相続税対策の失敗事例の状況
Aさんは、父が亡くなったので、父が商売をしてきた関係で長年お世話になっている顧問税理士に相続税の申告をお願いしました。
今までの父の確定申告をしてきて、財産もある程度分かっており、一番適切な判断をしてくれるはずと考えての判断でした。
そうこうしているうちに、Aさんは、この税理士に言われるがままに書類を準備し、その結果8,000万円の相続税を支払うことになってしまいました。
あまりの大きい額にびっくりしたAさんはどこかおかしいのではと思い、税理士をしている学生時代の同級生に相談してみました。
すると、あまりにも大ざっぱな土地評価で、相続財産が1億も過大評価されていることが判明したという相続税対策の失敗事例です。
相続税対策失敗の原因
顧問税理士は2〜3年に1度くらいしか相続税の申告をしておらず、相続に関してはあまり得意ではなかったということが後にわかりました。
このケースは税理士にも得意不得意があることを考えずに、顧問税理士に安易にお願いしたことが相続税対策失敗の原因です。
相続税対策を失敗しないためには
気づいた時には、既に相続税の申告期限10ヶ月が過ぎてしまっていたが、申告期限から1年以内であったので、税務署に「更正の請求」をして処理しました。
しかし、申告は期限内にしたものの、期限後に納付したため、延滞税を負担するとともに、税理士への報酬も2人分程度かかってしまいました。
今回のような相続税対策の失敗をしないためには、相続税対策が得意な税理士であることを確かめて依頼するようにしましょう。
