クレジットカード生活をやめたい!メリットややめる方法について

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

借金返済の知識
クレジットカード生活をやめたい!メリットややめる方法について

この記事は約 19 分で読めます。

クレジットカードは便利な決済手段として広く普及しています。しかし、その便利さがゆえに支出の管理を失い、多額の借金に陥るリスクもはらんでいるのは否めません。

クレジットカードの使用を控えることは、財務の健全性を取り戻す第一歩となるでしょう。具体的なメリットややめる方法を知ることで、賢明な消費者行動に繋がるでしょう。

今回の記事ではクレジットカード生活をやめたいと考えている人向けに、やめることのメリットと具体的な方法を解説します。無理なくクレジットカードから離れるための、実践的アドバイスとして参考にしてください。

1章 クレジットカード生活をやめるメリット

クレジットカード生活をやめると、家計の支出が平均10%から20%減少するというデータもあり、不必要な衝動買いや計画外の支出を防ぐ効果もあるといわれています。クレジットカードの便利さに頼りすぎることなく、経済的な自立と賢明な決断を促進できるといえるでしょう。

また、クレジットカード生活をやめたいことの理由が、そもそも自力返済が難しくなっているのであれば、債務整理について司法書士・弁護士に相談することも視野に入れるのが賢明です。

クレジットカード生活をやめる大きなメリットは、主に以下の2つです。

  • 支出の管理がしやすくなる
  • 無駄遣いしにくくなる

ここではこれらのメリットについて、掘り下げて見ていきましょう。

1-1 支出の管理がしやすくなる

クレジットカードを使わない生活では、使える金額に上限があるため、想定以上の出費をする心配がありません。自分がいくら使えるのかが明確にわかると、支出の管理を意識するようになります。

現金での消費は、支出の度に物理的なお金の動きが伴うため、消費者はどれだけの金額を使っているかをリアルタイムで把握しやすいものです。毎月の生活費を現金で用意し、その範囲内でのみ支出を行うことで、予算超過を防げるでしょう。

ちなみに、現金決済とクレジット決済を比較したJCCA(日本クレジット協会)のこのような調査結果があります。

  • クレジットカード決済による購買単価は、現金決済に比べて、全業種平均で1.6倍
  • 特に「食べ物」では3.3倍
  • 「カード利用不可の場合どうする?」の問いに約半数が「見送り」や「現金で払える範囲の購入」と回答

出典:調査・研究結果|JCCA 日本クレジット協会

この現金決済とクレジット決済のギャップは、現金の使用による、「不必要な衝動買いや計画外の支出を防ぐ効果」によるものと考えてよいでしょう。

現金生活は、支出の優先順位をあらためて考える機会を提供します。具体的には、必要なものとそうでないものを区別し、より重要な支出にお金を費やす判断が可能です。

なお、クレジットカードの請求額が支払えなくなった場合や、支払いが遅れる場合の対処法については、以下の記事でくわしく取り上げています。ぜひ、参考にご覧ください。

1-2 無駄遣いしにくくなる

クレジットカードを使用すると、金銭感覚が鈍ることがあり、無計画な消費に繋がりがちです。現金払いでは、支払いがリアルタイムで行われるため、使った金額に対する実感が強く、無駄遣いを抑えられます。

クレジットカードのポイント還元やキャッシュバックへの期待が、消費者を無駄遣いに導くこともあるでしょう。現金生活に切り替えることで、短期的な便利さやポイント還元の魅力に引き寄せられる心理から脱却し、長期的な視点での金銭管理が可能になります。

財布の中に現金のみを持ち歩くことで、出費を計画的に管理し、必要な支出に限定することが容易になるでしょう。この方法は、金銭の出入りを具体的に把握し、無駄遣いを減らすのに役立ちます。

現金での支払いは、購入時の心理的な抑止力となるでしょう。実際にお金を手放す行為は、その価値と交換している物の重要性を考え直させ、不要な購入を控えさせる効果があります。

このように、クレジットカード生活をやめることには、支出管理の容易さや無駄遣いの防止など、多くのメリットがあるわけです。現金のみの取引に切り替えることで、自身の財政状況をより正確に把握し、経済的自立を目指せます。

なお、クレジットカードの使いすぎによる借金問題を抱えて、自力返済が難しくなりお困りのみなさんは、新たに借入をしないで解決する方法を検討しましょう。

ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!当司法書士法人では借金問題に関する個々のケースに応じた解決方法をご提案し、その実行をサポートできます。

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2章 クレジットカード生活をやめるデメリット

クレジットカードは現代社会において、使い方次第では非常に便利な支払い手段で、その利用をやめることにはいくつかのデメリットも否めません。主なデメリットを挙げると、以下のとおりです。

  • 支払いに時間がかかる
  • 小銭が増えてしまう
  • 大きな買い物をする際に現金を持ち歩く必要がある
  • ネットショッピングの支払い方法がかぎられてしまう

ここではこれらのデメリットの内容を確認し、クレジットカード生活をやめる際に考慮すべき、参考としましょう。

2-1 支払いに時間がかかる

取引の処理速度という面では、クレジットカードはタッチ決済やコンタクトレス決済が可能であり、決済が迅速に行われます。一方で、現金やデビットカードの使用は、お金を数えて取り出す作業やお釣りの受け取り、暗証番号の入力など、クレジットカードより手間がかかりがちです。

これらの手順は、支払いにかかる時間を長くする可能性があります。かぎられた休憩時間などの急いでいる忙しい時間帯において、支払いに時間がかかるのはストレスも溜まりデメリットとなるでしょう。

2-2 小銭が増えてしまう

クレジットカード生活から現金生活に移行すると、小銭を使う機会が増えます。特に日常的な買い物では、その都度必要な紙幣と小銭を財布から取り出すのが手間と感じるでしょう。

そのうえお釣りで小銭が増えて、財布の中がごちゃごちゃしやすくなり、財布の重さも増します。これは、たとえば混雑したレジで小銭を探す際に、後ろに並んでいる人を待たせてしまう原因にもなります。

2-3 大きな買い物をする際に現金を持ち歩く必要がある

クレジットカードの利用は、特に高額な買い物において大きなメリットがあります。また、分割払いやリボ払いの選択肢により、すぐに大金を用意できない場合でもクレジットカードによって支払いが可能です。

しかし、クレジットカード生活をやめた場合、基本的には買い物に現金の準備が必要となります。電子マネーを使う場合でも、クレジットカードからのオートチャージを使わない場合は、あらかじめ現金のチャージが必要です。

これは、一括での支払いが求められる大きな買い物において、大金を用意しなければならない難しさや、高額の現金を持ち歩くリスクを伴います。

また現金支払いは、海外旅行における消費において、クレジットカードならば、海外でもおおむね安全に大小の支出を管理できるメリットがあります。紛失や盗難の際には速やかにカード会社に連絡し、不正使用を防ぐことが可能です。

しかし現金払いが基本では、大変不便かつ不安であり、盗難や紛失のリスクが大きな懸念となるでしょう。

2-4 ネットショッピングの支払い方法がかぎられてしまう

クレジットカードなしでのネットショッピングでは、支払い方法が限定されます。国際ブランドのVisa、Mastercard、JCBといったデビットカードは、ネットショッピングでも使えますが、J-Debitのような日本独自のデビットカードは基本的に利用できません。

携帯キャリア決済はクレジットカード以外に、ネットショッピングにおいての選択肢のひとつですが、ECサイトによって利用できるキャリア決済は異なるので、必ず使えるわけではありません。

なお、代引きやコンビニ払い、電子マネーの一部は、ネットショッピングでの支払い方法として利用できます。

なお、クレジットカードの使いすぎで支払いが厳しくなり、家計の改善が難しくなってお悩みのみなさんは、決して借金をしないで解決する方法を検討しましょう。

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3章 クレジットカード生活をやめるか検討すべき人の特徴

クレジットカードは便利な決済手段ですが、その利用には注意が必要です。不用意な使用は懐事情に状態に悪影響を与える可能性があります。

クレジットカードの仕組みを十分に理解せず、自己管理が苦手な人は、クレジットカードの使用を見直すべきかもしれません。クレジットカード生活を見直すべき人の、具体的な特徴を挙げると以下のとおりです。

  • 給料以上にクレジットカードを使ってしまう人
  • リボ払いを利用してしまう人
  • クレジットカードの利用額を把握していない人

それぞれを見ていきましょう。

3-1 給料以上にクレジットカードを使ってしまう人

クレジットカードの便利さやポイント還元の魅力により、気づかぬうちに給料以上に使ってしまう人がいます。ポイントを目当てにして、不要なものまで購入してしまう傾向があるため、支出が増え、返済に苦労することになりがちです。

現金払いではATMからお金をおろし、その範囲内でのみ使うことで、自然と使い過ぎを抑えることができます。しかし、クレジットカードでは軽さゆえに、無意識のうちに多額の支出につながる場合があります。

クレジットカードの使いすぎは、個人の信用情報にも影響しかねません。クレジットカードの請求の未払いが続くと、ブラックリスト入りしてクレジットカードが使えなくなり、ほかのローンの利用にも制限がかかってしまいます。

3-2 リボ払いを利用してしまう人

リボ払いを利用すると、毎月の支払い金額が一定になるため、予算管理がしやすいと感じるかもしれません。しかし、リボ払いは長期間にわたる支払いと高額な手数料(年率15〜18%)が伴うため、結果的に多くのコストがかかることになります。

リボ払いを頻繁に利用すると、支払いの終わりが見えにくく、金銭感覚が麻痺しやすくなりがちです。特に高額な買い物をした場合、手数料が積み重なり、本来の商品価格よりもはるかに多くの支払いをすることになりかねません。

リボ払いの利用が増えると、月々の支払い金額も増加し、家計に大きな負担を与えることになります。さらに、残高が多いほど返済期間が長くなり、支払い総額も大幅に増加するため、無計画な利用は避けるべきです。

クレジットカード会社のサイトがよく提供している、リボ払いのシミュレーションを活用し、具体的な支払い計画を立てることが重要です。必要なときにのみリボ払いを選択することで、無駄な手数料を減らし、家計の負担を軽減できます。

リボ払いの仕組みを正しく理解し、自分の経済状況に合った利用を心がけることが大切です。

3-3 クレジットカードの利用額を把握していない人

クレジットカードの利用額を把握していない人は、無意識のうちに支出が膨らみがちです。買い物の際に、紙幣や小銭を自分の手で数えて、レジで手渡すことがないので、多く使っていても時間が薄くなりがだからです。

気がつけば利用限度額いっぱいまで使っていることも多く、しばらくはクレジットも使えなくなり不便を感じるでしょう。そして請求の引き落としをクリアすると、またすぐに利用額いっぱいまで使ってしまう悪循環に陥る人もいます。

なお、クレジット生活から借金問題も起こって、家計のやりくりができなくなってお困りのみなさんは、決して新たな借入をしないで解決する方法を検討しましょう。

ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!当司法書士法人では借金問題に関する個々のケースに応じた解決方法をご提案し、その実行をサポートできます。

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4章 クレジットカード生活をやめる方法

クレジットカード生活をやめたいと考える人は多いです。しかし、その実現にはいくつかの具体的なステップが必要となります。クレジットカードに頼らない生活へ移行するための主な方法は、以下のとおりです。

  • クレジットカードの枚数を減らす・解約する
  • 家計簿をつける習慣を作る
  • 固定費の支出を見直す
  • 現金などクレジットカード以外の決済方法を利用する

個別に見ていきましょう。

4-1 クレジットカードの枚数を減らす・解約する

クレジットカードの枚数を減らすことや解約することには、さまざまなメリットがあります。多くのクレジットカードを持つことで発生するデメリットは、年会費の負担増加、支払い日の管理が難しくなること、ポイントの分散、盗難・紛失のリスク増加などです。

これらのデメリットを避けるため、クレジットカードの整理・解約が推奨されます。クレジットカードを整理する際、高い年会費の支払いがあるがほとんど利用していないステータスカードや、ポイント還元率が低く利用頻度の低いカードは解約の有力候補です。

年会費無料、またはポイント還元率が高いカード、国内外の旅行傷害保険を付帯するカードは残す価値があります。

クレジットカードの整理には、メインカードとサブカードを明確にし、使い分けるのが有効です。メインカードは高いポイント還元率のカード、サブカードは年会費が無料で、特定の店舗やサービスで利用するカードを選ぶとよいでしょう。

クレジットカードの整理や解約は、財務状況を見直し、より賢明な消費者になるための一歩です。適切なカード数を保持し、それぞれのカードを有効に使うことで、より管理しやすくなり、リスクを低減できます。

4-2 家計簿をつける習慣を作る

家計簿をつける最大の目的は、家計の状況を正確に把握し、無駄遣いを防ぐことにあります。目標や目的を明確にすることで、家計簿をつけ続けるモチベーションを維持しやすくなるでしょう。

自分に合っている、家計簿用のツールを選択することが重要です。紙の家計簿、家計簿アプリ、エクセルなどがあり、本人の使いやすい形式で記録を続けることが、習慣化への第一歩となります。

家計簿を習慣化するためには、費目を細かくしすぎず、無理に収支を合わせようとしないことも大切です。簡単に続けられるような仕組みを作り、楽しく感じられるような工夫をするとよいでしょう。

クレジットカードの利用明細を家計簿代わりに活用する方法もありますが、家計簿を続けることで、より詳細な家計の把握と管理が可能になります。家計を把握することで心配事が減り、安心できる生活が送れるようになるでしょう。

家計簿をつけることは、単に数字を追う行為ではなく、家計管理の質を向上させるための大切なステップです。自分に合った方法を見つけ、楽しみながら続けることができれば、家計簿はもはや面倒な義務ではなく、生活を豊かにする有益なツールに変わります。

4-3 固定費の支出を見直す

固定費を見直すことは、家計の中で最も効果的な節約方法のひとつです。特に水道光熱費や住宅ローン、家賃などの大きな固定費を見直すことで、毎月の支出を大幅に削減できる可能性があります。

たとえば電力会社を切り替えるだけで、電気代を節約できる場合があります。また、住宅ローンの借り換えを検討することで金利を下げ、月々の返済額を抑えることも可能です。

自動車関連費用も見直しの対象となります。マイカーローンの返済額やガソリン代、自動車保険料などを節約することで、固定費を大幅に減らすことが可能です。

さらに、家計簿をつけて家計の「見える化」を行い、固定費と変動費を明確にすることが大切です。この作業を通じて、どの固定費が削減可能かを特定し、具体的な節約策を立てることができます。

これらを実践することで、クレジットカード生活をやめるための固定費の支出を見直し、家計の健全化につなげることができます。

なお、家計の見直し方法と支出を抑える方法については、以下の記事でもくわしく取り上げています。ぜひ、参考にしてください。

4-4 現金などクレジットカード以外の決済方法を利用する

クレジットカード以外の決済方法は、現金払いと電子マネー決済、QRコード決済(バーコード決済)、デビットカード決済などです。とりわけ一部のキャッシュレス決済は、利用者にとってポイント活用の楽しみや会計時のスピーディーな支払い完了などのメリットがあります。

電子マネー決済は、ICカードやアプリに事前に現金をチャージして使用する前払い方式です。主要な電子マネーにはSuica、PASMO、楽天Edy、WAON、nanacoなどがあり、これらは公共交通機関や多くの小売店で広く利用されています。

QRコード決済は、スマートフォンのアプリを使用してQRコードやバーコードをスキャンすることで支払いを行う方式です。

デビットカード決済は、支払いと同時に銀行口座から直接引き落としされる即時払いの方式です。デビットカードはクレジットカードと異なり、リアルタイムでの支出管理が容易になります。

これらの決済方法を利用することで、クレジットカードに依存しない支払い環境を構築できます。クレジットカードの利用による過剰な消費を防ぎたい方や、支出の管理をより厳格に行いたい方にとって有効な手段です。

決済方法の選択にあたっては、自身のライフスタイルや支出パターンに合った方法を選ぶことが重要です。以下の表に、クレジットカード以外の主な決済方法とその特徴をまとめました。

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決済方法主な決済手段支払い方式特徴
電子マネー決済Suica、PASMO、楽天Edy、WAON、nanaco前払い公共交通機関や小売店で広く利用される
QRコード決済PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、au PAY前払いまたは直接引き落としスマホアプリで簡単に支払い、ポイント還元が魅力
口座振替(デビットカード)決済各種銀行口座からの直接引き落とし即時払い(リアルタイムペイ)支出管理が容易、即時に口座から引き落とし

5章 クレジットカードをやめるときの注意点

クレジットカードの利用をやめたいと考えている方は、解約する前にいくつか重要なポイントを把握しておく必要があります。解約手続きを進める前に、これらの注意点をしっかりと理解し、準備を整えることで、スムーズにクレジットカードの利用を終了させることが可能です。

5-1 クレジットカード解約後も支払いは続く

クレジットカードを解約する際には、未払いの支払いが残っていないか、確認することが重要です。特に、リボ払いや分割払い、ボーナス払いの残高が残っていないかをチェックしましょう。

解約後も、解約時点までに発生したクレジットカードの利用に対する支払いは続きます。解約後の支払いについては多くの場合、自動引き落としが継続されるため、口座残高には十分注意してください。

クレジットカードを解約する前に、すべての継続的な支払い契約(例:携帯電話料金、インターネット料金、公共料金など)を確認し、必要に応じて他の支払い方法に変更する手続きが必要です。

解約後も請求が続く可能性があるため、特にサブスクリプションサービスやオンラインストアでの支払い方法は念入りに確認しましょう。

なお、締めの関係でクレジットカード解約後も2ヶ月程度は支払いが続くことを理解しておく必要があります。この期間は、カード会社や利用したサービスによって変わることがあるため、解約前には必ずカード会社ごとに確認しましょう。

5-2 クレジットカードの利用をやめると生活できなくなる恐れがある

クレジットカードの利用を辞めると、前月までのクレジットの請求と日々の生活費が同時に必要となるので、給料で賄えない場合は生活できなくなる恐れがあります。

消費者金融で借りてやり過ごしても、結局翌月は元金の全額でないにせよ、その返済と生活費が同時にかかてくるので、根本的な解決とはなりがたいです。

クレジットカードの利用をやめる際の解決方法は、主に3つあります。

  1. 徐々に利用を減らして、給料の残りを徐々に増やしていってからやめる
  2. 一旦リボに変えてすこしずつクレジットの残金を支払い、消えた時点でやめる
  3. クレジット請求の、引き落とし前のタイミングで債務整理をする

1と2は、クレジットカードの利用をすぐにはやめず、月々の支払いを減らして現金生活を浸透させてからやめる考え方です。

3は、法律に則って債務を整理する方法で、クレジットの請求額が引き落とされる前に実行することで、給料がまるごと残った、多少なりとも余裕を持った状態で、債務整理に入る考え方です。

ただし、1は家計の改善中にクレジットカードの利用停止があると厳しいです。2はリボ払いの高い手数料によって、残高が思いの外増えている可能性が高いといえるでしょう。

3の、給料をそのまま残しての債務整理であれば、新たな借入をしないで家計の立て直しが進めていけます。

なお、クレジット生活からぬけだしたくても、なかなか目処が立たずにお悩みのみなさんは、それ以上借金をしないで解決する方法を検討しましょう。

ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!当司法書士法人では借金問題に関する個々のケースに応じた解決方法をご提案し、その実行をサポートできます。

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まとめ

クレジットカードの生活をやめる際には、解約手続きを進める前に、解約によって得られるメリットと失われるメリットを考え合わせ、自身のライフスタイルや将来計画にとって最適な決断を下すことが大事です。

いざクレジットカードを解約する際には、未払いの支払いの確認や継続的な支払い契約の見直し、継続的な支払いの変更の手配など、複数の事前準備を必要とします。これらの準備を怠ると、解約後に思わぬトラブルや不便を経験する可能性があるので要注意です。

また、クレジットカードのポイントや付帯サービスが失効する前に利用状況を確認し、可能なかぎり使えるものは有効利用してから解約しましょう。

クレジットカードの解約は、単にカードを使わないという選択だけではなく、家計管理の観点からも大きな一歩です。しかしながら、一時的な解決策に過ぎない場合もあります。

そのため、解約を検討する際には、自分自身の支出パターンや金銭管理のスキルを見直し、必要であれば専門家のアドバイスを求めることも有効な手段となります。

クレジットカード生活から脱却したくてお悩みのみなさんは、借金を増やさないで解決する方法を検討しましょう。

ぜひグリーン司法書士法人にお気軽にご相談ください!当司法書士法人では借金問題に関する個々のケースに応じた解決方法をご提案し、その実行をサポートできます。

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よくあるご質問

クレジットカード生活をやめる方法は?クレジットカード生活をやめる方法は?
クレジットカード生活をやめる方法は、下記の通りです。

・クレジットカードの枚数を減らす・解約する
・家計簿をつける習慣を作る
・固定費の支出を見直す
・現金などクレジットカード以外の決済方法を利用する
クレジットカードをやめるデメリットは?
クレジットカード生活をやめるデメリットは、下記の通りです。

・支払いに時間がかかる
・小銭が増えてしまう
・大きな買い物をする際に現金を持ち歩く必要がある
・ネットショッピングの支払い方法がかぎられてしまう
  • LINEで送る

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