カードローンの追加融資ができない理由とは?お金を工面する方法も紹介

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 登録番号第10262380号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

借金返済の知識
カードローンの追加融資ができない理由とは?お金を工面する方法も紹介

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 この記事を読んでわかること
  • カードローンの追加融資ができない主な理由
  • カードローンの追加融資を受けられない場合にお金を工面する方法
  • 追加の借入が難しくてもやってはいけないこと

カードローンは、利用限度額の範囲内であれば、必要な時に追加で借入ができる便利なサービスです。しかし、「これまで借りられていたのに、急に追加融資ができなくなった」「申込み画面でエラーが出る」といった経験をする方も少なくありません。

カードローンの追加融資を受けられないのは、利用限度額や返済状況、信用情報など様々な要因が考えられます。理由を把握しないまま、別のカードローンに申し込んだり、無理に資金を工面しようとしたりすると、状況を悪化させてしまう恐れがあります。

本記事では、カードローンの追加融資ができない主な理由を整理したうえで、借入ができない場合にお金を工面する方法、さらにやってはいけない行動について解説します。

1章 カードローンは利用限度額まで手軽に借入ができる

カードローンは、あらかじめ設定された利用限度額の範囲内であれば、必要な時に追加で借入ができる仕組みです。契約時の審査に通過していれば、その後は新たな申込みや審査を行わず、ATMやアプリなどから手軽に借入ができるのが特徴です。

例えば、利用限度額が20万円に設定されているカードローンで、現在の借入残高が10万円の場合、残りの10万円まで追加融資を受けられます。また、5万円を返済すると借入残高は5万円となり、再び15万円まで借入が可能になります。このように、返済が進めば、その分だけ追加融資を受けられる仕組みです。

2章 カードローンの追加融資ができない主な理由

カードローンは、利用限度額に余裕があれば追加で借入ができる仕組みです。しかし、以下のような理由がある場合、追加借入ができません。

  • 限度額いっぱいまで利用している
  • カードローンの返済を滞納している
  • 信用情報に事故情報が記録されている

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

2-1 限度額いっぱいまで利用している

カードローンは、「利用限度額-現在の借入残高」の範囲内でしか追加融資を受けられません。利用限度額いっぱいまで利用していれば、追加で借入ができない仕組みになっています。

例えば、利用限度額が20万円のカードローンで、現在の借入残高が20万円の場合は、追加で借入をする余地はありません。そのため、追加融資を希望する場合は、まず現在の借入残高と利用限度額を確認し、借入可能額に余裕があるかを把握することが重要です。

2-2 カードローンの返済を滞納している

カードローンの返済を滞納している場合、追加融資は受けられません。利用限度額に余裕があったとしても、返済が遅れている状態では、新たな借入は制限されるのが一般的です。そのため、追加融資を受けたければ、まず滞納している返済を解消する必要があります。

2-3 信用情報に事故情報が記録されている

カードローンの追加融資ができない理由として、信用情報に問題が生じているケースが挙げられます。カードローン会社は、契約時の審査だけでなく、利用中も定期的に信用情報を確認する途上与信を実施しています。

途上与信では、現在利用しているカードローンの返済状況に加え、他社の借入状況やクレジットカードの利用・返済状況なども確認されます。そのため、他社で長期間の返済滞納があったり、債務整理を行っていたりすると、信用情報に事故情報が記録され、カードローン会社からの評価が下がるケースがあります。

このような場合、利用限度額に余裕があり、現在のカードローンを滞納していなくても、途上与信の結果によって追加融資が制限されるでしょう。

3章 カードローンの追加融資を受けられない場合にお金を工面する方法

カードローンの追加融資が受けられないからといって、すぐに行き詰まるわけではありません。状況に応じて、正規の方法で資金を工面できるケースもあります。ここでは、カードローンの追加借入が難しい場合に検討すべき資金調達方法を紹介します。

3-1 利用限度額の増額申請を行う

カードローンの追加融資が受けられない場合でも、返済を順調に続けており、利用限度額いっぱいまで借りているだけなら、利用限度額の増額申請を行いましょう。増額が認められれば、引き上げ後の限度額の範囲内で、追加融資を受けられる可能性があります。

例えば、もともとの利用限度額が30万円で、すでに30万円を借りている場合は、追加融資を受けることはできません。しかし、増額申請を行って利用限度額が50万円に引き上げられれば、20万円まで追加で借入が可能になります。

ただし、増額申請では改めて審査が行われ、収入状況や借入状況、返済履歴、信用情報などが確認されます。そのため、返済を滞納している場合や、信用情報に問題がある場合は、増額が認められる可能性は低いでしょう。

また、貸金業者のカードローンには、総量規制が適用される点にも注意が必要です。総量規制とは、貸金業者に対して、利用者の年収の3分の1を超える貸付けを原則として禁止するルールです。これにより、カードローンの返済を順調に続けていても、他社借入を含めた借入総額が年収の3分の1に近い場合は、利用限度額の増額や追加融資は認められないでしょう。

3-2 他のカードローンやクレジットカードのキャッシングを利用する

現在利用しているカードローンで追加融資が受けられなくても、他のカードローンやクレジットカードのキャッシングなら利用できる場合があります。特に契約済みのカードローンやクレジットカードがあれば、利用枠の範囲内なら審査なしで借入が可能です。

ただし、借入先が増えることで返済管理が複雑になったり、毎月の返済額や利息負担が増えたりします。すでに返済が厳しい状況にある場合は、借金を重ねることで状況がさらに悪化してしまいます。そのため、他の借入枠を利用するのは、返済に十分な余裕がある場合に限定するのが望ましいでしょう。

3-3 複数のカードローンを利用しているならおまとめローンに切り替える 

複数のカードローンやキャッシングを利用している場合、おまとめローンに切り替えることで返済総額を軽減できる可能性があります。おまとめローンとは、複数の借入を一本化し、返済先をまとめるためのローンです。

おまとめローンを利用すれば、返済日や返済先が一つになり、返済管理がしやすくなります。また、借入先を一本化することで、1社あたりの借入額が大きくなり、金利が見直されやすくなる点も特徴です。

複数のカードローンを高金利で利用している場合には、現在よりも低い金利が適用され、利息負担を抑えられる可能性があります。一方で、おまとめローンも新たなローン契約となるため、審査が行われる点には注意が必要です。

3-4 固定費を見直す

カードローンの追加融資が受けられない場合、固定費の見直しも有効です。固定費は毎月継続して発生する支出のため、一度見直すことで、その後の家計負担を継続的に軽減できます。

例えば、公共料金や通信費、保険料、サブスクリプションサービスなどは、契約内容を見直すことで支出を抑えられます。これらを調整することで、毎月の支出に余裕が生まれ、追加で借入をしなくても対応できる場合もあります。

一時的な節約とは異なり、固定費の見直しは長期的な効果が期待できる点が特徴です。借入を増やす前に、まずは家計全体を見直し、削減できる支出がないか確認してみると良いでしょう。

3-5 日払いアルバイトや不用品売却で収入を得る

すぐに現金が必要な場合は、日払いアルバイトや不用品の売却によって資金を得ることが可能です。スキマ時間を活用できるスキマバイトアプリを利用すれば、短時間の仕事でも当日または早期に報酬を受け取れます。

また、フードデリバリーなどの仕事であれば、自分の都合に合わせて稼働しやすく、比較的早く収入を得られる点が特徴です。急な支払いがある場合の一時的な対処法として検討しやすいでしょう。併せて、自宅にある家電や衣類、趣味用品などをフリマアプリや買取サービスで売却すれば、借入を増やさずに現金を確保できます。

4章 カードローンの追加融資を受けられなくてもやってはいけないこと

カードローンの追加融資が受けられない状況では、焦りから誤った行動を取ってしまう場合があります。しかし、選択を誤ると借金問題がさらに深刻化し、どうにもならない状況に陥るかもしれません。そうならないためにも、ここから紹介するカードローンの追加融資を受けられない場合にやってはいけないことについて知っておきましょう。

4-1 短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込む

追加融資を受けられない状況でも、短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込むのは危険です。なぜなら、申込みの履歴は信用情報機関に記録され、金融機関の審査に影響を与えるためです。

短期間に申込みが集中すると、「資金繰りに困っている」「返済能力に不安がある」と判断されやすくなり、審査に不利に働きます。その結果、いわゆる申込みブラックの状態になり、どの金融機関からも借りられない状況に陥る恐れがあります。

特に、追加融資が受けられない原因が信用情報にある場合、申込みを重ねても状況は改善しません。資金が必要な場合でも、焦って申込みを繰り返すのではなく、現在の借入状況や返済計画を整理し、別の対処法を検討することが重要です。

4-2 闇金業者を利用する

正規の金融機関から借入ができない状況であっても、闇金業者の利用は避けましょう。なぜなら、闇金業者は貸金業の登録を受けておらず、法律を無視した違法な貸付けを行うためです。

闇金業者は、「審査なし」「誰でも借りられる」「即日融資可能」などの甘い言葉で勧誘するケースが多く見られますが、実際には法外な金利を課し、返済が滞ると強引な取り立てを行う恐れがあります。

一度関わってしまうと、返済を続けても元本がほとんど減らず、借金問題が深刻化するケースも少なくありません。さらに、本人だけでなく、家族や勤務先にまで連絡が及ぶなど、生活や仕事に大きな影響が出る可能性もあります。

どれほど資金繰りが厳しくても、闇金業者に頼ることで問題が解決することはありません。正規の方法での借入が難しい場合は、無理に資金を工面しようとせず、専門家へ相談することが重要です。

4-3 クレジットカードの現金化を行う

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を使って商品を購入し、その商品を業者などに売却することで、間接的に現金を得る行為を指します。

カードローンやキャッシングの審査を受けずに現金を用意できる方法のように見えますが、クレジットカード会社の利用規約では、このような現金化行為を禁止しているケースが大半です。現金化が発覚すると、カードの利用停止や強制解約といった措置が取られる恐れがあります。

さらに、カード会社から利用残高の一括請求を受けるリスクもあります。分割払いやリボ払いを利用していた場合でも、一括での支払いを求められれば、資金繰りが厳しくなるでしょう。

また、クレジットカードの現金化は、借金問題の解決を難しくする点にも注意が必要です。現金化の内容や経緯によっては、自己破産における免責不許可事由に該当する可能性があります。その場合、自己破産を申し立てても、借金の支払い義務が免除されません。

5章 借金問題の根本的な解決を目指すなら債務整理を要検討

カードローンの追加融資が受けられず、返済も厳しい状況が続いている場合は、債務整理による根本的な解決を検討しましょう。無理に借入を重ねたり、危険な方法に頼ったりしても、借金問題は解決しません。

債務整理には、将来利息をカットして返済負担を軽減する任意整理や、借金を大幅に減額できる個人再生、支払い義務そのものを免除する自己破産など、複数の手続きがあります。状況に応じて適切な手続きを選べば、返済の見通しを立て直すことが可能です。

ただし、どの手続きが適しているかは、借入額や収入状況、財産の有無などによって異なります。自己判断で進めるのは難しいため、早い段階で弁護士・司法書士に相談することが重要です。借金問題は、先送りにするほど選択肢が狭まります。カードローンの追加融資ができない状態に陥った場合は、一人で抱え込まず、専門家に相談して現実的な解決策を検討しましょう。

グリーン司法書士法人では、カードローンの返済や借金問題に関する相談を受け付けています。追加融資を受けられずに返済に行き詰まっている場合でも、現在の借入状況や収入、生活状況を踏まえたうえで、任意整理・個人再生・自己破産などの選択肢から、状況に合った解決方法を提案します。無料相談も実施しているので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

カードローンの追加借入ができない場合、限度額の問題や返済状況、信用情報など、何らかの理由があります。焦って無理に借入を重ねたり、闇金業者やクレジットカードの現金化といった危険な方法に手を出したりすると、状況は悪化してしまいます。

一方で、返済状況に応じて、限度額の増額申請やおまとめローン、固定費の見直しなど、正規の方法で対処できるケースもあります。ただし、返済がすでに厳しい場合は、借り方を工夫するだけでは根本的な解決には繋がりません。

カードローンの追加融資が受けられず、返済に行き詰まりを感じた時は、早めに専門家へ相談し、債務整理を含めた現実的な解決策を検討しましょう。問題を先送りにせず、自分の状況に合った方法で立て直しを目指すことが大切です。

グリーン司法書士法人では、経験豊富な専門家がカードローンを含めた借金問題の解決をサポートしています。返済に不安を感じている方は、一人で抱え込まず、まずは無料相談にお越しください。

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