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専業主婦の方でも、急な出費などでお金を借りたいと思うこともあるでしょう。
しかし、収入のない専業主婦だと審査が通らないのではないかと心配ですよね。
専業主婦であっても、借金をすることは不可能ではありません。ただし、収入がある方よりはハードルが高いということは理解しておく必要があります。
この記事では、専業主婦がお金を借りられるのか、家族に知られずに借り入れをすることはできるのかなどについて解説します。
目次 ▼
1章 専業主婦でもお金は借りられる?
専業主婦であってもお金を借りることは可能です。ただし、収入がある人に比べると、ハードルが高いでしょう。
そのため、どこでも借り入れができるわけではなく、クレジットカード会社や消費者金融では難しいと言えます。また、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行などの大手銀行も専業主婦への貸付には消極的です。
比較的審査が通りやすいのは地方銀行やネット銀行、信用金庫などでしょう。具体的には、セブン銀行、イオン銀行、PayPay銀行などが専業主婦への貸付を行っています。
ただし、必ずしも審査が通るわけではありません。夫の収入や勤続年数なども関係しますので、その点は理解しておきましょう。
1−1 専業主婦が借りられる限度額
一般的に、収入がある人が借りられるお金の限度額は収入の3分の1までとされています。
しかし、専業主婦は収入がはありませんので、その限度額は適用されません。
最高でも50万円、平均的には30万円が限度です。
これは1社あたりの限度額ですので、複数社から借り入れをすれば、もっと借りることはできますがおすすめできません。
収入がない中でお金を借りすぎると、返済が難しくなってしまいます。翌月には返済ができる範囲内で借りるようにしましょう。
2章 専業主婦が家族に知られずにお金を借りることは可能?
お金を借りたことを、夫や家族に知られたくないと考える方もいらっしゃるでしょう。
Web申し込みなどを利用すれば、家に書類が届くことは少ないですので、家族に知られずにお金を借りることは不可能ではありません。
家に書類が届いたとしても、家族がいない時に受け取れば問題ないでしょう。
しかし、あくまで返済をするお金は家族のお金であることは理解しておかなければいけません。
浪費や娯楽のために高額な借り入れをするのは控えるべきです。
2−1 返済ができなくなったときに家に督促状などが届く可能性がある
万が一返済ができずに滞納してしまった場合、金融機関から督促状などが届く可能性があります。自宅に電話がかかってくることもあるでしょう。
その場合、家族にバレてしまうリスクがあります。
借り入れは分割(リボ払い)で返済することはできますが、できる限り翌月に返済できる範囲内で借り入れをするようにしましょう。
3章 任意整理なら家族に知られずに借金を減額することもできる
万が一、借金の返済が難しくなってしまった場合、放置すると金融機関から督促を受けることになってしまいます。
督促が続けば、家族に知られてしまうリスクが高くなるでしょう。取り返しのつかないことになる前に、債務整理をすることをおすすめします。
債務整理には「自己破産」「個人再生」「任意整理」の3つがありますが、任意整理であれば家族に知られずに借金を減額することも可能です。
ここでは、債務整理について詳しく解説します。
3−1 自己破産
自己破産とは、裁判所に申し立てることで、借金のすべてを免除してもらう手続きです。
借金はすべてなくなりますが、その分所有する財産を手放す必要があります。また、手続きをするためにはご家族の協力が必要ですので、家族に知られずに手続きをするのは困難です。
3−2 個人再生
個人再生とは、裁判所に申し立てることで、借金を5分の1〜10分の1程度に圧縮し、3〜5年で返済する再生計画を立てる手続きです。
個人再生は、手続き後も返済が続きますので一定の収入がなければ認められません。そのため、専業主婦の方が個人再生の手続きをするのはあまり現実的ではありません。
3−3 任意整理
任意整理とは債権者と交渉することで、利息をカットしてもらう手続きです。
自己破産・個人再生とは違い、裁判所を通さない手続きですので、最も手軽な手続きです。
ただし、あくまで利息をカットするだけですので、元金は減りません。
4章 借金でお困りなら、グリーン司法書士法人にご相談下さい
借金についてお困りなら、グリーン司法書士法人にご相談ください。
当事務所ではこれまで多くの債務整理のご相談を承ってまいりました。
専業主婦の方の場合、抱えているご事情もあるでしょう。ご事情を踏まえた上で、最善の解決策を提案させていただきます。
初回のご相談は無料です。オンラインでのご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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よくあるご質問
- 妻の借金は夫に返済義務がある?
- 妻の借金は原則として妻のものであり、夫に返済義務はありません。
ただし、下記のケースでは、夫にも返済義務があります。
・妻の借金が日常家事債務の場合
・妻の連帯保証人になっているとき
・妻が夫の名義等を使って借りている場合