- 利用したサービス:相続登記、仮登記の抹消手続き
- 相続した財産:不動産(土地・建物)、金融資産(100万円以上)
- 居住地:関東地方
- 依頼者の立場:お母様を亡くされたご長男
│ 事例の概要
目次
│ 事例の概要
30年以上放置されていた不動産の仮登記を、専門知識と組織力で抹消し、将来の売却に向けた登記上の課題を整理した事例です。
課題
- 相続した不動産に、30年以上前のハウスメーカー名義の「仮登記」が残されたままという状態でした
- 既に支払いは完了しているにもかかわらず、登記だけが長年放置されており、将来の売却における障害となるリスクを抱えていました
- 仮登記の抹消には専門的な知識が不可欠で、ご自身だけで手続きを完了させるのは困難な状況にありました
成果
- 専門知識が求められる複雑な手続きをサポートし、古い仮登記の抹消を完了させました
- 不動産の権利関係がクリーンな状態に整備され、将来の売却に向けた基盤が整いました
- 将来の不動産売却についてもご相談いただく約束を取り付け、継続的な信頼関係を構築しました
│ 依頼の背景
お母様が亡くなられ、ご依頼者様が唯一の相続人として手続きを進めることになりました。ご家族構成がシンプルであったため、当初は相続手続きも比較的スムーズに進むだろうとお考えだったそうです。
しかし、相続財産の調査を進める中で、ご自宅の不動産にハウスメーカー名義の「2号仮登記」という見慣れない登記が残っていることが判明しました。それは昭和60年ごろに設定されたもので、もちろん支払いはとうの昔に終えているはずでした。この登記が残っていることで、将来不動産を売却する際に大きな障害となりかねない、という現実的な問題に直面しました。
お知り合いにも専門家はいらっしゃったそうですが、まずは幅広く話を聞いてみたいというお気持ちから、当事務所の無料相談をご利用いただくことになりました。初回のご相談では、この長年の課題をきちんと清算し、安心して将来の売却に進みたいという切実な思いが伝わってきました。
│ 解決までの道のり / グリーングループだからできたこと
ステップ1:初回相談と解決策のご提案
ご相談当初、ご依頼者様はご自身ではどうすることもできない「仮登記」という問題に対し、本当に解決できるのか、どのくらいの時間と費用がかかるのか、といったご不安を抱えていらっしゃいました。私たちはまず、ご依頼者様の状況を丁寧にヒアリングし、仮登記の仕組みから抹消手続き、そして相続登記までの具体的な流れと見通しを分かりやすくご説明しました。
このような仮登記の抹消についても、当事務所には多様な案件の知見が蓄積されており、組織として解決できる体制が整っています。その点をお伝えすることで、ご依頼者様に「ここなら任せられる」という安心感を持っていただけたのではないかと思います。
私たちの説明にご納得いただき、ご依頼者様は「ぜひお願いしたい」と、正式に手続きをご依頼くださいました。専門家として、適切な手続きで対応できるよう責任を持って業務に着手しました。
ステップ2:専門知識を要する仮登記抹消手続きの実行
私たちはご依頼者様の代理人として、全ての窓口業務を担当しました。まずハウスメーカーへ直接連絡を取り、仮登記抹消に必要な書類の発行を依頼。並行して、法務局へ提出する専門的な登記申請書を作成しました。作成にあたっては、過去の類似案件の知見を持つ所内のメンバーに何度も確認を取りながら、慎重に準備を進めました。このように組織の知識を結集させることで、珍しい事例であっても、適切に手続きを進めることができました。
ご自身では手も足も出なかった専門的な手続きが、私たちの手で着々と進んでいく様子をご覧になり、ご依頼者様も少しずつ安堵されているご様子でした。
ステップ3:全ての登記完了と将来への信頼関係構築
仮登記の抹消は、物件の所有者が当事者として手続きを行う必要があります。そのため、先に相続登記を行い、名義を故人から相続人に移した上で、仮登記の抹消手続きを完了させました。こうした進行上の理由も丁寧にご説明し、ご不安やご負担が生じないよう配慮しながら進めました。
すべての手続きを終え、長年の懸案だった仮登記が抹消され、名義もご依頼者様に変わったきれいな状態の登記簿謄本をお渡しした際には、心から安堵された表情をされていたのが非常に印象的でした。
ご依頼者様は、現在ご自宅をリフォーム中で、その間だけ相続されたこの不動産に仮住まいをされています。一連の対応に大変ご満足いただき、「リフォームが終わってこの家を売却する時には、またグリーンさんにお願いしたい」という、この上なく嬉しいお言葉を頂戴することができました。
│ 得られた結果
- 30年以上放置されていた不動産の仮登記を抹消し、権利関係を整理しました。
- 相続登記も無事に完了させ、将来の不動産売却における法的な障害をすべて取り除きました。
- 複雑な手続きをご支援することで、ご依頼者様の時間的・精神的なご負担を大幅に軽減しました。
- 将来の不動産売却についてもご相談いただくという、未来につながる強固な信頼関係を構築しました。
│ 担当司法書士から
今回のご依頼者様のケースは、相続人がお一人であったため、相続関係の確定自体は複雑ではありませんでした。しかし、一般の方には馴染みのない「仮登記」、それも数十年前に設定され、長年放置されていたものを抹消するという点において、司法書士としての専門性を最大限に発揮できた案件だと感じています。このような権利関係の整理は、ご自身で対応するには情報収集から書類作成、関係各所との調整まで、非常に高いハードルがあるからです。
担保として仮登記が用いられることは稀ですが、当法人には過去55,000件を超える相談で培われた多様なノウハウが組織全体で共有されています。そのノウハウがあったからこそ、滞りなく、そして正確に手続きを完了させることができました。個人の力だけでなく、組織の力で課題を解決できた好例だと思います。
全ての手続きが完了した際の、ご依頼者様の安堵された表情は今でも忘れられません。「これで将来の心配事が一つ減りました」というお言葉をいただいた時、私たちの仕事がお客様の未来の安心に直接つながっているのだと改めて実感し、心から嬉しく思いました。
不動産の複雑な権利関係でお悩みの方は、グリーングループにご相談ください グリーン司法書士法人は豊富な実績とワンストップの対応力が特徴の司法書士事務所です。 本事例でお伝えしてきたとおり、相続した不動産の権利関係が複雑で、ご自身での対応に限界を感じている方は、グリーン司法書士法人で解決できる可能性が高いです 気になる方は、お気軽にご相談ください。 |











