- 利用したサービス:未成年後見人の選任申し立て、預金解約、貸金庫の解約、相続登記
- 相続した財産:預金(多数の金融機関)、貸金庫、不動産
- 居住地:関西地方
- 依頼者の立場:第1順位の相続人(被相続人の息子様)
目次
│ 事例の概要
お母様が急逝し、唯一の相続人となった未成年の息子様とご家族が、未成年後見人の選任申し立てや複雑な金融機関手続きの代行を通じて、すべての相続手続きを円滑に完了させた事例です。
課題
- 唯一の相続人である息子様が未成年であり、ご自身で複雑な相続手続きを進めることが困難な状態でした
- ご高齢の祖父母様も財産状況を全く把握しておらず、多数の金融機関での手続きに途方に暮れていました
- 他の親族も遠方に住んでおり、すぐにサポートへ駆けつけることが難しいという制約を抱えていました
成果
- 未成年後見人の選任申し立てをスムーズに完了させました
- 多数の金融機関の預金解約や貸金庫の開扉など、煩雑な手続きをサポートし、ご家族の負担を大幅に軽減しました
- 不動産の相続登記を含むすべての手続きを、ご親族間のトラブルなく円満に完了させることができました
│ 依頼の背景
お母様が突然お亡くなりになり、当時高校生だった息子様が、唯一の相続人となりました。すでにお父様も他界されており、両親を立て続けに亡くされたショックは計り知れず、ご自身で複雑な相続手続きを進めることは到底不可能なご状況でした。
息子様を支える同居のおじい様とおばあ様もご高齢で、被相続人の財産状況を全く把握されていませんでした。生前の整理もされていなかったため、ご自宅からは古い時代のものを含む多数の通帳が見つかり、貸金庫の契約もあったことから、どこに、何から手をつければ良いのか分からず、ご家族皆様が途方に暮れていらっしゃったのです。
さらに、他の親族も遠方にお住まいで、すぐに駆けつけて手続きを主導することも難しい状況でした。自分たちだけではどうにもならないという切実な思いの中、深い悲しみと大きな不安を抱えながら、私たちにご相談くださいました。
│ 解決までの道のり / グリーングループだからできたこと
ステップ1:初回ご相談と精神的なサポート
ご相談当初、ご家族の皆様は深い悲しみと混乱の中にいらっしゃいました。私たちはまず、法的な手続きの説明以上に、そのお心に寄り添うことを最優先いたしました。「わからないことはすべて私たちが担いますから、一人ではありませんよ」とお伝えし、専門家として皆様を支える姿勢を明確にすることで、少しでも安心していただけるよう努めました。この寄り添う姿勢が、ご家族の皆様が前を向いて手続きに取り組むための第一歩となりました。
ステップ2:未成年後見人選任に向けた迅速な連携
息子様が未成年であったため、相続手続きを進めるには、家庭裁判所に「未成年後見人」の選任を申し立てる必要がありました。これは専門的な手続きを要しますが、私たちがサポートすることで、ご家族を煩わせることなく、迅速に申し立ての準備を進めることができました。結果的に、家庭裁判所により、ご依頼者様のお住まいに近い弁護士が未成年後見人として選任されました。
ステップ3:煩雑な金融機関・貸金庫の手続き代行
突然の出来事だったため、お母様の金融資産は整理されておらず、多数の金融機関での解約手続きが必要でした。特に、厳格な本人確認や相続人・後見人の立ち会いが求められる貸金庫の解約は、ご高齢のおじい様にとって大きな負担です。そこで、私たちが銀行との事前調整から予約までを行い、当日は担当者がおじい様に同行して開扉に立ち会いました。手間のかかる預金の解約作業も並行してサポートし、ご家族の物理的・精神的なご負担を大幅に軽減いたしました。
ステップ4:ご親族との円滑な連携と信頼関係の構築
手続きを進める上で、遠方にお住まいのご親族との円滑な連携も重要な鍵でした。私たちは、ご親族にもこまめにお電話で状況をご報告し、情報共有を徹底することで、ご親族間の不安や誤解が生じないよう配慮しました。その結果、最後まで強い信頼関係を保ちながら、すべての手続きを円満に完了させることができました。
│ 得られた結果
- お客様が成年に達するのを待つことなく、未成年後見人を選任し、迅速に相続手続きを開始しました。
- 銀行合併前の通帳を含め、多数存在した金融機関口座の解約と、懸念されていた貸金庫の開扉・解約をすべて完了させました。
- 不動産の相続登記を含むすべての手続きを、ご親族間のトラブルなく円滑に終えることができました。
│ 担当司法書士から
未成年の方が唯一の相続人となるケースでは、法的な後見人の選任申立てなど、ご家族だけで対応するには非常に困難な手続きが不可欠です。今回のように、多数の金融機関での手続きや貸金庫の解約まで重なると、そのご負担は計り知れません。
私たちは、家庭裁判所での未成年後見人の選任申し立ての手続きを円滑に進めました。また、煩雑な金融機関とのやり取りや貸金庫の開扉にも担当者が直接立ち会い、ご家族の皆様が安心して日常を取り戻せるよう、手続き面での負担を徹底的に軽減するサポートを心がけました。
何より印象に残っているのは、ご相談当初、深い悲しみと不安でいっぱいの表情をされていたおじい様、おばあ様が、手続きが一つひとつ進むにつれて、安堵の表情を取り戻されていったことです。そのお姿を拝見し、私たちが単なる手続きの代行者ではなく、ご家族の心の支えになれているのだと強く実感できたことは、専門家として大きな喜びでした。
突然の相続でお困りの方は、グリーングループにご相談ください。 グリーン司法書士法人は、ご家族に寄り添い、複雑な手続きもワンストップで解決する司法書士事務所です。 本事例でお伝えしてきたとおり、突然の相続で何から手をつけていいか分からず悩んでいる方は、グリーン司法書士法人でお力になれる可能性があります。 気になる方は、お気軽にご相談ください。 |










