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- 最も家族にバレにくい債務整理の方法は任意整理
- 個人再生と自己破産は家族に家族にバレるリスクが非常に高い
- 実家暮らしで債務整理を行うメリット
実家暮らしの方が借金をしていて一番避けたい事態は、家族に借金がバレることではないでしょうか。
順調に返済できている場合にはそう問題になることはないでしょうが、延滞してしまうと督促の電話や郵送物が届くため、家族にバレる可能性は非常に高くなります。
返済がままならないという状態に加えて、家族にバレたくないという二重の心配事を抱えるのは、精神的に大きなストレスとなってしまうでしょう。
実家暮らしの方が、家族にバレにくい方法で借金問題を解決するためには、専門家へ相談するのが一番の近道です。
ここでは、実家暮らしの方が借金問題を専門家に相談するメリットや、どのような場合に家族にバレたり迷惑がかかったりするのかということについて解説していきます。
目次 ▼
1章 実家暮らしの方の借金問題は専門家に相談するとバレにくい
実家に住んでいる場合に家族にバレないように借金問題を解決するためには、返済が辛いと思った段階で弁護士や司法書士などの専門家に相談し債務整理を行うことが重要です。
専門家に債務整理の依頼をすると、受任通知が専門家から債権者に送付されます。
受任通知とは、専門家が依頼人の代理人になったことを相手方に通知する文書のことで、受任通知を受け取った時点で、債権者は代理人となった専門家としかやり取りができなくなってしまうからです。
そのため、借金をしている本人が督促されたり郵送物を自宅に送付されたりしなくなるので、借金問題を抱えていることが家族にバレにくくなります。
実家暮らしの場合に債務整理を行う際には、どの方法で行うかを決める・手続きを進める・手続き終了後という3つの段階がありますが、はっきり言ってしまうとどの段階であっても家族にバレるリスクはゼロではありません。
専門家は、「借金問題を解決する」と「家族にバレる危険を最小限に抑える」という2つの課題をクリアするために、借金をしている人の現在の状況を正確に把握し、慎重かつ的確に債務整理の手続きを行ってくれます。
そのため、実家暮らしの方が家族にバレずに債務整理を行い借金問題を解決するためには、専門家への相談は欠かせません。
また、専門家に債務整理の手続きを依頼すると、ここまで解説してきたこと以外にも、以下のようなメリットがあります。
- 一番メリットが多い方法で債務整理ができる
- 煩雑な手続きを自分で行う必要がない
- 借金問題の解決までのスピードが速い
- 最もバレにくい方法で債務整理を行える
このように、専門家に借金問題の解決を依頼することで多くのメリットを享受できるので、ためらわずに早い段階で専門家へ相談しましょう。
2章 実家暮らしで家族にバレにくい債務整理の方法は任意整理
実家暮らしで債務整理を行う場合、一番家族にバレるリスクが低い方法は任意整理です。
任意整理とは、裁判所を通さず債権者と将来利息や遅延損害金のカットなど、返済条件の変更を債権者と直接交渉する手続きです。
複数の借入先がある場合、どの相手を任意整理の対象として交渉するかは自分で選択できます。
そのため、もし実家の家族からも借金している場合であっても、家族をその対象から外してしまえば債務整理を行ったことを知られる可能性は非常に低くなります。
ただし任意整理を選択した場合でも、家族にバレるリスクが完全にゼロになるわけではないため注意が必要です。
3章 実家暮らしで家族にバレやすいのは個人再生と自己破産
個人再生や自己破産を行った場合、世帯全体の家計簿の作成や同居する家族全員分の収入証明書が必要になります。
そのため家族の協力を得ないと、この2つの方法で債務整理を行うことは不可能です。
このような理由から、個人再生や自己破産を行う場合には家族にバレる可能性が非常に高いと言えます。
ただし、実家に住んでいても家族と完全に生計を別にしているのであれば、家族の収入に関する資料の提出はほとんどの場合必要ありません。
とはいえその可能性がゼロであるとは言い切れないため、個人再生や自己破産をする前に専門家に確認しておくことが重要です。
自己破産をした場合には、本人が所有する一定以上の価値がある財産が処分され、債権者に配当されます。
貴金属やバイク、車なども価値によっては処分の対象となるため、それらが実家からなくなることにより家族にバレてしまうでしょう。
4章 実家暮らしで自己破産を行うとどんな場合に家族に迷惑がかかる?
実家暮らしで自己破産を行っても、金銭的な迷惑が家族に及ぶことはあまりありません。
自己破産はあくまで本人のみの問題なので、処分される財産も本人名義の物だけです。
しかしこの章で解説する3つのケースに当てはまる場合には、家族に迷惑がかかってしまいます。
ここでは、自己破産することによって家族に迷惑がかかる3つのケースについて解説していきます。
4-1 家族が連帯保証人になっている場合
実家で同居している家族が借金の連帯保証人になっている場合には、本人が自己破産すると債権者からその家族に請求が行くことになり、その際にはほとんどの場合残債の一括返済が求められます。
連帯保証人は法的に債務者本人と同じ返済義務があるため、返済を免れることはできません。
借金が高額であるなどの理由で一括返済できない場合には、連帯保証人になっている家族もまた債務整理を行う必要が出てきます。
4-2 同居している家や共有している車が自分名義の場合
自己破産した場合には、本人名義の一定以上の価値がある財産が処分され、債権者へ配当されます。
実家の土地・建物や家族と共有している車の名義が自己破産する本人になっている場合には、それらの財産が処分されてしまうため、住まいや車を失うことで家族に迷惑をかけてしまいます。
4-3 自分名義の家族カードを実家の家族が使っている場合
自己破産すると、その時点から7年間はブラックリスト入りしてしまうため、クレジットカードが使えなくなったり新たにローンを組んだりすることができなくなってしまいます。
もし実家の家族が利用している家族カードの主契約者が自己破産する本人になっている場合、利用できなくなってしまいます。
5章 実家暮らしで債務整理をするメリット
債務整理のうち任意整理と個人再生を行っても、その後減額された残債を返済していく必要があります。
この2つの方法で債務整理を行う場合には安定した収入が必要になりますが、この場合実家暮らしという条件は大きなメリットになります。
その理由は、実家に住んでいれば衣食住に関して家族からのサポートを受けられる可能性が非常に高いためです。
サポートを受けた分を任意整理や個人再生を行った後の返済に充てることができるのが、実家で債務整理をする際の大きなメリットであると言えます。
6章 家族にバレずに借金問題を解決するためには一人暮らしを始めて専門家へ相談するのがベスト
借金問題解決のために債務整理を行いたいものの、実家に住んでいるため家族にバレたり迷惑を掛けたりしたくないという理由から、実行に移すのをためらう方が多いのが現状です。
実家を出て一人暮らしを始めてから債務整理を行えば、家族にバレたり迷惑を掛けたりするリスクを低く抑えられます。
一人暮らしになれば、債務整理をする際に家族の収入や家計の収支を証明する必要もなくなるので、家族にバレる可能性も非常に低くなります。
しかし、やはり借金問題を解決するための一番の近道は、借金問題の解決を得意とする専門家に相談することです。
グリーン司法書士法人は債務問題に関する豊富な経験と実績を持っているため、個人個人の状況に応じたベストな借金問題の解決法を提案します。
初回の相談は無料でメールや電話での相談にも対応しているため、気軽に相談することができます。
相談するタイミングが早ければ早いほど借金問題解決のために取れる選択肢が多くなるため、返済が難しくなりそうだと思ったときにはすぐに当法人にご相談ください。
そうすれば、最もメリットが多い方法で借金問題を解決できます。
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