【任意整理】奨学金の保証人が父だったので破産を避けて任意整理にしたケース

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

数年前から借金を繰り返しており、返済が10万円を超えるようになってきた。 また、別に奨学金が400万円あり、その保証人に父がなっていた。 本人としては破産して全部なくしたいと思っていたが、一方で父には迷惑をかけたくないとも考えていた。

依頼内容・対応と結果

奨学金を除けば、原資４万円程度出せるならば任意整理できる（逆に言えば返済不能とは言えないので破産は無理）。

一方で、詳細を聞くと父が以前に個人再生をしていたことが分かった。そうなると、父が個人再生の中で奨学金をどのように申告していたか次第で対応を考える必要がある。

しかし、父との関係は疎遠であり、連絡は取れるがそういったことは聞きにくいとのことだった。 結果、家計を整理して4万円程度はねん出可能であるとなったので、奨学金以外を任意整理で受任。希望原資内で和解をまとめることができた。

特記事項

保証人への影響を避けるために一部を除外して任意整理したという典型例。

任意整理はこういった対応が可能。

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