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【借金の理由】奨学金、浪費、詐欺
債務整理前 | |||
借金総額 920万円 | 月々返済額 18万円 | 借入社数 14社 | 借金の期間 8年 |
債務整理後 | |||
借金総額:0円 | 月々返済額:0円 | ||
減額できた借金総額:920万円 | 減額できた月々返済額:18万円 |
目次 ▼
依頼前の状況
※ご相談者様の特定を防ぐために、内容を若干変更しております。
学生時代に交際費のため安易に借入を開始。社会人になってからも、カードを持とうと考えて一気に3枚作成した。
保育園に就職してから結婚し、産休を取得する際に退職して専業主婦となった。 その期間は夫の収入で生活していたものの、返済のため自分の収入を増やそうと副業に手を出したが、そこでアフィリエイト詐欺に引っ掛かってしまい、結局借金が増えただけであった、育児がひと段落し、自宅で一人手持ち無沙汰な時間が増えたあたりでオンラインゲームの課金に手を出してしまい、これもまた借金が増える要因となった。
借入の原因が原因なので夫にとても言えず、どうしたらいいかと一人で悩んでいるところで相談に来所。
依頼内容・対応と結果
相談時にはパートとして働いており、個人再生も十分に考えられたが、ご主人に内緒にしたく手続きをより短期で終わらせられるなら破産の方が良いということで破産に決定。
しかし、借入れの原因がほぼ浪費であることに加え、相談時点の直近でオンラインゲーム、競馬、宝くじと立て続けに浪費していたので管財リスクが相当にあった。もちろん管財になればご主人に内緒にできなくなる可能性が高く、その点は十分に説明のうえで手続きを進めた。
途中、ご主人に自己破産のことがバレてしまい、一度は破産なんてやめてしまえと言われたこともあるが、本人だけでなく事務員からも丁寧に手続内容の説明をした結果、逆に協力を得ることができスムーズに進めることができた。申し立て後も特に反省文など求められることもなく、同時廃止決定がスッと出た。
特記事項
学生時代から安易に借入をしたり、よく考えずにカードを複数枚作ったり、金銭的にややルーズなところがあったように思う。今回の自己破産を良き経験として今後の立て直しに活かしてもらいたい。
とはいえこの案件で反省文や免責審尋もなく同時廃止が出たのは僥倖である。反省文くらいは覚悟していた。
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