【個人再生】住宅ローンの滞納が頻繁に発生していたが何とか認可決定を得られたケース

司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

解決事例
【個人再生】住宅ローンの滞納が頻繁に発生していたが何とか認可決定を得られたケース

この記事は約 2 分で読めます。

  • 個人再生
  • 30代
  • 男性
  • 会社員

【借金の理由】住宅ローン、生活費、浪費

債務整理前
借金総額
1,700万円
月々返済額
20万円
借入社数
18社
借金の期間
12年間
債務整理後
借金総額:300万円月々返済額:82,500万円
減額できた借金総額:1,400万円減額できた月々返済額:12万円

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

住宅ローンは何とか払っていたものの、浪費傾向があり(ギャンブル等ではなく、食費などが必要以上にかかっている状態)、知らず知らずのうちに家計を圧迫して借入を繰り返していた。
子供ができて、そちらの費用(出産・入院・育児)がかかったことも借入の原因であった。

相談時点で住宅ローンは900万あったが、それ以外の借金も1000万円近くにまで膨れ上がっており、返済がままならない状態であった。

依頼内容・対応と結果

方針はすぐに個人再生に決まった。
費用積立の後申立書の作成に移ったが、そのあたりから住宅ローンの支払いが期限を徒過することが多発した。

もちろんその都度指導しつつ、申立てに至ったが、その後も期限通りに支払いができない状態だった。

最終的には本人、妻、司法書士、担当事務員の4名で裁判所に出向き、本人が裁判官から直接の指導を受けた。その後2カ月間の家計を提出し、問題ないとなったので何とか認可決定を得ることができた。

特記事項

率直に言えばお金にルーズなタイプの依頼者。
妻のカード払いも30万円近くあり、流石にこの家計は通らないぞとなって立て直しを図っていたために長期化したという特殊性がある。

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