商業登記の経験談・解決事例

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司法書士中川 徳将

 監修者:中川 徳将

この記事を読む およそ時間: < 1

司法書士の仕事は多岐にわたりますが、その中のひとつが会社解散に関する手続きです。
今回は、会社解散手続きの中でも特に印象に残っている事例を紹介いたします。


背景

会社解散について相談に訪れたのは、かつて小売業界で成功を収めていた株式会社です。
私も名前は聞いたことがあったので「まさか、この会社が解散するのか」と驚いた記憶があります。

聞けば、競争激化や経済状況の変化により、収益が減少し、経営が立ち行かなくなったとのことでした。
株主総会が開かれ、会社の存続はできないと判断され、会社解散について相談にきたとのことです。


課題と対応策

会社解散や現状についてお話を伺ったところ、株主間でも会社解散や解散方法について意思を統一できていないことがわかりました。
正式に依頼を受けた後は、株主の方々に集まっていただき、解散の理由や方法について丁寧に話し合いを行いました。司法書士として法的なアドバイスを行った結果、株主間で解散について合意していただくことができました。

会社解散について株主総会で決定した後は、解散届出書の作成および提出、債務者への通知、財産分配計画策定など法的手続きをサポートしました。
続いて、債務の精算も行いました。

ご相談いただいた会社は多くの債務を抱えている状態でしたので、債権者と交渉を進め、債務整理を行いました。


解決

すべての手続きが解散し、無事会社が解散されました。
会社解散の手続きは非常に複雑であり、法律に関する知識も必要です。

私たちが法務的な部分をサポートすることで、経営陣には従業員のフォローや事業の整理などに集中していただくことができました。
債権者との交渉も任せていただくことで、できるだけ良い形で債務整理できたと感じます。


まとめ

この経験を通じて、会社解散は複雑な手続きであるだけでなく、様々な人や会社に大きな影響を及ぼす手続きだと再確認しました。
間違いは許されず、自分の手続きや交渉次第で経営陣や株主の将来が変わってしまうことを強く認識し、今後も業務に励もうと思います。

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