【任意整理】和解条件が厳しくなる条件しかなかったケース

   司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

解決事例
和解条件が厳しくなる条件しかなかったケース

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  • 任意整理
  • 30代
  • 男性
  • 無職

【借金の理由】生活費

債務整理前
借金総額
100万円
月々返済額
5万円
借入社数
1社
借金の期間
6か月
債務整理後
借金総額:100万円月々返済額:3万円
減額できた借金総額:100万円(利息相当分)減額できた月々返済額:2万円

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

ネット活動(投げ銭)によりいくらかの収入は得ているが基本的に無職で、借りてから半年ほどで返済が滞った。

そのまま放置していたら裁判所から督促が届き、これは払えないと困って相談。

依頼内容・対応と結果

債権者が訴訟提起した理由は、時期的に時効中断のためと考えてほぼ間違いなかった。

とはいえ、借入れ1社のみ、返済実績ほぼゼロ、無職、訴訟あり、借入額も高額、おまけに外国籍と、交渉が厳しくなる要因が満載であった。

とはいえ放置するわけにもいかず、条件が厳しくなる可能性が高いことは依頼人に説明しながら債権者と交渉を進めた結果、裁判上の和解ではあったが3年分割で決着をつけることができた。

特記事項

実は借入先がアコム。アコムは借入期間や収支状況を細かく聞いてくる代表的な会社で、そのことも和解条件が厳しくなるであろう要因であった。

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