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- 債務整理の相談時に聞かれること
- 債務整理の相談時の注意点
- 債務整理の相談時にきついことは言われない
- 債務整理相談の流れ
「債務整理」を検討している方の中には、「相談したら、どんなことを聞かれるのだろう?」「話したくないことを聞かれたり、責められたりするのは嫌だな」と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、任意整理の相談では、さまざまなことをお聞きします。しかし、司法書士や弁護士が相談者を責めるようなことはありません。さまざまな質問を行うのは、状況を正確に把握し、借金問題をより円滑に解決できるようにするためです。
今回は、債務整理の相談時に聞かれることや、相談時の注意点、実際の相談の流れについて解説します。読んだ後に「初めての相談だけど、安心して臨めそう」と思っていただけると幸いです。
目次 ▼
第1章 債務整理の相談時の内容・聞かれること
債務整理の相談では、依頼者の借金状況や生活状況を聞き取って整理し、どの手続きが最も適しているかを判断します。
借金の借入先や金額だけでなく、「なぜ借金が増えてしまったのか」「返済が難しくなったきっかけ」なども聞き取りますが、最適な手続きを判断するためには背景や事情を把握することも必要です。
この章では、実際の相談で聞かれる代表的な内容を紹介します。
1-1 借金や収支の状態
確認事項の基本となるのは、「借金の内容」と「毎月の収支」です。
主に次のような項目を聞かれます。
| 質問内容 | 具体例 |
|---|---|
| 借入先 | 銀行、消費者金融、クレジットカード会社など |
| 借入残高 | それぞれいくらの借金があるか(万単位でも可) |
| 毎月の返済額 | 各社への返済金額 |
| 借入開始日 | 何年くらい前から借りているか |
| 延滞の有無 | 支払いが遅れているか、延滞は何か月分か |
| 保証人の有無 | 保証人がいるか |
| 収入と支出 | 給与、生活費、家賃、光熱費、保険など |
カードローンやクレジットカードの支払いに限らず、住宅・自動車ローン、奨学金、事業融資、保証債務など、返済義務を伴うものはすべて漏れなく伝えることが大切です。
最適な解決方法を判断するには、負債の全体像を正確に把握する必要があります。そのため、「整理したい借金」だけでなく、抱えているすべての負債について専門家に伝えることが重要です。
1-2 借金が増えた原因
「なぜ借金が増えたのか」「借金が増えてしまった経緯やきっかけとなった出来事」などについても確認します。もちろん責めたり説教したりするためではなく、再発防止や最適な手続きを選ぶための大切な情報です。
借金が増えた理由として多いのは以下のようなケースです。
- 低所得で生活費を補填するための借入が続いた
- 病気やケガで収入が減った
- 転職や失業により収入が減った
- ギャンブル・浪費などによる一時的な出費
- 家族のためのまとまった支出(教育費・医療費など)
- 返済のための借入を繰り返していた(自転車操業)
原因によっては「任意整理」だけでなく、「個人再生」や「自己破産」が適している場合もあります。専門家はこれらの背景も考慮し、生活再建につながる最適な方法を検討します。
1-3 資産状況
債務整理の種類によっては、保有している資産状況を聞かれる場合もあります。中でも「個人再生」や「自己破産」もあわせて検討される場合、財産の一部が処分対象となるため、正確な情報が必要です。
| 確認される項目 | 内容 |
|---|---|
| 不動産 | 持ち家の有無、住宅ローン残高 |
| 車 | ローンの有無、名義、評価額 |
| 預貯金 | 銀行口座の残高 |
| 保険 | 解約返戻金 |
また、相談者の財産状況は、自己破産や個人再生を行う際に、手続きの妨げとなる要素がないかを判断するうえでも、重要な情報となります。
1-4 仕事・収入状況
安定した収入があるかどうかは、債務整理の方針を選ぶうえで大きな判断材料になります。そのため、現在の勤務先、雇用形態、年収、ボーナスの有無など、収入に関する基本的な情報を確認されるでしょう。あわせて、今後数年間その仕事を続けられ、安定した収入が見込めるかどうかも重要なポイントになります。
特に「個人再生」の場合は、継続的な収入があることが利用の前提となるため、職業や働き方についての説明が欠かせません。パートやアルバイトの人でも一定の収入があれば利用できる制度がありますので、必要な場合は相談しましょう。
なお、退職や転職を予定している場合は、必ず事前に伝えるようにしましょう。今後の収入見込みとあわせて情報を共有しなければ、正確な判断や適切なアドバイスが難しくなってしまうからです。
1-5 過去の債務整理経験
これまでに債務整理をしたことがあるかどうか、また、その際にどのような手続きを利用したのかも、専門家が確認するポイントになります。
以前に任意整理をしていて、同じ債権者と再度話し合いを行う場合は、前回より厳しい条件を提示される可能性があります。
また、過去に自己破産で免責を受けた経験がある場合、その後7年間は再度自己破産を申し立てても免責が認められにくいとされています(破産法252条1項10号)。
このように、過去の債務整理の状況によって、今回の手続きに影響が出ることもあるため、過去の状況は包み隠さず伝えることが大切です。
第2章 債務整理の相談ではきついことを言われる?
相談の際に「なぜこんなに借金をしたのか」「返済できなかったのは自己責任では?」などきついことを言われるのではと不安に思う人は、少なくないようです。ですが、こうした心配は、基本的には無用ですので安心してください。
ただし、専門家は相談者の借金問題を解決するためにさまざまな質問をし、時には相談者の気持ちとは異なるアドバイスをすることもあるかもしれません。しかしそれは、怒りや責める気持ちからではなく「どうすれば最善の形で解決できるか」「再び同じ悩みを抱えないためにはどうしたらよいか」に、焦点を当てたアドバイスであるはずです。
とはいえ、中には相談者の気持ちに寄り添えず、責めるような言葉をかけてしまう専門家が絶対にいないとはいえません。そのような場面に遭遇した場合は、無理に我慢する必要はありません。気持ちを切り替えて、別の専門家に相談してみましょう。
借金問題の解決に力を入れている司法書士や弁護士は、「借金に悩む方の再出発を支える専門家」です。そのため、適切で役立つアドバイスは行いますが、無駄に叱ったり責めたりすることはありません。
第3章 債務整理について相談するときの注意点
債務整理の相談をスムーズに進めるには、事前の準備や心構えがポイントになります。
「どんなことを聞かれるか」を知っておくだけでなく、「どのように答えるか」「どんな資料を持っていくか」を意識しておくと、相談の時間をより有効に使うことができるでしょう。
ここでは、相談前に押さえておきたい5つの注意点をご紹介します。
3-1 聞かれたことはすべて正直に話す
相談の際、専門家から聞かれたことはすべて正直に話しましょう。何となくいいづらいからといって、嘘をついたりごまかしたりすると、正確な判断ができなくなるからです。
たとえば、借金の件数を少なく申告したり、資産を隠したりしてしまうと、手続きが中断されたり、最終的にすべての借金を解決できなかったりということになりかねません。手続き中に嘘がわかると、依頼した専門家は辞任してしまうことさえあります。
法律上、司法書士や弁護士は秘密保持義務(守秘義務)を課せられています。
- ◆司法書士の秘密保持義務とは?
- 司法書士法(秘密保持の義務) 第二十四条
司法書士又は司法書士であつた者は、正当な事由がある場合でなければ、業務上取り扱った事件について知ることのできた秘密を他に漏らしてはならない。職務上知り得た情報を正当な理由なく他に漏らしてはならない
したがって、司法書士や弁護士に話した秘密が他に漏れる心配はありません。安心して、聞かれたことはすべて正直に話しましょう。
3-2 借金や収入・資産に関する情報を用意しておく
相談をスムーズに進めるためには、次の資料を準備しておくとよいでしょう。
- 借入先の契約書や取引明細書
- 通帳、給与明細
- クレジットカードやキャッシングの明細
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
これらを揃えておくと、初回相談でも具体的な方針を提示してもらいやすくなります。
また、借金が増えた原因や借入れの経緯を話す際は、事前にメモしておいたり、時系列で事実をピックアップしておいたりすると話しやすくおすすめです。
3-3 質問したいことを整理しておく
「任意整理と他の手続きとの違いは?」「家族に知られずに手続きできる?」など、質問したいことは事前にメモしておきましょう。
相談当日は、あっという間に時間が過ぎてしまうことも多いため、メモを持って臨むと安心です。また、説明を受けた内容も簡単にメモしておくと、後から見返すときに役に立つでしょう。
3-4 担当者の実績を確認しておく
債務整理の相談は、経験の少ない専門家に依頼すると、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう可能性があります。そのため、債務整理の実績が充分な司法書士・弁護士を選ぶことが大切です。
専門家の経験や実績は、事務所のホームページで確認できます。特に、借金問題に関するさまざまな情報をわかりやすく掲載している事務所は、債務整理に力を入れている可能性が高いといえます。
事務所の公式サイトで、次のような点を確認しておくと安心して相談ができるでしょう。
- これまでの債務整理の取扱件数
- 債務整理について丁寧に説明しているか
- 対応エリア
- 口コミや評判
3-5 費用の総額や支払い時期について確認しておく
債務整理にかかる費用は、どの事務所に依頼するかによって違います。相談の際には費用の説明がありますが、「最終的にいくら必要なのか」「いつ支払いをするのか」については必ず確認しておきましょう。
主な費用の種類は次のとおりです。
- 着手金…依頼する時に支払う費用
- 報酬…手続きが完了した後に支払う費用
- 実費…郵送費や印紙代など、実際の作業で発生する費用
なお、着手金を設けていない事務所もあれば、「着手金」と「報酬金」を分けずに一つの費用としている事務所もあります。費用の仕組みは事務所によってさまざまなので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
分割払いに対応している事務所も多いため、無理なく支払えるプランを相談してみましょう。
第4章 グリーン司法書士法人の相談の流れ
実際の相談の流れを把握しておくと、相談当日も安心して臨めます。
グリーン司法書士法人では、初回相談を無料で行っており、相談者の状況を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な解決策を提案しています。
【相談の流れ】
- お問い合わせ(電話・メール)
- ヒアリング(無料相談)
- 方針のご提案
- 正式契約
- 債権者への通知・手続き開始
- 手続き完了・生活再建へ
→ 無料相談の予約を受け付けています。
→ 借金状況・収支・生活状況をお伺いします。
→ 任意整理・個人再生・自己破産などの中から、最適な方法をご提案。
手続き内容やメリット・デメリットも丁寧に説明します。
→ 内容に納得いただけた場合、正式にご契約いただきます。
→ 受任通知を送付し、取立てをストップ。債権者から送られてきた取引履歴(取引の詳細)を元に、正しい利率に直して計算します。今後の方針を決定し、手続きを開始します。
→ 打ち合わせでお預かりした書類などがあれば、お返しします。手続き完了後は、生活再建へ向けて再スタートしていただきます。
こちらの記事で、相談の流れや手続きに必要なものも掲載しています。ぜひご覧ください。
第5章 債務整理の相談を検討している方は安心してご相談ください
債務整理の相談では、借金の金額や原因、収入・資産の状況など、少し踏み込んだ内容を聞かれます。しかしそれは、より良い再スタートの方法を探るためです。正直に状況を話し、必要な資料を準備しておくことで、相談はスムーズに進むでしょう。 勇気を出して一歩を踏み出すことが、再スタートへつながります。
グリーン司法書士法人では、これまで10,000件以上の債務整理相談を受任・解決してきた実績があり、皆様の借金問題の解決に尽力しています。
初回のご相談は無料です。借金問題は、ご相談が早ければ早いほど、解決のための選択肢が多く選びやすいといえます。お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
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