私は司法書士として数多くの会社設立の登記申請や手続きを行ってきました。
今回ご紹介するのは、その中でも特に印象深かったエピソードです。
クライアントとの出会い
事務所に相談にやってきたのは20代女性の百瀬さん(仮名)でした。
百瀬さんはハンドメイド商品のオンラインマーケットプレイスの開設を目指しているとのことでした。
事業内容については固まっており、SNSなどによるブランディング戦略も成功しているものの法的手続きについて不安を感じているようでした。
また百瀬さん自身も会社設立やオンラインマーケットプレイスの立ち上げ・管理だけでなく、クリエイターとしても活動されていました。
百瀬さんの話を聞くと情熱や才能にあふれていて魅力的な人柄でありながら、手続き面で遅れてしまい非常にもったいないと印象を持ったことを覚えています。
問題の分析と対応
初回相談時に、事業内容や計画に関して詳細を伺いました。
そして、会社設立の手続きについてかみ砕いて説明を行いました。
百瀬さんとお話していく中で信頼していただけたようで、会社設立の手続きはすべてお任せしたいとのお言葉をいただきました。
手続きの進行
正式にご依頼いただけたので、会社設立にあたり必要な定款作成や登記申請書類の作成を行いました。
会社設立の手続きのみを行うのではなく、株式会社設立後の法的手続きや運営に関するアドバイスも行いました。
クライアントの反応
会社設立手続きが完了後、ほどなくして百瀬さんが運営するハンドメイドのオンラインマーケットプレイスが無事開設できたとご連絡をいただきました。
「グリーン司法書士法人にすべて任せて良かった!」と明るく言っていただいたときには、私自身もとても達成感を味わいました。
まとめ
会社設立の手続きは、新たな事業の始まりをお助けすることができるということを改めて感じることができ、希望に満ち溢れているお姿に初心を大切にしなければいけないと気づかされたので、とても印象に残っています。
司法書士の仕事は、夢や希望を実現するための大きな一歩をサポートすることができ、法律の専門家という枠を超えて、起業家のサポートを行えることに大きなやりがいを感じる日々です。