った場合にも該当することがあります。それによって裁判所が、免責を認めないという判断を下すことがあるわけです​​。

しかし、借金の返済に真剣に取り組み、改善努力を見せることで、個別の事情を考慮され、裁量免責により自己破産が認められる可能性があります。その裁量免責について、次項で見ていきましょう。

なお、ギャンブルによる借金で「自己破産」を検討する場合の参考情報について、以下の記事でくわしく取り上げています。ぜひ、そちらも参考にご覧ください。

2-2 裁量免責により自己破産が認められる可能性がある

裁量免責制度とは、免責不許可事由に該当しても、裁判所が破産者の態度や改善努力を考慮して免責を認めることができる制度です。それによってギャンブルで借金を作った人でも、自己破産が可能になる場合があります​​。

裁量免責を受けるためには、ギャンブル依存症の治療に取り組む、ギャンブルをやめるなどの努力が必要です。それを裁判所に伝える具体的な手段としては、たとえば家計簿の報告や反省文の提出などです​​。

これらの努力は、自己破産手続きにおいて好意的に評価される要素となるでしょう​​。裁判所は、破産手続き開始の経緯やその他すべての事情を考慮して免責を許可するかどうかを判断します。そのため、借金返済への真摯な取り組みや生活態度などが重要視されるのです。

特にギャンブル依存症の治療を受けている場合や、ギャンブルを完全にやめた証拠がある場合は、裁判所による免責の可能性が高まります​​。裁量免責の適用は、あくまでも個々の破産者がどれだけ自己改善に努めているかによって左右されるものです。

ギャンブルでの借金でも、過去の行動を改め、未来に向けて正しいステップを踏み出すことが、自己破産という再スタートを切るための鍵となります​​。ギャンブル依存症に陥りやすい人は、競艇を含むギャンブルを控え、自制心を持つことが大切です。

必要であれば、医療機関での相談や自助グループへの参加も有効な対策となります​​。

なお、ギャンブルによる借金で「個人再生」を検討する場合の参考情報について、以下の記事でくわしく取り上げています。ぜひ、そちらも参考にご覧ください。

ギャンブルによる借金問題で自己破産などの債務整理を検討しているみなさんは、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!

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3章 競艇による借金の自己破産をするなら専門家に相談しよう

競艇による借金で苦しんでいる人は、自己破産を含む債務整理を検討することがあります。しかし、この手続きは複雑であり、専門知識を持つ司法書士などの専門家に相談することが最適な方法です。

競艇やその他のギャンブルで生じた借金に対して、債務整理の選択肢はいくつかあります。自己破産以外にも、任意整理や個人再生などがあり、各手続きには独自のメリットとデメリットがつきものです。

専門家のアドバイスを受けて、自身の状況に最も合った方法を選択するのが賢明でしょう。

債務整理では債権者との交渉を行い、利息の減額や返済計画の変更を目指します。この過程で、借金の総額や返済負担を軽減させることも可能です​​。

なお、自己破産とはどういうものかや、メリットおよびデメリット、手続きおよびその流れや事例などについては以下の記事でくわしく解説しています。ぜひ、参考にご覧ください。

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4章 競艇による借金の自己破産を認めてもらうためにすべきこと

自己破産を検討している人の中には、競艇などのギャンブルで膨れ上がった借金が返せなくなって苦しんでいる人も少なくありません。自己破産を成功させ、新たな人生をスタートさせるためには、破産手続きに際して以下の3つを必ずすべきです。

  • 嘘をつかない
  • 手続には誠実に対応する
  • 手続開始後はギャンブルを一切しない

この章ではこれらの、「競艇による借金の自己破産を認めてもらうためにすべきこと」をくわしく見ていきましょう。

4-1 嘘をつかない

自己破産の手続きにおいては、嘘をつかずに正直にすべてを申告することが重要です。嘘や隠し事があると、免責不許可事由に該当する可能性が高まります。

財産の隠匿や収入の過少報告は、裁判所に信用を失うことにつながるでしょう。正直な申告を行うことでこそ、裁判所からの信頼を得ることができます。

また、債務整理のプロセスでは、すべての債権者名簿を提出する必要があり、情報の隠匿や虚偽の情報提供を行うと問題が複雑化するでしょう。債権者一覧の正確な提出は、スムーズな手続きのために不可欠です​​。

借入理由や借入金額、使途に関しても正確に説明する必要があります。不正確な情報は、後の手続きにおいて不利益をもたらす可能性があるため、徹底して嘘をつかない姿勢が必要です​​​​。

4-2 手続には誠実に対応する

自己破産の手続きにおいては、誠実に対応することが求められます。手続きに関する書類の準備や提出は、迅速かつ正確に行うことが必要です。

裁判所や破産管財人からの質問には、正直かつ詳細に回答しなければなりません。調査協力義務違反行為は、免責不許可の理由となりえます​​。

手続きの進行中は、弁護士や裁判所の指示に従うことが重要です。指示に従わない行動は、手続きに悪影響を及ぼす可能性があります。

債務整理のプロセスは、時には時間がかかることもあるでしょう。そのため、長期にわたるプロセスに対しても、忍耐強く対応することが必要です。

4-3 手続開始後はギャンブルを一切しない

自己破産手続き開始後は、不必要な支出を避けることが重要です。とりわけギャンブルは、やすやすと借金をさらに増やす原因となり、自己破産手続きにおいても不利な評価を受ける要因となります。

手続き開始後の行動は、裁判所によって評価されるため、ギャンブル行為を完全に止めることで、自己破産の免責を得るための誠実な態度を示せるでしょう。ギャンブル依存症の治療を受けることも、このプロセスで有効な対策となりえます​​。

また、手続き中にギャンブルを行わないことは、裁判所に対して財政状況の改善に真剣に取り組んでいることを示す証となるものです。それによって、免責決定を受ける可能性が高まります​​。

ギャンブルを行わない生活を維持するためには、ギャンブルの誘惑から距離を置くことが必要です。たとえばギャンブルを行う友人との接触を避ける、オンラインでのギャンブルアカウントを解約するなどの対策が考えられます​​​​。

競艇を含むギャンブルによる借金問題を抱え、債務整理を検討しているみなさんは、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!

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5章 自己破産が難しい場合は他の債務整理を検討する

自己破産は重い借金の負担から解放される最終手段ですが、すべての人に適しているわけではありません。自己破産以外にも、借金問題を解決するための複数の方法が存在し、それぞれの方法は個々の状況に応じたメリットと適用条件があります。

この章では、自己破産以外の選択肢である任意整理、個人再生、特定調停について解説します​​。

5-1 任意整理

任意整理の概要として、債権者との交渉により将来の利息をカットし、元金のみを分割払いする方法です。この手段は裁判所を介さずに済むため、比較的手続きが簡単で、プライバシーが保護されやすいというメリットがあります​​。

任意整理は、周囲に知られずに債務整理を行いたい人や、保証人の負担を軽減したい人に向いています。ただし、元金は減額されず、完済までの期間中は新たな借入が難しくなる点に注意が必要です​​。

債務整理の中でも、任意整理は利用者数が最も多く、手軽さが特徴です。しかし、借金の減額幅が他の方法に比べて小さく、一定の収入がなければ実施が難しい場合もあります​​。

任意整理とはどういうものかや、任意整理が持つメリットとデメリット、事例に関して、以下の記事でくわしく解説しています。ぜひ、そちらも参考にしてください。

借金問題を抱え、任意整理を検討しているみなさんは、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!

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5-2 個人再生

個人再生は、裁判所を通じて手続きを行い、借金を大幅に減額できる方法です。特に、住宅ローンが残っているが住宅を手放したくない人に適しています​​。

個人再生を行うことで、借金を原則5分の1から10分の1まで減額できるため、返済が楽になります。ただし、この手続きには一定の収入が必要であり、裁判所の手続きが必要になります​​。

個人再生のメリットとしては、住宅ローン特則を利用して自宅を守りながら債務整理ができる点です。しかし、手続きが複雑で、費用や時間がかかるデメリットがあります​​。

個人再生では、借金の理由が問われないため、浪費やギャンブルが原因であっても手続きが可能です。また、資格や職業に制限がないのも大きなメリットです​​。

しかし、ブラックリストに載ること、すべての債務が対象となり保証人への影響、官報に掲載されることなどのデメリットも考慮する必要があります。

個人再生とはどういうものかや、個人再生が持つメリットとデメリット、事例などに関しては以下の記事でくわしく解説しています。ぜひ、そちらも参考にしてください。

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5-3 特定調停

特定調停は、裁判所を介した手続きで、主に将来の利息をカットして毎月の返済額を減少させる方法です。この手続きは、法律の専門家に費用を支払う余裕がない人や、比較的小規模な借金問題を抱える人に適しています​​。

特定調停では、裁判所が介在して債務者と債権者の間の交渉を進めるため、公正な債務整理が期待できます。しかし、主に利息のカットに限定され、元金の減額は期待できない点がデメリットです​​。

手続きは裁判所を通じて行われるため、任意整理と比較してやや複雑であり、一定の時間と手間がかかります。しかし、手続きが低コストで済む場合が多いため、経済的負担が少ない点がメリットです。

特定調停を利用することで、債務者は一定期間内に借金を返済する計画を立て、裁判所の監督のもとで債務整理を進めることができます。この過程で、債務者は返済計画に基づいて安定した返済を行うことが求められます​​。

特定調停の適用を受けるには、借金の種類や状況が特定の条件に合致することが必要です。たとえば、消費者金融からの借入れやクレジットカードの負債など、特定調停の対象となる借金には制限があります。

上記3つに自己破産を加えた比較表を載せておきますので、検討する際の参考にしてください。

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種類特徴メリットデメリット
任意整理債権者と直接交渉して、将来の利息をカットし、残りを分割返済する方法借金の総額が減額され、月々の返済額が軽減される交渉が難航する可能性がある
個人再生裁判所の許可を得て、借金を減額し、残りを3年で分割返済する方法借金の総額が大幅に減額される財産が多いと返済額が増える
自己破産裁判所の許可を得て、借金を免除してもらう方法借金の返済義務がなくなる官報に掲載され、主立った財産を失う
特定調停簡易裁判所の仲介のもと、債権者と話し合いをして、月々の返済額を抑える方法任意整理と似た効果が期待できる裁判所の仲介が必要であるため、手続きが煩雑になる

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6章 競艇による借金の自己破産が認められた後にすべきこと

自己破産を経て、借金問題が解決された後も、競艇を含むギャンブルによる再びの借金を防ぐためには、生活習慣の見直しや心構えが必要です。ギャンブル依存症の克服、経済生活の再建、そして健全な娯楽の享受方法の模索が重要となります。

競艇による借金によって自己破産した場合に、生活を再建するためにすべきこととして、以下の3つが挙げられます。

  • 競艇をやめる
  • 無理のない範囲で遊ぶ
  • ギャンブル依存症なら治療する

個別に見ていきましょう。

6-1 競艇をやめる

自己破産を決意した時点から、ギャンブル依存症が原因であれば、一切のギャンブルを止めることが重要です。ギャンブルをやめることで、再び同じ問題に陥るリスクを避け、健全な生活を取り戻す第一歩となります​​。

破産管財人の業務に協力し、反省文を提出することで、自己反省の態度を示すことが重要です。これは裁判所に対する信頼性を高め、将来の経済生活の再建に向けた真摯な姿勢を示すに欠かせません。

家計の見直しを行い、経済的な再生に向けた努力をすることも重要です。具体的には、無駄遣いを減らし、収入と支出のバランスを改善することで、安定した経済基盤を築くことが求められます​​。

ギャンブルの誘惑に負けないためには、ギャンブル以外に熱中できる趣味や活動を見つけることが有益です。それによって精神的な充実感を得られ、ギャンブルへの依存から脱却する手助けとなるでしょう。

6-2 無理のない範囲で遊ぶ

競艇を含むギャンブルはもちろん、それ以外にも自己コントロールを強化し、無理のない範囲での遊びを心がけることが大切です。たとえば、「一定の(小遣いの)範囲内でのみ楽しむ」といったルールを設けることなどが役立ちます​​。

家族や友人との約束を優先させ、ギャンブルに向かわないように意識することが重要です。社会的な関係を大切にし、ギャンブルに依存することなく、健全な生活を営むことを心がけましょう​​。

財布に最低限の現金しか持ち歩かないなど、ギャンブルへのアクセス制限の手段を考えることも、再発防止につながります。それによってギャンブルへの衝動を抑制し、財政的な安定を維持できます。

経済的再生に向けての具体的なプランを立て、長期的な視点でベテ家計管理を行うことも重要です。目標を設定し、それに向かってコツコツと努力を重ねることで、ギャンブルに対する依存心を減らし、健全な生活を取り戻すことができます​​。

6-3 ギャンブル依存症なら治療する

ギャンブル依存症に陥っている場合の克服には、まず病気だと認識し、専門の病院やクリニックで治療を受けることが有効です。入院治療を含むさまざまな治療プログラムを通じて、ギャンブル断ちが可能になり、生活の改善が期待できます。

新たな趣味や興味を見つけることも、ギャンブル依存症の克服に役立ちます。ギャンブル以外の活動に熱中することで、ギャンブルへの依存から脱却し、心の充実感を得ることができます​​。

財布には最低限の現金のみを持ち歩き、ギャンブルの誘惑に強く立ち向かうことが重要です。日常生活での小さな変更が、大きな変化を生み出し、ギャンブル依存症の克服につながります​​。

心理カウンセラーといった専門家に相談することも、ギャンブル依存症からの回復を助ける有効なステップです。プロフェッショナルのサポートを得ることで、問題を正しく理解し、効果的な解決策を見つけることができます​​​​​​​​。

なお、ギャンブル依存症と借金問題について、以下の記事でくわしく取り上げています。ぜひ、そちらも参考にごらんください。

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まとめ

競艇による借金は、自己破産や他の債務整理手続きを通じて解決可能ですが、その過程には専門家の助言が必要とされます。ギャンブル依存症であれば、その治療と借金の解決は並行して行われるべきです。

自己破産を選択する際は、その後の生活においてもギャンブルを避けるよう努める必要があります。最終的には、競艇を含むギャンブルから距離を置くことが、借金からの解放と健全な財政状態の回復への鍵となります。

ギャンブルによって抱えた借金問題を抱え、債務整理などによる解決を検討しているみなさんは、ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!

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よくあるご質問

競艇はなぜやばい?
競艇が原因で借金をしてしまう原因は、主に下記の通りです。

・1日に複数のレースが行われる
・朝から晩まで舟券を購入できる
・的中率が低すぎない
掛け金の上限がない/dd>
借金はいくらからやばい?
借金がやばいかどうかの一つの目安は、借入総額が年収の3分の1を超えているかどうかです。 年収の3分の1を超える借金は、返済能力を上回ってしまい返済が難しくなると言われています。
借金がいくらからやばいかについて詳しくはコチラ
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