法テラスの審査期間はどれくらい？利用条件などについても解説

「弁護士などの専門家に依頼したいけれど、金銭的に難しいという方」も、法テラスを利用することで無理なく依頼することができます。

とはいえ、法テラスの利用には審査があり、２週間程度かかります。この審査が通らなければ法テラスの制度を利用することはできません。

この記事では、法テラスの審査の概要や、審査を待つ時間がないときの対処法などについて解説します。

１章　法テラスの利用には審査がある

法テラスとは、国が設立した法的トラブルを解決するための総合案内所です。

法テラスは主に、経済的に余裕がない方への支援を目的としており、法律について相談できる機関の紹介や、専門家への依頼費用の立て替えなどを行っています。

とはいえ、法テラスの立て替え制度の利用には条件があり、その条件を満たしているかの審査があります。

具体的な法テラスの利用条件は以下のとおり法テラスで定められていますので、それを引用します。

上記の「収入基準」「資産基準」は以下のとおり法テラスで定められていますので、それを引用します。

１−１　収入基準

人数	手取月収額の基準 （※1）	家賃又は住宅ローンを負担している場合に 加算できる限度額 （※2）
1人	18万2,000円以下 （20万200円以下）	4万1,000円以下 （5万3,000円以下）
2人	25万1,000円以下 （27万6,100円以下）	5万3,000円以下 （6万8,000円以下）
3人	27万2,000円以下 （29万9,200円以下）	6万6,000円以下 （8万5,000円以下）
4人	29万9,000円以下 （32万8,900円以下）	7万1,000円以下 （9万2,000円以下）

(※1）東京、大阪など生活保護一級地の場合、（）内の基準を適用します。以下、同居家族が1名増加する毎に基準額に30,000円（33,000円）を加算します。
(※2）申込者等が、家賃又は住宅ローンを負担している場合、基準表の額を限度に、負担額を基準に加算できます。居住地が東京都特別区の場合、（）内の基準を適用します。

１−２　資産要件

申込み者とその配偶者が、資産を有している場合には、その合計額が以下の基準を満たしている必要があります。（無料相談は、現金・預貯金の合計額のみで判断される）

人数	資産合計額の基準 (※1)
1人	180万円以下
2人	250万円以下
3人	270万円以下
4人以上	300万円以下

(※1)：将来負担すべき医療費、教育費などの出費がある場合は相当額が控除されます。（無料法律相談の場合は、3ヵ月以内に出費予定があることが条件です。）

２章　法テラスを利用できるまでの期間は２週間程度

法テラスの審査期間は、必要書類を提出してからおよそ２週間です。

ただし法テラスの審査は受け付けたものから順番に行われますので、お盆や正月、祝日などを挟む場合や受付者が多く審査が混み合う場合は１ヶ月以上かかることもあります。

審査が完了すると法テラスもしくは弁護士から連絡が来ます。

２−１　法テラスの審査が待てないときの対処法

「DVの夫がいるので、早く弁護士に相談したい」

「借金を滞納し、すぐにでも差し押さえされてもおかしくない」

など、法テラスの審査を待っている時間がないようなケースもあるでしょう。

そのような場合には、まずは法律事務所や司法書士事務所の無料相談を利用してみましょう。

事務所によっては、依頼費用の分割払いが可能なこともあります。

法テラスの利用ほど安価に依頼できるとは限りませんが、無理なく支払いができるよう対応してくれることもあるでしょう。

３章　グリーン司法書士法人では無理なくお支払いできるよう柔軟に対応いたします

借金問題でお困りの方は、ぜひグリーン司法書士法人にご相談下さい。

当事務所では、依頼者様が無理なくお支払できるよう、依頼費用のお支払い方法について柔軟に対応しています。

初回のご相談は無料です。オンラインでのご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

よくあるご質問

法テラスの審査期間はどれくらい？

法テラスの利用には審査があり、2週間程度かかります。
法テラスの審査期間について詳しくはコチラ

法テラスの審査が待てないときにはどうすればいい？

まずは法律事務所や司法書士事務所の無料相談を利用してみましょう。
事務所によっては、依頼費用の分割払いが可能なこともあります。
法テラスの審査期間について詳しくはコチラ