クレジットカードの限度額を超えても使えた?理由と対処法を解説!

   司法書士市川有美

監修者:グリーン司法書士法人   市川有美
【所属】大阪司法書士会 登録番号大阪第4555号 【保有資格】司法書士

借金返済の知識
クレジットカードの限度額を超えても使えた?理由と対処法を解説!

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カードの利用限度額が超過していることに気付かず、そのまま使用してしまったことはありませんか?後から超過に気づいて、思わず青ざめたという人もいるかもしれません。

カードは基本的に利用限度額を超えて使用できないため、お店やATMで使おうとしてもエラーになるはずです。しかし、タイミングやカードの利用状況によっては使える場合もあります。

しかし当然、限度額を超過して使用すると支払い額はいつもよりも増額します。口座残高に余裕がなければ、支払いが難しくなることもあるでしょう。

この記事では、クレジットカードの限度額を超えても利用できた理由について解説します。また、限度額を超えたときにできる対処方法についても紹介していきます。

1章 クレジットカードの限度額を超えても使えたのはなぜ?

クレジットカードには、一枚ずつ利用限度額が設定されています。利用限度額は「利用可能枠」ともいわれ、ショッピングとキャッシングで利用可能な総額が決められているのです。

基本的にクレジットカードの使用金額が利用限度額を超えると、それ以上は使用できなくなります。しかし実際には、クレジットカードの限度額を超えたのに使用できたという声も。

この章では、なぜクレジットカードの限度額を超えても使用できたのか、その理由を考えてみましょう。

1-1 店舗の売上データが反映しなかった

クレジットカードをお店で使用しても、利用金額のデータがその日のうちにクレジットカード会社へ送信されるとは限りません。

クレジット利用金額のデータをいつクレジットカード会社に送っているかは、お店によってまちまちです。利用したその日にデータを送っているお店ならば、クレジットカードの利用明細へ反映されるのはだいたい2〜3日後になります。

しかしお店によっては1週間分をまとめて送信したり、月の締め日に送信することもあります。そうすると利用明細に反映するのが翌月になる可能性もあるため、使用履歴が翌月に繰り越されて実際にはその月の限度額は超えていないということもあるのです。

1-2 自動的に限度額が増額していた

カードの利用限度額は、利用者側から申請しなくてもカード会社の一存で増額していることがあります。特にクレジットカードの所有期間が長く、その間に延滞せず支払いが順調にされている場合に増額することが多いようです。

増額した際には所有者にも連絡があるはずですが、見落としていて気づかないこともよくあります。利用限度額を超えたと思っていても、限度額が増額していたために実はまだ余裕があったという可能性もあります。

1-3 会社によっては限度額にゆとりを持たせている

クレジットカードの限度額は1円単位まできっちりと定められているわけではありません。利用実績があり支払いに問題がなければ、数千円から数万円の超過は許容されることがあります。

特に、ETCカードでは多少限度額を超えていても利用できます。限度額の超過で使えなくなったのを知らずに利用していると、事故につながることもあるためです。

2章 クレジットカード限度額の仕組み

クレジットカードの限度額は超えても使えることがあるものの、できるだけ超えないように利用したいものです。そこで、この章ではクレジットカード限度額がいつ回復するのかについて解説します。

クレジットカードの限度額は翌月1日になると全額回復するように思われがちですが、実は口座引き落とし日で支払いが確認できた金額だけ回復します。つまりその月の締め日と翌月の引き落とし日で、回復する金額が決まるということです。

例えば、利用の締め日が月の末日で引き落とし日が翌月の25日である場合、限度額が80万だとすると、利用した際の限度額の回復は次の表のようになります。

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日・内容使用した金額利用限度額
(最大80万)
2/20 ショッピング30万50万
2/23 キャッシング10万40万
2/28 2月締め日40万
3/10 ショッピング20万20万
3/25 口座引き落とし日
   (2月利用分)
60万
(2月分の40万回復)
3/28 キャッシング10万50万

クレジットカードの利用枠には大きく分けてショッピング枠とキャッシング枠があり、利用限度額はショッピング枠として総額を設定されています。

仮に利用限度額が50万円として、キャッシングを10万利用した場合には、ショッピング枠は10万を引いた40万円になるということです。

またショッピング枠の中には、さらに割賦枠というリボ払いや分割払いできる金額が設定されている場合もあります。

2-1 クレジットカード限度額を調べる方法

その月に利用したカードを利用した金額や残りの限度額が知りたい場合、以下の3つの方法があります。

  • アプリ・Webサイト
  • 電話の自動音声案内
  • 利用明細書

大手クレジットカードのほとんどは、明細を確認できるWebサイトやアプリを提供しています。

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Webサイトアプリ
アメリカン・エキスプレス・カードAmerican ExpressAmex Japan
セゾンカードNetアンサーセゾンPortal
JCBカードMyJCBMyJCBアプリ
三井住友カードVpassVpass
楽天カード楽天カード 楽天e-NAVI楽天カード:明細確認・家計簿レシート撮影アプリ

利用には事前にカード番号や個人情報の登録が必要ですが、登録しておけばいつでもメニューから現在の限度額を確認できます。

また、クレジットカードに記載されている電話番号に架電して、自動音声案内でも確認可能です。

もし確認を急がないのならば、毎月送られてくる利用明細書にも限度額は記載されています。

3章 クレジットカード限度額を超えたときの応急処置3つ

クレジットカードの限度額を少々超えてしまっても、その後に利用する予定がなければ問題はありません。しかし、公共料金やサブスクなどの支払いをクレジットカード払いにしている場合には注意が必要です。代金が引き落とされず、口座振込に変更する手数料や延滞料が発生したり、サービスが利用できなくなってしまったりするかもしれません。

また、クレジットカード限度額を超えて利用すると、その分の請求が引き落とし日に口座から一気に引き落とされます。口座残高に余裕がなければ、支払い遅延に陥るリスクもあるのです。

限度額を超えて利用してしまった時、すぐ行うべき対処方法があります。対処を怠ると、カードを使うべきときに使えないだけでなく、滞納にもつながり信用情報を損なうこともあるかもしれません。

クレジットカードを滞納した場合の影響について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。

方法1 繰り上げ返済して限度額の枠を回復させる 

引き落としされる前にカード会社へ部分的にでも返済すれば、その時点で限度額の枠は返済した金額だけ回復します。繰り上げ返済には、主に次の3つの方法があります。

  • ATMから支払い
  • 振込
  • 口座からまとめて引き落とし

クレジットカードと暗証番号があれば、金融機関やコンビニのATMから繰り上げ返済ができます。全額返済できなくても、一部払っておけば急な利用にも対応できるでしょう。

また、銀行から振込したい場合はクレジットカードの裏面に記載されている電話番号へ架電して、繰り上げ返済したい旨を伝えます。振込先の口座を聞いて、そこへ振り込めば完了です。

支払いをリボ払いや分割払いにしている場合は、次の引き落とし日にまとめて一括して引き落とすことも可能です。

注意点として、いずれの方法も請求額が確定している分しか繰り上げ返済できないことがあります。その月の繰り上げ返済は締め日の後にしかできないことを覚えておきましょう。

方法2 カード会社へ連絡して一時的に増枠する

限度額を超えてしまったものの、まだ利用する予定がある場合はカード会社へ相談して一時的に枠を増やしてもらうのも一つの方法です。

増額できる目安としては、現在の限度額の2倍程度です。コールセンターへ連絡して申請できる他、Webサイトやアプリから申し込める場合もあります。申請してから即日〜2、3日と比較的すぐに対応してもらえるでしょう。

ただし、限度額が増額するのは3か月程度とあくまで一時的なもので、期間がすぎると自動的に元の限度額に戻ります。

方法3 カード利用の支払いを別の支払い方法へ変更する

公共料金やサブスクリプション、ネットショッピングの支払いをクレジットカードに設定している場合、カードの限度額を超えて使用できなければ支払えません。

すぐに支払い方法を口座振替や振込に変更しておけば、サービスが使えなくなったり延滞料がかかる心配はありません。

まとめ

クレジットカードの限度額を超えて使用したとしても、お店からカード会社への売上送信のタイミングやカードの利用状況によって数千円〜数万円は使える場合があります。

しかし、公共料金などの支払いにカード払いを設定している場合など、必要なタイミングでは使えなくなっている可能性が高いです。

限度額が超えていることに気づいたタイミングで繰り上げ返済や増枠の申請、支払い方法の変更などの対処方法をとっておく必要があります。

もしもカードの限度額を超えて利用してしまい、振替口座の残金が足りずに返済が難しくなってしまった場合はグリーン司法書士法人へご相談ください。

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