- 利用したサービス:不動産の相続手続き、預金手続き、ゴルフ会員権の相続手続き
- 相続した財産:評価額1億円超の不動産(共有持分あり)、預貯金、ゴルフ会員権
- 居住地:記載なし
- 依頼者の立場:相続人(子)
│ 事例の概要
目次
│ 事例の概要
お父様が若くして亡くなり、評価額1億円超の共有名義不動産やゴルフ会員権の相続が発生。外部の税理士が作成した遺産分割協議書の内容を踏まえ、組織力で対応し、ご家族の要望通りの相続手続きを完了させた事例です。
課題
- お父様が60代の若さで亡くなられ、突然相続税申告が必要な状況に直面していました
- 手続きが確立されておらず煩雑なゴルフ会員権の相続をどう進めるべきか、判断に迷っていました
- 一般的な相続実務とは異なる内容を含む遺産分割協議書であったため、手続き方法の整理が必要でした
- 外部の税理士との連携が必須という制約の中で、円滑に手続きを進められるかという不安を抱えていました
成果
- ご家族と税理士の要望通り、特殊で細かい遺産分割を正確に実現しました
- お客様の手間を最小限に抑え、手続きが確立されていないゴルフ会員権の相続を完了させました
- 外部の税理士との連携が求められる複雑な状況下で、約1年2ヶ月かけて必要な相続手続きを完了しました
│ 依頼の背景
お父様が60代の若さでお亡くなりになり、ご家族にとって予期せぬ形で相続が始まりました。何から手をつければよいか分からない中、財産の整理を進めていくと、お住まいだったご自宅の不動産は評価額が1億円を超え、さらにお祖母様との共有名義になっていることが判明しました。この時点で、相続税の申告が必要になるという現実的な課題が浮かび上がってきました。
さらに、財産の中には預貯金のほかにゴルフ会員権も含まれており、金融機関の手続きとは勝手が違うため、ご自身たちで手続きを進めることに大きな不安を感じられたそうです。加えて、相続税の申告は知人の税理士の方にお願いすることになったものの、肝心の相続手続き全体を誰がどのように進めていくのか、その道筋が見えない状況でした。
決定的なきっかけとなったのは、その税理士の方が作成された遺産分割協議書の内容でした。預貯金の分け方について「同じ口座の中で何百万円はこの人へ」と金額を直接指定するなど、実務上の手続きを進めるには難しい、特殊な指示が記載されていました。このままでは金融機関で手続きが滞ってしまうのではないか、という切実な懸念から、相続手続きの専門家である司法書士に相談し、この複雑な状況を確実に解決する必要があるとお考えになったとのことでした。
│ 解決までの道のり / グリーングループだからできたこと
ステップ1:煩雑なゴルフ会員権の相続手続きの交通整理
ご相談いただいた時点で、ご家族はゴルフ会員権の相続手続きについて、どこに連絡し、どのような書類が必要なのか全く分からない状態でした。金融機関のように手続きが確立されていないため、途方に暮れていらっしゃったと伺っております。
そこで私たちは、まず窓口となって各ゴルフ場へ連絡を取り、相続手続きに必要な書類の取り寄せから始めました。過去に同様の案件を扱った経験を活かし、手続きの流れを先回りして整理して、必要書類のご準備や署名捺印にご協力いただきながら進めました。私たちが煩雑な手続きの交通整理を行ったことで、お客様の労力と心理的なご負担を最小限に抑えることができました。
ステップ2:実務上の壁を乗り越える、特殊な遺産分割への対応
今回、最も困難を極めたのが、税理士の方の方針を反映した遺産分割協議書への対応でした。相続税対策のため、通常よりも分配ルールが細かく設定されていました。実務上では、預貯金の残高は利息などで日々変動するため、通常、特定の金額を指定して分割する記載は行いません。そのため、実行のためにはきちんと段取りを決めて手続きをスムーズに進める必要がありました。
この前例の少ないご要望に対し、私たちは社内の預貯金手続きを専門とするチームを中心に、解決策を検討しました。チームが持つ豊富な経験と、これまで数多くの金融機関とやり取りを重ねてきたノウハウを駆使し、税理士の方のご意向を尊重しつつ、現実的に手続きが可能な方法を模索し、実行に移しました。
一般的には対応が難しいとされる変則的なご要望にも柔軟に対応できたのは、各分野に専門チームを擁する私たちの組織力があってこそです。手続きが頓挫するかもしれないというお客様の不安を解消し、ご家族および税理士のご意向を踏まえながら、手続きを進めました。
│ 得られた結果
- ご家族や税理士から指定された、評価額1億円超の不動産を含む非常に細かく特殊な遺産分割を、要望通りに実現しました。
- お客様の手間を最小限に抑え、手続きが煩雑なゴルフ会員権の相続を無事に完了させました。
- 外部の税理士との連携が必要な複雑な状況下で、約1年2ヶ月をかけて全ての相続手続きを確実かつ円満に終えることができました。
│ 担当司法書士から
相続手続きにおいて、遺産分割協議書の内容は、その後の金融機関や法務局での手続きの根幹となります。特に、預貯金のように日々残高が変動する財産に対して、特定の金額を指定して分割する方法は、実務上の手続きを非常に複雑にするため、本案件のように特殊な意図がある場合以外は、通常は避けるべき手法とされています。
しかし、当法人には預貯金手続きを専門とするチームがあり、豊富な経験とノウハウを蓄積しています。この組織力があったからこそ、税理士の先生のご意向を尊重しつつ、金融機関との調整を円滑に進め、ご要望通りの手続きを実現することができました。
複雑な手続きを一つひとつクリアしていく中で、徐々に信頼を寄せていただけるようになり、最終的に全ての手続きが完了した際、「グリーンさんに任せて本当に良かった」と安堵の表情を浮かべられたのを見て、この案件に携わることができて心から良かったと感じています。
複雑な相続でお悩みの方は、グリーン司法書士法人にご相談ください。 グリーン司法書士法人は、税理士などの専門家と連携し、相続手続きから相続税申告手続きまでワンストップで対応する司法書士事務所です。 複雑な事情を抱えた相続手続きで悩んでいる方は、グリーン司法書士法人でお力添えできる可能性があります。 気になる方は、お気軽にご相談ください。 |







