• 利用したサービス:不動産の相続登記、未登記建物の名義変更届出、森林の土地の所有者届出
  • 相続した財産:不動産(未登記のご自宅、物置、20件ほどの山林など)
  • 居住地:関西地方
  • 依頼者の立場:被相続人の子

│ 事例の概要


│ 事例の概要

20件超の不動産相続で、不要な山林を手放したいとのご希望をお持ちだったお客様。国庫帰属制度の利用は断念したものの、専門家の適切なアドバイスと迅速な手続き代行により、わずか2ヶ月で全ての相続手続きを完了させた事例です。

課題

  1. ご自宅のほかに山林など20件ほどの不動産があり、相続対象の物件数が非常に多い状態でした
  2. ご自宅の家屋や物置が長年未登記のままになっており、通常とは異なる手続きが必要となっていました
  3. 管理の難しい山林について、相続土地国庫帰属制度の利用を検討していたが、専門的な知見がなくご自身での判断に不安を抱えていました

成果

  1. 20件超にのぼる不動産全てについて、漏れなく正確に依頼者様名義への相続手続きを完了させました
  2. ご依頼からわずか2ヶ月という短期間で、特殊な届け出を含むすべての手続きが完了しました
  3. 専門家による適切な助言と手続きの代行により、将来の不安が軽減されました

不要な山林は手放せない!? 現実的な道筋をご案内し、未登記建物を含む相続を2ヶ月で完了させた事例


│ 依頼の背景

お父様が亡くなられ、相続の手続きを進めることになったご依頼者様。財産を整理していく中で、ご自宅の土地建物のほかに、20件ほどの山林があることが判明しました。想像以上の物件数に、まず何から手をつければよいのか、途方に暮れてしまったと、ご相談時に伺いました。

さらに詳しく調べていくと、長年お住まいだったご自宅の家屋と物置が未登記のままであるという事実も発覚します。通常の相続手続きとは異なる手順が必要になることに加え、管理が難しく、できれば手放したいと考えていた山林の処分という問題も重なり、事態はますます複雑になっていきました。ご依頼者様はご自身で「相続土地国庫帰属制度」について調べ、その利用を検討されていました。

しかし、その制度を利用するための条件は厳しく、ご自身のケースに適用できるのか、費用は一体どれくらいかかるのか、専門的な知識がなければ判断が難しい壁に突き当たります。自分たちだけで解決するのは困難だとご判断され、私たちにご相談いただくことになりました。複雑な状況を前に、一刻も早く専門家の客観的な意見を聞きたいという切実な思いが、ひしひしと伝わってきました。


│ 解決までの道のり / グリーングループだからできたこと

ステップ1: 現状の正確な把握と、現実的な方針のご提案

ご依頼者様は当初、管理が困難な山林を「相続土地国庫帰属制度」を利用して手放すことを強く希望されていました。しかし、その制度が本当に利用できるのか、また費用面で現実的なのかという点に、大きな不安を抱えていらっしゃいました。

私たちはまず、ご依頼者様のご希望を丁寧にお伺いした上で、専門家の視点から「相続土地国庫帰属制度」を利用する際の厳しい条件や、境界の確定などに伴う費用面の負担・リスクを具体的にご説明しました。そして、グループ内の不動産部門による不要不動産の売却スキームについてもご案内し、費用感を含めて比較検討していただくことで、今回は手放さずに相続するという、より現実的でメリットの大きい方針でご納得いただきました。

当初のご希望とは異なる着地点となりましたが、専門家からの客観的で具体的な説明によって、ご依頼者様は「なぜその方針が良いのか」を深くご理解いただけたご様子でした。実現可能性の低い選択肢に固執するのではなく、より良い道筋が見えたことで、安堵された表情をされていたのが非常に印象的です。

ステップ2: 特殊な届け出を含む、煩雑な手続きの完全代行

相続手続きを進める上で、ご自宅と物置が未登記であるという問題は避けて通れませんでした。通常の相続登記に加え、こうした特殊な届け出をご自身で行うことは、時間的にも精神的にも大きな負担となります。また、山林の相続に関しても、法律で定められている「森林の土地の所有者届出」という一般には馴染みのない手続きが必要で、何から手をつけて良いか分からない状態でした。

これらの煩雑で専門的な手続きは、すべて私たちがサポートしました。未登記建物については市役所への名義変更届出を、山林については法律で定められた所有者届出を、メインとなる相続登記と並行して漏れなく、かつ正確に進めました。相続に関する各種手続きに精通し、ワンストップで対応できる体制が整っているからこそ、こうした複合的な案件にもスムーズに対応することが可能です。

ご自身ではどう対応すべきか分からなかった複雑な手続きをまとめて専門家に一任できたことで、ご依頼者様の心理的なご負担は大幅に軽減されたことと思います。「全部お任せできるのですね」というお言葉から、手続きの煩雑さから解放されたという安心感が伝わってきました。

ステップ3: 迅速な戸籍収集と、2ヶ月でのスピード解決

手続きが多岐にわたるため、完了までに長い時間がかかるのではないか、というご懸念もあったかと存じます。私たちは、ご依頼者様のご負担を一日でも早く解消できるよう、迅速なスケジュール進行を徹底しました。

ご依頼後、私たちはすぐに戸籍収集に着手しました。幸い、ご家族皆様が本籍地を変更されていなかったため、一つの役所で戸籍をまとめることができましたが、それに甘んじることなく、速達を利用するなどして可能な限り時間を短縮する工夫を凝らしました。これまでの豊富な相談実績から、手続きのどの段階で時間がかかるかを予測し、先回りして対応することで、円滑な進行を実現しました。

結果として、ご依頼からわずか2ヶ月後には、20件超の不動産に関するすべての手続きを完了させることができました。予想以上のスピード解決に、ご依頼者様も大変驚かれるとともに、深く安堵されたご様子でした。「こんなに早く終わるとは思わなかった」とのお言葉をいただき、私たちも迅速にご安心をお届けできたことを大変嬉しく思いました。


│ 得られた結果

  • 20件超にのぼるご自宅や山林など、全ての不動産について、正確な相続手続きを完了させました。
  • ご依頼からわずか2ヶ月という短期間で、未登記建物の名義変更届出などを含む全てのプロセスを完了しました。
  • 専門家の助言により、ご依頼者様のご意向を可能な限り叶える形での取り扱い方針が定まり、将来に向けた不安が解消されました。

      │ 担当司法書士から

      今回のように相続対象の不動産が20件以上と多岐にわたる場合、物件の調査漏れや記載ミスが許されない、非常に神経を使う手続きとなります。加えて、未登記の建物や森林法の届出といった特殊な手続きも含まれており、相続に関する幅広い知識と正確な実務能力が求められる案件でした。

      このような複雑な案件を2ヶ月という短期間で完了できたのは、これまで数多くの相続案件で培ってきたノウハウがあったからに他なりません。物件調査から特殊な届出まで、必要な手続きをワンストップで、かつ迅速に進める体制が当法人には整っています。

      初回のご相談時、大量の不動産を前に途方に暮れていらっしゃったご依頼者様の表情が、手続きが完了した際に安堵の表情に変わったのを見て、この仕事のやりがいを改めて感じました。「肩の荷が下りました」というお言葉をいただいたときは、無事にご依頼者様の不安を解消できたのだと、私たちも心から嬉しく思いました。

      不動産の相続でお悩みの方は、グリーン司法書士法人にお任せください。

      グリーン司法書士法人は、豊富な実績に基づき相続に関するあらゆるお悩みを一括でサポートする司法書士事務所です。

      本事例でお伝えしてきたとおり、複雑で多岐にわたる不動産の相続手続きで悩んでいる方は、グリーン司法書士法人でお力になれる可能性があります。

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