- 利用したサービス:不動産の相続登記、団体信用生命保険による抵当権抹消、税理士連携
- 相続した財産:マンション(ご自宅)、預金、高額な死亡保険金、公務員の共済
- 居住地:記載なし
- 依頼者の立場:相続人(妻)
目次
│ 事例の概要
配偶者を亡くされた悲しみの中、仕事と専門的な相続手続きに追われていた状況から、心情に寄り添ったサポートと税理士連携により、約10ヶ月で全ての手続きを完了させた事例です。
課題
- 配偶者を亡くされた直後で、精神的に大きな負担を抱えていました
- 多忙な仕事と並行して、高額な保険金や住宅ローンの抵当権抹消など、専門的な手続きを進めなければならない状況でした
- 公務員の共済など、馴染みのない財産の手続きも発生し、何から手をつけて良いか判断に迷っていました
成果
- ご家族による遺産分割協議成立後、必要な手続きを遂行しました
- グループ内税理士法人との連携により、ご依頼から約10ヶ月で、相続税申告から不動産の相続登記まで必要な手続きを完了しました
- 税理士との連携により、高額な死亡保険金や共済といった専門知識が必要な手続きも、ワンストップで対応できる体制が整いました
│ 依頼の背景
若くしてご主人様を亡くされたご依頼者様。大切な方を失った悲しみに暮れる間もなく、様々な相続手続きを開始しなければならない状況に置かれていました。ご主人様の葬儀を終え、ご紹介を通じて当法人へご相談にお越しになった当初は、ひどく落ち込まれているご様子でした。
お話を伺うと、ご依頼者様はお仕事をされており、多忙な日々を送られていました。そのような中で、高額な死亡保険金の手続き、ご自宅マンションの住宅ローンに関する団体信用生命保険(通称「団信」)に関連する確認や必要手続き、さらには「教職員の共済」といった聞き慣れない財産についても、ご自身で対応しなくてはならないことが判明します。
手続きに不安を感じられていたことが、専門家への相談という行動につながったのだと感じています。
│ 解決までの道のり / グリーングループだからできたこと
ステップ1:お客様の心に寄り添う、初回相談と全体像のご提示
ご主人様を亡くされたばかりで、精神的にも非常にお辛い状況の中、何から手をつければ良いのか分からず、途方に暮れていらっしゃいました。私たちはまず、ご依頼者様のお気持ちに寄り添い、お話をじっくりと伺うことから始めました。
性急に手続きを進めるのではなく、まずは必要な手続きの全体像や流れを一つひとつ丁寧にご説明し、今後の見通しを具体的にお示ししました。複雑な相続手続きも、全体像を把握することで、漠然とした不安が具体的な課題へと変わり、少しずつ前に進むための道筋が見えてきます。
ステップ2:税理士との連携による、専門手続きのワンストップ対応
ご依頼者様のケースでは、高額な死亡保険金や「公務員の共済」など、相続税の申告が関わる専門的な手続きが多く含まれていました。通常、これらの手続きは司法書士だけでは完結できず、別途税理士を探して依頼する必要があります。
そこで私たちは、相続案件を専門とする税理士と速やかにチームを組み、対応にあたりました。相続手続きと相続税申告手続きの両面から必要な手続きを洗い出し、窓口を当法人に一本化。ご依頼者様には、様々な専門家と個別にやり取りをしていただくご負担をおかけすることなく、手続き全体をサポートしました。
このように、司法書士と税理士が一体となって動くことで、手続きの漏れや重複を防ぎ、複雑な相続案件であってもスムーズに進行させることが可能になります。馴染みのない財産に関する調査や手続きも、連携する税理士を通じて的確にご案内することができ、ご依頼者様の精神的なご負担を大きく軽減できたと考えております。
ステップ3:安心した暮らしを守る、不動産手続きの確実な実行
ご自宅のマンションには、ご主人様名義の抵当権が設定されていました。私たちは、ご主人様が団体信用生命保険に加入されていたことを確認し、この保険を利用することで住宅ローンが完済され、抵当権を抹消できることをご説明しました。
ご依頼者様に銀行でのお手続きを行っていただいた後、速やかに私たちが抵当権の抹消登記と、マンションの名義をご依頼者様へ変更する相続登記を一括で代行しました。これにより、住み慣れたご自宅に関する法的な懸念がなくなり、今後も安心して暮らし続けられるための基盤を整えることができました。
お仕事でお忙しく、なかなか連絡が取れない時期もありましたが、一つひとつの手続きを確実に完了させていくことで、ご依頼者様の不安を安心へと変えていくことが、私たちの重要な役割でした。最終的に、ご子息様との遺産分割も円満にまとまり、全ての登記手続きを滞りなく完了させることができました。
│ 得られた結果
- ご子息様との円満な遺産分割協議を完了させ、ご自宅を含むほとんどの財産をご依頼者様が相続する形で手続きがまとまりました。
- ご依頼から約10ヶ月で、複雑な相続税申告から不動産の相続登記まで、全ての相続手続きを完了させました。
- 司法書士と税理士が連携することで、専門的な手続きの窓口が一本化され、ご依頼者様のご負担を大幅に軽減できる体制を構築しました。
│ 担当司法書士から
相続手続きは、不動産の名義変更といった手続きと、相続税申告手続きが複雑に絡み合います。特に、高額な死亡保険金や共済、団体信用生命保険といった財産が含まれる場合、それぞれの分野における高度な専門知識がなければ、全体を正確に把握し、適切に進めることは非常に困難です。
今回、手続きを円滑に進めることができた背景には、相続を専門とする司法書士と税理士が緊密に連携する体制があったからに他なりません。この「3士業一体チーム」という強みがあったからこそ、相続手続きと相続税申告手続きの間に生じがちな「隙間」をなくし、ご依頼者様には一つの窓口で安心して全てをお任せいただくことができました。
ご依頼当初、憔悴しきったご様子だったご依頼者様が、手続きが一つひとつ完了するにつれて、少しずつ落ち着きを取り戻されていくお姿を拝見できたことは、今でも印象深く残っています。全ての報告を終えた際の、安堵された表情を見たとき、この仕事の意義を改めて感じ、私たちも心から安堵しました。
ご主人様を亡くされた悲しみが癒えるには時間がかかるかと存じますが、これからの生活を安心して送っていただけるよう、法的な基盤を整えるお手伝いができたことを大変嬉しく思います。今後、何かお困りのことがございましたら、いつでも私たちを頼っていただければ幸いです。
相続税申告でお悩みの方は、グリーングループにご相談ください グリーン司法書士法人は、税理士や行政書士と一体で相続手続きに対応する司法書士事務所です。 本事例でお伝えしてきたとおり、大切な方を亡くされた悲しみの中で、複雑な相続手続きに不安を感じている方は、グリーングループがお力になれる可能性があります。 気になる方は、お気軽にご相談ください。 |











