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- ヤミ金は法定金利を大幅に超える金利で貸付して返済を要求するのが特徴
- ヤミ金を利用してしまったら早めに弁護士に相談する必要がある
- ヤミ金の借金は返済義務がないので返済しなくてよい
- ヤミ金の借金が債務整理では解決しないので注意が必要
近年、SNSを通したヤミ金業者が増加しており、ヤミ金がどんどん身近なものになっています。
お金欲しさでついヤミ金から借りてしまったものの、激しい取り立てや法外な利息に苦しめられ「ヤミ金が嫌がることをして取り立てをやめてもらおう」と考える方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ヤミ金が嫌がることはどのような状況であるかを解説します。また、ヤミ金で借りてしまった場合の正しい対処法も紹介するので、まずは冷静に状況を把握して何をすべきか確認しましょう。
目次 ▼
1章 ヤミ金は貸金業の登録をしていない違法業者
ヤミ金とは、貸金業の登録をしないでお金の貸付をしている違法業者です。
日本で貸金業者をする場合は、財務局か都道府県知事のいずれかに貸金業の登録申請をして貸金業法のもとで運営をします。一方で、ヤミ金は貸金業法を無視して運営しているため、法定金利を大幅に超える金利で貸付して返済を要求するのが特徴です。
また、返済が滞ると、執拗な取り立てや嫌がらせをしてくるヤミ金業者もいます。ヤミ金から借りたお金は返済義務がないと法律で認められていますが、精神的に疲弊して返済する方も少なくありません。
ヤミ金は自分だけではなく、家族や周りの人まで長期的に苦しめられるので、お金に困っていてもヤミ金に連絡をするのは絶対にやめましょう。
もし、既にヤミ金を利用してしまった場合、自力で問題を解決するのが難しいです。借金を無理に返済しようとせず、借金問題やヤミ金問題に詳しい弁護士に早めに相談して、一緒に進めていくのがよいでしょう。
2章 ヤミ金が嫌がること6選
ヤミ金は、貸金業法を無視して運営しているからこそ、利用者にされたら嫌なことも多いです。ヤミ金が嫌がる行動を知ることで、被害を抑えることができる可能性があります。
では、ヤミ金が嫌がることを6つに分けて解説します。どのような行動が効果的であるか確認して、闇金の弱点を見つけましょう。
2-1 利用者に借り逃げされる
ヤミ金は、法外な高金利で貸付をして利益を得ています。そのため、利用者が借り逃げすると、ヤミ金にとって大きな損失です。
ヤミ金からの借入は法律上無効であり、返済義務がないため、借り逃げが成立しやすい側面があります。ただし、借り逃げをすると嫌がらせや報復行為をされるリスクが高いため実際にはやらないほうがよいでしょう。
2-2 利用者と連絡が取れなくなる
ヤミ金は、違法な取り立て行為や高圧的な連絡をして返済を強要します。
そのため、利用者が電話番号を変更したり、住所を特定されないようにしたりして連絡手段を絶つと、取り立てができずに大きなダメージとなるでしょう。
2-3 ヤミ金業者の銀行口座が凍結になる
ヤミ金は、貸付金の回収や利息を銀行口座で受け取っているので、口座が凍結されると資金の流れが止まり、営業が難しくなります。
銀行口座の凍結は、警察や弁護士に違法取引の可能性を報告することで実現します。ヤミ金の資金源を断つことで、被害を減らし業者の活動を停止させることができるでしょう。
2-4 ヤミ金業者の携帯電話が使えなくなる
ヤミ金は、携帯電話を主な連絡手段として使用しています。そのため、携帯番号の不正利用が見つかり利用停止されると、業者は連絡手段を失うため営業が難しくなります。
携帯電話を使って取り立てをしたり新たな顧客の勧誘をしているので、ヤミ金にとって大きな痛手となるでしょう。ただし、第三者の名義貸しなどでダミーの携帯電話を複数持っている可能性が高いため、携帯電話が使えなくなっても安心はできません。
2-5 ネットで悪行が広まる
インターネット上でヤミ金の違法行為や被害内容が拡散されると、検索結果で悪評が目立つようになり、ヤミ金は新たなターゲットを見つけにくくなります。
また、手口や業者名が拡散されることで警察や弁護士がヤミ金を摘発しやすくなるのもメリットです。ただし、インターネットへの投稿は名誉毀損と捉えられるリスクもあるため注意しましょう。
2-6 利用者が弁護士に相談する
弁護士は、ヤミ金の違法行為に対して法的な対応を取ることができるため、ヤミ金にとって非常に不利な状況になります。
また、違法行為があった場合は警察に報告される可能性があるので、警察から逃げるために取り立てを諦めることも多いです。
弁護士が介入することで、利用者がヤミ金と連絡を取らなくてよくなるのも安心できるでしょう。
3章 ヤミ金が嫌がることをした方がよいとは限らない
ここまで、ヤミ金が嫌がることを紹介しましたが、必ずしもヤミ金が嫌がることをするのが効果的とは限りません。なぜなら、不用意に相手を刺激すると、嫌がらせや報復のリスクが高まる可能性があるためです。
また、ヤミ金に嫌がらせをしたせいで、かえって自分が悪くなるケースもあります。トラブルを防ぐためにも慎重な行動を取りましょう。
3-1 借り逃げが目的でお金を借りると詐欺になる
ヤミ金が違法業者であっても、借りた時点で債務が発生していることに変わりはありません。
最初から借り逃げを目的としてお金を借りる行為は詐欺罪に該当する可能性があり、法律で罰せられるため注意が必要です。返済の義務がなくても詐欺行為とみなされるので、最初から借りないようにしましょう。
3-2 個人情報が特定されて激しい取り立てに遭う可能性がある
ヤミ金で借りたお金が返済できないと、利用者に対して執拗な取り立てや嫌がらせをしてくる可能性があります。ヤミ金業者は、正規の貸金業者のように信用情報を確認して審査ができないため、代わりに身分証明書や顔写真などの個人情報の提出を要求する場合が多いです。
また、いざとなれば嫌がらせができるように、勤務先の情報や実感などの家族の情報を要求するケースもあります。
もし、携帯番号や住所、職場の情報などが既に知られている場合、借りたお金を踏み倒すことで取り立てがエスカレートし、インターネット上で個人情報がばら撒かれてしまう恐れもあります。
また、利用者が女性の場合は裸の写真や動画を要求して、脅しの材料として使うケースも増えてきており、将来的に苦しむことになるので絶対にやってはいけません。
3-3 家族や友人が取り立てられる可能性がある
利用者がヤミ金への連絡を絶ったり返済を拒否したりした場合、代わりに家族や友人に肩代わりをさせようと執拗な取り立てを行うことがあります。特に、身分証明証と同時に緊急連絡先として家族や友人の連絡先を聞き出そうとするケースは注意が必要です。
ヤミ金で借りることによって、周囲に迷惑がかかり人間関係トラブルになる可能性があります。
3-4 勤務先にヤミ金業者が取り立てにくる可能性がある
借り逃げをしたり連絡を絶ったりすると、利用者に圧力をかける目的で職場に直接訪問し、支払いを迫る行為をする可能性があります。
職場に迷惑がかかるだけではなく、ヤミ金業者と関係を持ってしまったことがバレてしまうので信用を失ってしまう恐れがあるでしょう。職場の人間関係に悪影響を及ぼさないためにも、職場の連絡先や住所を教えるのは絶対に避けなければいけません。
4章 ヤミ金で借りてしまったときの正しい対処法
ヤミ金でお金を借りてしまった場合、自分だけの力で解決するのは非常に難しいです。ヤミ金問題を解決するためには、弁護士や警察などの専門機関に相談して確実に進めていきましょう。
ここからは、ヤミ金で借りてしまったときの正しい対処法を解説します。激しい取り立てがあった場合でも、焦らず適切な方法でヤミ金との関係を断ちましょう。
4-1 まずは弁護士に相談する
ヤミ金問題は自力では解決できないため、まずは弁護士に相談しましょう。弁護士に相談することで、法的に返済義務がないことを確認して、取り立てを止めてもらうための手続きを進めていきます。
弁護士はヤミ金業者に対して通知をして、利用者に直接連絡することを禁止させるため、精神的な負担を軽減できるのもメリットです。
4-2 着信拒否をしない
ヤミ金からの取り立て電話はしつこく不快ですが、着信拒否をしてしまうと、業者が連絡を取れない代わりに、家族や職場などの第三者に嫌がらせや取り立てをする可能性があります。
そのため、自分からは着信拒否をしないで、弁護士に相談してから適切な指示をもらうのがよいでしょう。まずは、専門家の助けを借りて解決を目指すことが大切です。
4-3 被害が出ている場合は警察に被害届を出す
ヤミ金からの激しい取り立てや嫌がらせなどの被害が出ている場合は、警察に被害届を出すのも有効です。基本的にヤミ金問題は民事不介入になりますが、暴力行為や器物損壊、脅迫などがあった場合は警察の協力を得られる可能性があります。
被害届を出すときは、ヤミ金とのやり取りの記録や契約書、取り立ての内容などを可能な限り詳しく準備するようにしましょう。
4-4 ヤミ金に返済をしない
ヤミ金は、法律で禁止されている高金利の貸付をしている違法業者であり、契約は法律上無効です。そのため、ヤミ金に返済する義務はありません。
一度返済をしてしまうと、違法な利息を払い続けることになり、業者の活動を助長することにもなります。ただし、今後の激しい取り立てを防ぐためにも、早めに弁護士に相談するようにしましょう。
5章 ヤミ金業者に個人で交渉することはできる?
ヤミ金業者に個人で交渉することは理論的には可能ですが、非常に危険なので絶対にやってはいけません。
ヤミ金は違法業者であり、法律を無視した高圧的な取り立てや嫌がらせをするため、個人で交渉しようとすると危害を加えられるリスクがあります。また、交渉が思うように進まず、逆に要求がエスカレートする可能性も考えられるでしょう。
近年では、ヤミ金とのやり取りがインターネット中心になったこともあり、特定のサイトやSNSで個人情報や顔写真を晒して脅しをする業者も増えてきています。
ヤミ金問題は自分だけで解決するのは難しいため、弁護士など法律の専門家に依頼しましょう。ヤミ金業者との交渉や取り立ての停止など、法律に則って手続きを進めてくれるので解決できる可能性があります。
5-1 犯罪行為に加担させられるケースもある
返済ができないと分かると、ヤミ金業者は交渉材料として利用者に違法行為をさせようとするケースがあります。
近年、闇バイトが社会問題となっていますが、ヤミ金業者から闇バイトを斡旋されて不正な取引に関与させられるトラブルも少なくありません。例えば、返済の代わりに口座を売却させたり携帯電話の名義貸しを依頼されたりする行為が挙げられます。
犯罪行為に直接関与していなくても、利用者自身が犯罪を助長した行為とみなされ、刑事責任を問われるため絶対に誘いに乗ってはいけません。
6章 ヤミ金の借金は債務整理では解決しない
ヤミ金は、正規の貸金業者ではないため契約自体が無効とされています。契約が無効となった後に、もとの状態に戻す「原状回復義務」もありません。
しかし、返済義務がないとはいえ、このまま踏み倒すのは取り立てや嫌がらせのリスクを考えると現実的ではないでしょう。ヤミ金の借金は、弁護士に依頼して法的な対応で進めるしかありません。
弁護士が介入することで、すぐに撤退するケースもありますが、なかには弁護士にも高圧的な態度を取って話し合いが泥沼化するケースも多いです。
そのため、弁護士に依頼しても必ずしも解決するとは限りません。今後一生ヤミ金に怯えながら生活することになりかねないため、最初から絶対にヤミ金に手を出さないようにしましょう。
6-1 ヤミ金の借金はブラックリストに登録されない
ブラックリストとは、信用情報機関に借金の滞納や債務整理などの事故・延滞情報が登録状態のことです。
ブラックリストに登録されると、一定期間新たな借入が難しくなる状態になりますが、ヤミ金は信用情報機関に登録していないため、借入や返済状況がブラックリストに影響することはありません。
つまり、ヤミ金の借金に関しては、延滞しても信用情報に傷がつくことはないのでご安心ください。
ただし、ヤミ金からの取り立てや嫌がらせなどのリスクは別問題であるため、早めに弁護士に相談して法的に解決するようにしましょう。
7章 ヤミ金でお金を借りるのは絶対にNG!ベストは関わりを持たないこと
この記事では、ヤミ金が嫌がることや借りてしまった場合の対処法を解説しました。ヤミ金が嫌がる行動を知ることも大切ですが、最善策はそもそもヤミ金と関わりを持たないのがベストです。
ヤミ金と一度でも関わってしまったら、法外な利息や激しい取り立ての被害を受けたり個人情報の流出に怯えたりと大きなストレスになるでしょう。
どうしてもお金が必要になった場合は、お住まいの市区町村の窓口へ相談したり、銀行など比較的低金利の金融機関でお金を借りたりと正規の借入先を選ぶのがおすすめです。
この記事を参考に、ヤミ金に対する適切な知識と対策を取って安心できる生活を守りましょう。
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