過払いの経験談・解決事例

   司法書士渡邊優太

監修者:グリーン司法書士法人   渡邊優太
【所属】大阪司法書士会 登録番号大阪第4454号 / 大阪府行政書士会所属 会員番号第17260997号 【保有資格】司法書士・行政書士

解決事例
過払いの経験談・解決事例

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私は司法書士として、多くの過払い金請求案件を扱ってきました。
今回のケースは、特に記憶に残っているものの一つです。

相談者との出会い

ある日、60代の女性(野村さん・仮名)が長年にわたる消費者金融の利用に関して相談に来られました。
消費者金融を長期に利用しており返済が滞ってしまうことはないものの、TVのCMなどを観て自分がこれまで返してきた借金も適正な利息計算がされていない可能性があると心配している様子でした。

問題の分析

初回相談時に、私は野村さんに過払い金とは何か、できるだけわかりやすく解説しました。
その上で、野村さんのこれまでの借金と返済状況を共有いただき、過払い金が発生している可能性を分析いたしました。

分析の結果、過払い金が発生している可能性が高いことがわかったため、その場で野村さんは過払い金交渉の依頼をしてくださりました。

過払い金の計算と請求

依頼を受けた後は、野村さんの借金および返済状況について漏れなく再調査を行いました。
初回相談時に野村さんから共有いただいた借金の情報には一部漏れが発生しており、漏れていた借金の中にも過払い金が発生しているものがありました。

その後は、過払い金および利息の計算を行い複数の債権者に請求を開始しました。

交渉と解決

交渉を重ねた結果、合計で百万円近くの過払い金が確定し、返還に成功しました。

相談者様の反応

過払い金の交渉結果を野村さんにお話ししたときに、本当に喜んでくれていたのが印象的でした。
「返ってきたお金を大切に使いたいし、今後は借金を控えたい」とお話されており、過払い金請求が相談者の今後のお金の使い方に良い影響を与えられて、私も嬉しく感じました。

まとめ

過払い金交渉や請求は一時期、TVで大きく取り上げられることも多かったため、曖昧な知識で相談に来られる方も多いです。
また中には「自分が借金をしていたのが悪い」と請求に消極的な方もおられます。

私は司法書士として、過払い金請求に関して誤解したイメージを持っている方や過去に払いすぎた借金があることで現在苦しんでいる方の役に立ちたいと考えています。

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