亡くなった母の借金を自分が背負うことになると知り、相続放棄を決断!

インタビュー事例/相続放棄に関するご相談
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借金を相続しないため、相続放棄をされたお客様のインタビューをお届けします。

今回インタビューをさせて頂いたT様は、「相続放棄」の手続きで、弊所をご利用いただきました。抱えられていたお悩みは、亡くなられたお母様の債務についてでした。

ご存知ない方も多くいらっしゃいますが、借金は相続します。場合によっては、遺された資産よりも債務の方が多く、借金だけを相続して、不要な負担を背負うことになります。そして、相続放棄は亡くなってから3ヶ月、または自分が相続人であると知ってから3ヶ月以内に行うという期限もあります。

T様はその問題に早い段階で気付かれたので、スムーズに相続放棄の手続きを終える事ができました。

この記事をご覧頂いて、亡くなった家族の債務を放置している方はもちろん、ご自身・ご家族・ご親族に債務があるという方も、万が一の際の相続についてを話し合うきっかけにして頂ければと思います。


亡くなった母の借金を自分が背負うことになると知り、相続放棄を決断!

-早速ですが、相続放棄をしようと思われた経緯を教えてください。

2月に母が亡くなったばかりの時期は、借りている名義は母のものだし、放っておこうと考えていました。債務があることは知っていましたが、金額やどこに借りているかなどの細かいところは知りませんでしたし。ただ、遺品を整理している際に、請求書などを見つけて、本当に放っておいても良いのかと、疑問に思ったんです。それから、調べていく内に、放置してたら結局自分が負担しなければならなくなると知ったんです。それで、相続放棄をしようと決めました。母が亡くなって1ヶ月くらいだったと思うんですが、相談できるところを探し始めました。

-そうだったんですね。最初は別の事務所にご相談に行かれたと聞きましたが、その後グリーンへお越し頂いたのはどうしてでしょうか?

最初に相談に行ったところでも、費用面や手続きのことを教えて貰ったんですが、料金などの説明もちょっとわかりにくいな、と感じたんです。その事務所の方も「別のところで探してもいいですよ」と言われたので、見積もりというか、他のところでも話を聞こうと思ってグリーンさんに来ました。

-その時はどうやって相談に行く事務所を探されたんですか?

どちらもインターネットですね。「相続放棄」で検索して。自分が梅田の方によく行くので、行きやすい場所で探していました。ホームページとかも見て、相談の予約をしましたね。

-なるほど。2つの事務所でご相談された上で、弊所にご依頼頂いた決め手はなんでしょうか。

日野さんの説明がとても解りやすかったからですね。書類や口頭だけじゃなく、紙に書いたりして細かく説明してくれました。これにどれだけかかります、という所も一から説明して貰えて納得できたところが良かったです。相談の時間もすごくしっかり取ってくれたと思います。もう1つの事務所が30分くらいで終わったので、ヒアリングをしっかりしてもらえたと感じて、そういった対応の違いでも安心しました。私が一人で相談に来させてもらった後で、伯母にも同席してもらったんですが、伯母も印象が良かったと言ってましたね。

-ありがとうございます。実際に手続きをされた中で手間だと感じたところや、困ったと感じたところはありますか?

戸籍を集めたりとか全部お任せしてたので、手間だと感じるところはなかったです。私がやったのは、押印とか署名くらいだったので。最初に自分で手続きをする場合についても日野さんと話していました。でも、仕事しながら書類集めやチェック、裁判所に行ったりというのはちょっと無理かな、と思ったんです。おまかせして良かったですね。

-ありがとうございます。そう言って頂けて安心いたしました。


遠方で暮らす親族も、一緒に「相続放棄」を進めることに。

-T様ご自身に続いて、ご親族の方も相続放棄の手続きを弊所でご依頼いただいてますね。

そうですね。母の兄弟が九州の方にもいるので、そちらにも連絡をしました。

-お話をされた時のご親族の反応はどうでしたか?

僕が日野さんにしてもらった説明をそのまま伝えた感じですが、納得してもらえましたね。それで、みんなこのタイミングで手続きをした方が良いね、となりました。後から何かあるよりも、最初にやってしまおう、と。私の手続きが終わって順次、叔父や伯母についても手続きも進めてもらいました。私の方が終わったところです。叔父の手続きはいつごろになりそうですか?

日野 戸籍がほぼ集まっているところなので、あと大体1ヶ月くらいで完了する予定です。

1ヶ月くらい…すごい思った以上にスムーズですね。

日野 叔父様方がすごく協力的でしっかりと対応してくださってるので、順調に進められてます。とても助かっています。

きっちりしている方なので。こういう事はちゃんとしておかないと、って言っていたので。良かったです。

日野 最初にご相談にお越しいただいたのが3月の頭くらいでしたっけ?(インタビューは5月中旬)

そうですね。その時の説明が本当に。当時もお伝えしてたんですけど、手書きで説明とかなかなかしてくれないじゃないですか。そういう説明の熱というか、とても良かったですね。持ち上げてるとかじゃないんですけど、本当に対応の違いを感じましたね。

日野 そこまで仰っていただけると、嬉しいです(笑)。

-今日は、お時間を頂きありがとうございました。


まとめ

いかがだったでしょうか?

T様のお話を伺っていて嬉しく感じたのは、費用よりも対応や説明で納得できたと、何度も仰って頂けた点です。司法書士事務所は、多くの人にとって利用したことが無い場所ではないでしょうか。その分、「どこに行けば良いか解らない」「どこが良いか解らない」と、不安になる方が多いと感じています。相談に行って、合わないと感じられたら、時間は余分に掛かるかもしれませんが、T様のように複数の事務所で話を聞いてみるのも、とても大事だと思います。

特に、初めての事が多い相続手続きは、ご自身が質問しやすい・不安を解消しやすい・解りやすいと感じられる事務所であることも、依頼を決める上でポイントにしてみても良いと思います。

相続放棄を選ばれる方も、最初は本当に放棄するべきか・相続した方が良いのかをとても悩まれると思います。そんな時は、一人で悩まずに、専門家に相談してみてください。あなたの状況に最適な対応を見つけることができると思います。

弊所では、司法書士が8名在籍しているので、無料相談でもしっかりとお時間をとってお話をさせて頂いています。些細なことでも「こんな事を聞いてもいいの?」と思わずに、気軽にご相談ください。

こんな方は、無料相談を是非ご利用ください!
  • 相続すべきか放棄すべきか悩んでいる。
  • 仕事が忙しくて3ヶ月の期限を守るに不安がある。
  • 預金の引き出し、保険金の請求、債務の支払いなど、何をやって良いのか悪いのか不安。

著者

担当司法書士日野 修亮

T様には、対応について嬉しい言葉をたくさん頂けてとても嬉しく思います。ありがとうございました。
「借金あるなら放棄したらええやん」と簡単に考えがちですが、相続放棄は実は奥が深く難しいものです。

例えば
・普段の仕事や葬儀関係の手続に忙殺されながら、3か月間の期限を守ることができるのか?
・預金を引出した上で相続放棄することは許されないなど、細かな制限を課せられることを知っているか?
・自分が相続放棄した後、他の親族に負債が回った場合にどうすればよいか?
・そもそも、相続すべきか?放棄すべきか?

上記はほんの一例で、各家庭・各事案によって不安を抱くポイントは人それぞれだと思います。

債務の相続はご自身の両親だけではなく、普段付き合いのない親族から降りかかってくる可能性もあります。万が一、そんな状況になってしまった場合は、放置せずにまず弊所へご相談ください。状況をしっかりとヒアリングし、行うべき対策をお伝えいたします。

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