【過払い】直近で完済してから過払い調査を開始したケース

   司法書士山田 愼一

監修者:グリーン司法書士法人   山田 愼一
【所属】東京司法書士会 登録番号東京第8849号 / 東京都行政書士会所属 会員番号第14026号 【保有資格】司法書士・行政書士・家族信託専門士・M&Aシニアエキスパート 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」著者・「はじめての相続」監修など多数

解決事例
【過払い】直近で完済してから過払い調査を開始したケース

この記事は約 2 分で読めます。

  • 過払い
  • 50代
  • 男性
  • 正社員

【借金の理由】生活費

債務整理前
借金総額
30万円
月々返済額
15,000円
借入社数
2社
借金の期間
30年以上
債務整理後
過払い金返還額:170万円
減額できた借金総額:30万円減額できた月々返済額:15,000円

依頼前の状況

※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。

平成10年頃から借入と返済を繰り返していたが、令和2年になってようやく完済の目途が立った。
長期間の返済をしている人の場合には過払い金が出るという広告を見かけ、自分はどうなんだろうと気になっていた。

依頼内容・対応と結果

相談時点では、計算上わずかに債務が残っていた。
このまま漫然と介入するとブラックリストに載ってしまう。

そこで、本人から債権者に連絡してもらい、残額を確認。
その金額を振り込んで債務残高をゼロにしたうえで過払い調査の通知を送った。

交渉の結果、100万円と70万円の過払い金返還で合意できた。

特記事項

引き直し計算前の状態で、形式上債務が残っている状態だと、返済必要な状態での介入となってしまいブラックリストに載ることがある。

過払い調査だけならブラックに載らないので、本件のように形式上完済にしてから介入することでブラックのリスクをなくすことも多い。

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