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- 彼氏の借金がわかったら取るべき行動
- 借金を持つ彼氏と結婚できるかのチェックリスト
- 彼氏の借金問題を解決する方法
彼氏が借金を隠していたことがわかったら、今後どうすればいいか不安を感じることと思います。結婚まで考えていたのなら、別れた方がいいのかどうかの答えはなかなかでないでしょう。
しかし、借金といっても金額からその理由まで様々です。まずは彼氏に詳しいことを聞いた上で、借金問題を解決できるかが問題の焦点になります。
この記事では、彼氏が借金していることがわかったらまず確認すべきことやとるべき対応について解説します。借金問題の解決方法についても紹介していますので、彼氏の借金問題にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次 ▼
1章 彼氏の借金が発覚したら即とるべき行動5つ
将来を考えている彼氏が借金持ちだと知らされたら、ショックを受けるのは当然です。怒りや不安などさまざまな感情が湧き上がると思いますが、まずはいったん1人になって気持ちを落ち着かせましょう。
落ち着いたら、今後のことを考えていかなければなりません。この章では、彼氏の借金がわかった時点で最初にとるべき行動について解説します。
1−1 まずは冷静に状況を判断する
彼氏の借金が発覚したのは、どのような状況だったでしょうか。隠していた返済の明細書を見つけたのか、彼氏自身の告白によるものなのか、さまざまなパターンがあると思います。
借金を知った時の戸惑いや不安は大きいと思いますが、まずは自分自身が冷静になることに専念しましょう。感情のままに彼氏を問い詰めたり責めたりしても借金がなくなるわけではなく、むしろ心を閉ざしてしまいます。話し合いや相談ができなければ、借金解決への道は遠くなってしまうでしょう。
1−2 借金の理由を確認する
あなた自身が落ち着いたら、冷静に彼氏へなぜ借金を抱えることになったのか理由を確認しましょう。
借金と一言でいっても、その理由は一つではありません。
- ギャンブルや浪費、お酒
- 奨学金
- 家族の病気・ケガのための治療費
- 住宅ローン
- カーローン
- 事業のための融資
- 株やFX
- 家族の借金の肩代わり
借金が奨学金や住宅ローンなどの場合は大きな問題にならないでしょう。しかし、原因がギャンブルやショッピング・お酒での浪費、株やFXの場合は注意が必要です。これらの理由での借金は、いったん問題が解決してもまた繰り返す可能性が高いためです。
カーローンや事業のための融資、家族の借金を肩代わりしているなどの場合は、状況によっては問題をはらんでいる可能性があるので、もう少し詳しく事情を聞き取らなければなりません。
1−3 借金の内容を聞く
借金の理由を聞いたら、次は詳しい内容を聞き取りましょう。
- 金額
- 借入先
- 返済方法
聞き取った内容に嘘やごまかしがあるといけないので、契約書や明細書などを見せてもらって正確な内容を確かめます。金額を少なく申告されたり、借入先を一部であっても隠されると、借金問題に対処するときに困るからです。
また、返済方法については月々いくら支払っているのか、返済の目処は経っているのかなどを確認しておきましょう。
1−4 今後のことを話し合う
借金の詳しい内容を聞き取ったら、今後の二人の関係をどうするか話し合う必要があります。
関係を続けていきたい、結婚を考えているということならば、今の返済の状況は順調なのか、いつまでに返済できるのかなどを聞いておくべきです。
また、もしもギャンブルや浪費が借金の原因となっているのならば、これ以上借金を増やさないためにもきっぱり辞めてもらわなければなりません。関係を続けていくなら、辞められるのかどうかについても意思を確認しましょう。
1−5 彼氏の態度を観察する
彼氏の借金が発覚したら、詳しい説明を受けることも大切ですが、発覚後にどのような態度を見せてくるかを冷静に観察しておくのも重要です。口ではなんとでも言えますが、本心や借金についての考え方は態度や普段の会話の端々に見え隠れするものです。
借金問題を本気で解決する気があるかどうか、こちらに頼りきるつもりではないかなどを見極めましょう。
1−5−1 話し合いを避けないか
借金について詳しいことを尋ねても、答えなかったり怒り出したりして話し合いを避ける彼氏は、今後関係を続けても別の問題が起こったときに話し合いが難しい可能性があります。
結婚前の借金問題は彼氏個人の問題ではありますが、ただ抱え込むだけで相談したり話し合う余地がないのなら、これからのことも考えて話し合いできるように働きかけてみましょう。
1−5−2 借金についての考え
借金してもそのうち返せる、他から借入れて返済すればいいなど、借金についての考えが甘い場合も注意しなければなりません。
今は借金が大きい金額ではなくとも、「借金してもなんとかなる」という考えを持っていると借入れに歯止めがきかず、エスカレートする可能性もあります。
1−5−3 返済への意思
返済に対して誠実な気持ちがなく、少しくらい返すのが遅れても問題ない、延滞しても大丈夫といった態度がある場合は危険です。
「ちょっとくらい」という考えが滞納や大きな借金をもたらします。考えを改めるように促して反省すれば良いですが、気にもとめない場合は付き合いを考え直してもよいでしょう。
1−5−4 お金を頼ってこないか
借金があることを明かして、こちらにお金を借りようとしてくるのには応じないようにしましょう。情があるとつい断りきれず、お金を貸してあげたくなるかもしれません。しかし、一度お金を渡してしまうとずるずる何度も繰り返してしまいがちです。
挙げ句、こちらが渡せるお金がなくなったら「金の切れ目は縁の切れ目」とばかりに関係を絶とうとするケースもあるので、どれだけ頼まれてもお金を渡すのはやめましょう。
1−6 借金の立て替えや連帯保証人になることはしない
借金で苦しむ彼氏を見ていたら、立て替えてあげたくなるかもしれません。また、迷惑はかけないからと頼まれると連帯保証人くらいなってもいいかなという気持ちが湧くかもしれませんが、絶対にやめましょう。
借金を立て替えてあげても、彼氏はあなたのそばにずっといるとは限りません。別れたときに立て替えたお金を請求しても、戻っては来ないのです。同様に、連帯保証人になっても彼氏が支払いを放棄して失踪したら、自分には何の落ち度もない借金を払い続けなければならなくなります。
彼氏に対する愛情があるのなら、借金の立て替えや連帯保証人になるのではなく、一緒に借金問題を解決する方法を考えるのが一番だといえます。
2章 借金持ちの彼氏と別れるべき?
結局、借金がある彼氏とは別れるべきなのでしょうか。結論を下すのは簡単ではありませんが、考えるためのよすがとして以下の5つの項目をチェックしてみてください。
- 彼氏の借金の理由はあなたが納得できるものか
- 闇金から借金していないか
- 借金を完済できる目処は立っているのか
- 返済計画はきちんと立てているか
- 借金とあなたに対して誠実に向き合っているか
どれか一つにでも疑問や不安が残る場合は、関係を見直してもいいのではないでしょうか。
彼氏が闇金から借金していると、あなたや最悪あなたの家族などの周囲も犯罪に巻き込まれる可能性があります。また、借金を返済する計画や完済の予定がたっていなければ、結婚など今後の予定も立てづらいでしょう。
さらに、借金やあなたに対しての態度が誠実なものだと感じられないのならば、大事な存在だと思われていない可能性があります。
上記のチェックは、第三者の客観的な視点から行ってもらうのも効果的です。信頼できる人に相談して意見を求めてみるのも良いでしょう。最終的には、あなたの考えや判断で別れるかどうかを決めることが大切です。
3章 借金持ちの彼氏と結婚するなら覚悟すべきこと5つ
将来、結婚後も彼氏の借金返済が続くとしたらどのような状況になるのでしょうか。ここでは、結婚後に起こり得ることについて解説します。
3−1 生活に金銭的余裕がない
毎月、1万〜数万円ほど給料から返済を続けるとなると、それだけ生活に金銭的余裕がなくなります。
月々の返済額が少額ならば完済までの期間が長くなるので、負担になる期間が伸びます。一方で返済額が大きければ早く完済に近づきますが、返済している期間はかなり苦しい生活を強いられるでしょう。
3−2 借金を繰り返す可能性がある
借金の理由にもよりますが、たとえ結婚前に借金を完済していても、結婚後にまた借金を作る可能性が高いでしょう。
一度経験してしまうと、借金へのハードルは下がります。もう借金には懲りた、二度としないという人もいますが、あの時返しきったのだからまた借金しても大丈夫と考えて繰り返すケースもおおいにあります。
3−3 賃貸や持ち家に住めないかもしれない
借金の返済が続いていると、引っ越しのときに新しく賃貸を借りようとしても彼氏の名義では審査に通らない場合があります。また、借金があると住宅ローンの審査にも通りにくくなるため、家を購入するのは難しくなるでしょう。
3−4 子どもにお金をかけられない
借金の返済があると、その分生活は圧迫されるため、子どもが生まれてもお金をかけてあげるのが難しくなります。
子どもをレジャーに連れて行ってあげたり、習い事をさせるのも我慢しなければならない状況になるかもしれません。
3−5 離婚する可能性が高くなる
借金の返済があることを納得して結婚したとしても、結婚後にお金のことで揉めることは多くなるでしょう。
たとえ借金問題がなかったとしても、結婚とは生活そのものなのでお金にまつわる揉め事はつきものです。お金に対する価値観が違えば夫婦の諍いはどうしても増えるもの。借金している場合はなおさらです。
結婚前には許せていても、結婚後は借金が許せず離婚に至る可能性もあります。
4章 彼氏の借金を解決するためにあなたができる方法
彼氏に借金を打ち明けられたあなたができることは、彼の借金を肩代わりすることではありません。借金問題を解決できるように一緒に考えていくことです。
結婚前の借金問題は、あくまで彼の問題です。最終的には彼自身が解決しなければなりませんが、今後も関係を続けていきたいならば、結婚後も見据えて一緒に問題解決に向けて努力する関係性を作ることも大切です。
ここでは、具体的な解決に向けての方法について解説します。
4−1 返済計画を一緒に見直す
すでに借金を返済している最中かもしれませんが、順調に返済できる内容なのかどうか一緒に見直してみましょう。
同棲しているならば、生活費についても洗い出して無駄がないかどうか、節約できるところはないか考えてみるのも一つです。
4−2 専門家へ一緒に相談する
借金があまりにも高額で返済のめどが立たない場合は、司法書士や弁護士などの借金問題の専門家へ相談してみましょう。
借金を抱えている当事者は尻込みするかもしれませんが、パートナーであるあなたがリードして相談先を探し、一緒に相談してみることで解決の道筋が見つかる可能性があります。
5章 彼氏の借金返済が難しいなら債務整理をご検討ください
もし彼氏の借金返済が困難ならば、借金問題を解決する法的な手段である「債務整理」を検討してください。債務整理には、以下の3種類の方法があります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
詳しい内容について、以下で解説します。
5−1 任意整理
任意整理は、債権者と債務者の話し合いによって利息をカットしてもらい、借金の総額を減らす方法です。借金を必ず返済するという意思があり、安定した収入がある人に向いています。
返済を続けていてもなかなか利息を払い終えず、借金が減らないという人に有効です。
任意整理についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
5−2 個人再生
個人再生とは、借金の返済が難しい人が裁判所への認可によって借金を5分の1〜10分の1に減額してもらい、原則3年での返済を目指す方法です。
借金が高額で、利息だけでなく元本も大幅に減らしたい人に向いています。裁判所への手続きが必要になるため、費用や時間がかかることや、月々の返済額が大きくなる可能性はあります。
個人再生について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
任意整理と個人再生はどちらも借金を減額できる方法です。どちらを選ぶべきか迷っている方は、こちらも参考にしてください。
5−3 自己破産
自己破産は、裁判所へ申し立てて債務者に返済能力がないことが認められれば借金の返済義務が免除される手続きです。
職業や収入の有無に関わらず、誰でも申立てできますが、手続き中は職業や生活に制限があります。家や車など債務者名義の財産は没収される可能性が高いため、共同で使用している財産は失うかもしれません。
しかし借金がゼロになるので、新しく生活を立て直すには良い方法です。
まとめ
彼氏に借金があることがわかったら、まずは冷静に借金の理由や返済内容について聞き取りましょう。
もしも借金を抱えている彼氏と結婚を考えているのなら、借金を繰り返すなど結婚後もお金のトラブルに巻き込まれるのを覚悟しておく必要があります。
ひとまず、彼氏との今後は借金問題を解決できるかどうかが重要です。
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