遺産分割後、共有持分を売買する
両親の残した自宅を兄の健太さん(仮名)と妹の佐代子さん(仮名)が相続し、現在は健太さん一家が住んでいます。
相続した時の持分割合は健太さんが4分の3、佐代子さんが4分の1ですが、数年後、自宅の老朽化に伴い、建替えを検討することに。
しかし、土地が佐代子さんとの共有のままでは、抵当権の設定に佐代子さんの承諾が必要となることが判明したのです。
結局、健太さんは佐代子さんの土地持分を1000万円で買い取ることになりました。
その結果、
- 健太さんの負担……土地購入代金1,000万円、不動産取得税、登録免許税
- 佐代子さんの負担……土地売却に伴う譲渡税(原価5%と考えると190万円)
の経費が発生しました。
佐代子さんは兄弟の間ですから「もっと安くてもいい」という気持ちでしたが、兄弟間の売買の場合は、時価で売買しないと贈与税がかかってくる恐れがあるということで時価による売買となりました。
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