債務整理に関する相談はどこまで無料?おすすめの相談先や活用ポイントを解説

司法書士渡邊優太

監修者:グリーン司法書士法人   渡邊優太
【所属】札幌司法書士会 登録番号札幌第1092号 / 北海道行政書士会所属 登録番号第17260997号 【保有資格】司法書士・行政書士

借金返済の知識
債務整理に関する相談はどこまで無料?おすすめの相談先や活用ポイントを解説

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 この記事を読んでわかること
  • 弁護士・司法書士への債務整理に関する相談はどこまで無料なのか
  • 無料相談を効果的に活用するポイント
  • 弁護士・司法書士以外の借金に関する相談先

借金問題で困っている場合、まずは弁護士・司法書士に相談するのがおすすめです。債務整理に関する相談は無料で対応している事務所も多く、費用をかけずに現在の状況を整理し、解決までの方向性を確認することができます。

一方で、「債務整理の無料相談ではどこまで対応してもらえるのか」「相談したら必ず依頼しなければならないのではないか」と不安を感じ、相談をためらってしまう方もいるのではないでしょうか。

本記事では、弁護士・司法書士が無料相談で対応している業務範囲、無料相談を効果的に活用するポイントなどを解説します。弁護士・司法書士以外の借金に関する相談先についても紹介しているので、現在の状況に合わせた相談相手選びに活かしてみてください。

1章 債務整理の無料相談は弁護士・司法書士にするのがおすすめ

債務整理について無料で相談できる窓口はいくつかありますが、最初の相談先としては、弁護士・司法書士を選ぶのがおすすめです。なぜなら、借金問題の原因や状況を整理したうえで、具体的な解決手段まで踏み込んだアドバイスを受けられるからです。

弁護士・司法書士は、任意整理・個人再生・自己破産といった債務整理手続きを実際に取り扱う専門家です。そのため、単に一般的な制度説明をするだけでなく、相談者の借金額や収入、家計状況を踏まえたうえで、「どの手続きが現実的か」「進めた場合に生活へどのような影響があるか」といった点まで具体的に説明してもらえます。

また、弁護士・司法書士に相談することで、債務整理を進めた場合の費用感や流れを事前に把握できる点も大きなメリットです。無料相談の段階で、正式に依頼した場合の報酬や支払い方法について説明を受けられるため、「後から高額な費用を請求されるのではないか」といった不安を解消しやすくなります。

2章 弁護士・司法書士への債務整理に関する相談はどこまで無料?

弁護士・司法書士が行っている債務整理の無料相談では、借金問題の状況整理や、適切な債務整理方法の提案までが無料で対応されるのが一般的です。

具体的には、借金の総額や借入先、毎月の返済額、収入や生活費の状況などをヒアリングしたうえで、「任意整理・個人再生・自己破産のどれが最適なのか」「それぞれを選んだ場合に考えられる生活への影響」といった点について説明を受けられます。これらは、多くの事務所で無料相談の範囲内として対応されています。

一方で、実際に債務整理を進めると決めて、手続きに着手する段階からは費用が発生します。例えば、債権者との交渉、書類の作成・提出、裁判所への申立てなど、具体的な手続きを行う場合には、報酬や実費の支払いが必要です。

そのため、無料相談は「正式に依頼するかどうかを判断するための場」と考えると良いでしょう。無料相談の段階で、どの手続きが適しているかだけでなく、依頼した場合にかかる費用や支払い方法についても確認しておくことが大切です。

3章 弁護士・司法書士への無料相談を効果的に活用するポイント

弁護士・司法書士への無料相談を効果的に活用するためのポイントは以下の通りです。

  • 借金額や借入先が分かる資料を揃えておく
  • 資産や収入の状況を明確にしておく
  • 依頼後の報酬体系が明確かを確認する

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

3-1 借金額や借入先が分かる資料を揃えておく

弁護士・司法書士への無料相談では、相談者の状況が具体的であるほど、より的確なアドバイスを受けやすくなります。債務整理は、借金額だけで判断できるものではなく、借入先の数や内容、返済状況などを踏まえて、総合的に進め方を検討する必要があるためです。

一方で、借金の内容が曖昧なまま相談してしまうと、具体的な返済見通しや生活への影響まで踏み込んだ説明が難しくなります。その結果、相談内容が抽象的になり、判断材料として十分な情報を得られないケースもあります。

そのため、無料相談の前に、借金額や借入先が分かる資料を、可能な範囲で揃えておくことが重要です。例えば、借入先の一覧、残高が分かる明細書、返済予定表、督促状などがあれば、状況をスムーズに共有できます。状況を具体的に伝えることで、無料相談の段階でも、自分に合った解決方法や、その後の生活への影響について、より現実的な説明を受けやすくなるでしょう。

3-2 資産や収入の状況を明確にしておく

債務整理の方法を検討する際には、借金の内容だけでなく、資産や収入の状況も重要な判断材料となります。なぜなら、どの手続きを選ぶかによって、財産の扱いや返済の進め方が変わるためです。

例えば、持ち家や車、一定額以上の預貯金など、手続きによって処分の対象となる財産がある場合は、自己破産以外を選択するのが望ましいでしょう。ただし、安定した収入がなければ個人再生や任意整理は難しいため、自己破産以外での借金問題の解決は難しくなります。

このように、財産や収入の状況によって適切な解決方法は異なります。毎月の収入額や支出の目安、預貯金の有無、財産の内容をある程度把握して伝えられれば、より現実的で、自分に合った解決策を検討しやすくなるでしょう。

3-3 依頼後の報酬体系が明確かを確認する

無料相談を受ける際は、正式に依頼した場合の報酬体系が明確かを必ず確認しておくことが重要です。債務整理は事務所や手続き内容によって費用が異なっており、事前に把握しておかないと、後から追加で費用を請求されたり、専門家への不信感が募ることによって手続きを進められなくなる恐れがあります。

具体的には、着手金や報酬金の有無、実費の内容、分割払いが可能かどうかなどを確認しておくと安心です。また、「どの段階から費用が発生するのか」「相談だけで費用がかかることはないのか」といった点も、無料相談の場で聞いておくと良いでしょう。

4章 弁護士・司法書士以外の借金に関する相談先

弁護士・司法書士以外で、借金に関する無料相談に対応しているのは以下のような機関です。

  • 法テラス
  • 国民生活センター
  • 日本貸金業協会
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 全国銀行協会
  • 地方自治体の相談窓口

それぞれ詳しく解説します。

4-1 法テラス

法テラス(日本司法支援センター)は、国が設立した公的な相談窓口です。収入や資産が一定基準以下の場合、無料で法律相談を受けられる他、弁護士・司法書士費用の立替制度を利用できることがあります。

また、通常よりも安価な費用で対応してもらえるケースが多く、収入や資産といった基準を満たす場合は借金問題の相談先としておすすめです。依頼する場合も利息なしで立て替え払いをしてもらえるため、すぐに費用を用意できなくても債務整理の手続きを進められます。

4-2 国民生活センター

国民生活センターは、消費生活全般に関する相談窓口です。借金に関する相談も可能ですが、具体的な債務整理手続きの提案や交渉を行うことはできません。

そのため、「どこに相談すれば良いのか分からない」といった初期段階の相談には向いていますが、実際に借金問題を解決するためには、弁護士・司法書士などの専門家への相談が必要になります。

4-3 日本貸金業協会

日本貸金業協会は、消費者金融やカードローンなどの貸金業者が加盟する業界団体で、多重債務に関する相談窓口を設けています。返済に関する悩みや、貸金業者とのトラブルについて、一般的な助言を受けることが可能です。

業界団体という立場から、貸金業法に基づいたルールや、返済に関する基本的な考え方を説明してもらえる点は特徴の一つです。また、返済条件の見直しについて、どのような選択肢が考えられるかといった情報提供を受けられる場合もあります。

ただし、日本貸金業協会では、債権者との交渉や債務整理の手続きを代行することはできません。あくまで相談や情報提供が中心となるため、実際に借金を減額したり、返済条件を変更したりするには、弁護士や司法書士への相談が必要になります。

4-4 日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会は、多重債務に悩む人の生活再建を目的とした機関です。借金に関する相談を無料で受け付けており、家計の状況を踏まえた返済計画の見直しや、生活改善に向けた助言を受けられる点が特徴です。

相談内容によっては、収入や支出のバランスを整理したうえで、無理のない返済方法についてアドバイスを受けられます。また、任意整理のみ手続きのサポートを行っているため、借金問題をスピーディーに解決したい方に向いています。

ただし、日本クレジットカウンセリング協会が対応できる範囲には限りがあります。借金や収入の状況によっては利用できない場合があり、裁判所を通す手続きである個人再生や自己破産には対応していません。

そのため、日本クレジットカウンセリング協会は、家計改善や返済計画の見直しを中心に相談したい場合の窓口として活用し、借金の減額や法的整理が必要な場合には、弁護士・司法書士に相談するのが現実的でしょう。

4-5 全国銀行協会

全国銀行協会は、銀行に関する相談を受け付けている業界団体で、銀行ローンや住宅ローンなどの返済に関する相談窓口を設けています。銀行からの借入が中心の場合には、返済に関する一般的な相談先の一つです。

相談内容としては、返済に行き詰まった際の考え方や、銀行とのやり取りに関する基本的な説明など、情報提供や助言が中心です。銀行ローンに関する制度やルールについて確認したい場合には、役立つでしょう。

一方で、全国銀行協会では、債権者との交渉や債務整理の手続きを代行することはできません。任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理を進めることはできないため、借金の減額や返済条件の変更を実現するには、弁護士・司法書士への相談が必要になるでしょう。

4-6 地方自治体の相談窓口

多くの地方自治体では、無料の法律相談や多重債務相談を実施しています。一方で、相談日時が限られていることが多く、継続的な対応や具体的な手続きまで踏み込めないケースが一般的です。また、相談を担当する専門家が債務整理に特化しているとは限らないため、実務的なアドバイスを受けにくい場合もあります。

5章 借金の返済に困ったら債務整理に強い弁護士・司法書士に相談しよう

借金に関する無料相談に対応している機関は多くありますが、基本的に債務整理の手続きには対応していません。これらの相談先は、制度の説明や情報提供、相談先の案内といった役割が中心であり、実際に債権者と交渉したり、法的手続きを進めたりすることはできないのが一般的です。

一方で、債務整理に強い弁護士・司法書士であれば、借金状況や収入・資産の内容を踏まえたうえで、任意整理・個人再生・自己破産といった具体的な手続きを前提にしたアドバイスを受けることが可能です。また依頼を決めた後は、債権者との交渉や必要書類の作成などを一貫して任せられる他、債権者からの督促もストップします。

借金問題は、情報を集めるだけでは解決しません。返済に不安を感じている場合は、実際に債務整理を進められる弁護士・司法書士に早めに相談し、現実的な解決策を検討することが大切です。

グリーン司法書士法人では、債務整理に強い事務所として借金問題の解決をサポートしています。無料相談も実施しておりますので、毎月の返済が苦しい方はお気軽にご相談ください。

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まとめ

債務整理に関する相談は、無料で対応している窓口が多くあります。ただし、その多くは制度の説明や情報提供が中心であり、実際に債務整理の手続きを進めることはできません。

借金問題を根本的に解決したい場合は、最初から弁護士・司法書士に相談するのがおすすめです。弁護士・司法書士であれば、無料相談の段階でも、借金状況や収入・資産の内容を整理したうえで、任意整理・個人再生・自己破産といった選択肢を比較し、今後の方向性を具体的に示してもらえます。

また、無料相談を有効に活用するためには、借金額や借入先、収入や資産の状況などを、分かる範囲で整理しておくことが重要です。状況が具体的であるほど、より的確で現実的なアドバイスを受けやすくなるでしょう。

グリーン司法書士法人では、借金の状況や家計のバランスを丁寧に整理したうえで、相談者一人ひとりに合った解決方法を検討しています。無料相談の段階でも、債務整理を進めた場合の流れや費用感、生活への影響について説明を受けることができるため、納得したうえで次の判断をすることが可能です。

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債務整理の無料相談に関してよくある質問

ここでは、債務整理の無料相談に関してよくある質問に回答します。

弁護士・司法書士に無料相談すれば、督促は止まりますか?
無料相談をしただけでは督促は止まりません。督促を止めるためには、弁護士・司法書士が正式に受任し、債権者へ受任通知を送付する必要があります。
全ての弁護士・司法書士が債務整理の無料相談に対応していますか?
全ての弁護士・司法書士が、債務整理の無料相談に対応しているわけではありません。事務所によっては、初回相談から相談料がかかる場合や、債務整理の取り扱い自体が少ないケースもあります。そのため、相談前には、債務整理の無料相談に対応しているか、どこまでが無料の範囲なのかを確認しておくことが大切です。

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