過払い金が発生している場合は、過払い金返還請求を行えば取り戻すことができます。
ですが、対象となる貸金業者、クレジットカード会社があり、対象外の借入先には請求できません。
こちらのページでは対象となる貸金業者、クレジットカード会社はどこなのか紹介いたします。
過払い金を請求できる条件
まず、過払い金を請求できる条件として、下記消費者金融・クレジット会社から
消費者金融・クレジット会社
過払い金返還請求が可能な会社
クレジットカード会社・信販会社
社名 | グレーゾーン金利適用期間 | 当時の最高金利 |
---|---|---|
セゾン | 2007年7月13日まで | ~25% |
ニコス | 2007年まで | ~27.375% |
オリコ | 2007年3月まで | ~27.6% |
イオン | 2007年3月10日まで | ~25.6% |
エポス(旧マルイ) | 2007年まで | ~27% |
アプラス | 2007年まで | ~29% |
- ※期間や金利はあくまで目安です。
- ※借入金額によって金利は変わります。
消費者金融
社名 | グレーゾーン金利適用期間 | 当時の最高金利 |
---|---|---|
プロミス | 2007年12月19日まで | ~29% |
アコム | 2007年6月18日まで | ~27.375% |
アイフル | 2007年8月まで | ~28.83% |
レイク | 2007年12月2日まで | ~27% |
- ※期間や金利はあくまで目安です。
- ※借入金額によって金利は変わります。
あくまでも当社での取り扱いが多かった業者の一例です。
このほかの貸金業者、クレジットカード会社でも過払い金返還請求ができる可能性は十分にあるので、当社の無料調査をご利用いただくことをオススメします。
過払い金返還請求ができないのはなぜ?
先ほど、対象外の借入先には請求できませんとお話しましたが、具体的には下記のような場合です。
- ■倒産してしまっている場合
- ■過払い金が発生する金利(グレーゾーン金利)での貸し付けを行っていない場合
倒産してしまっている場合
借入先が倒産すると過払い金請求はできなくなる可能性があります。
そんなに簡単に会社は倒産しないと思われるかもしれませんが、金融庁の資料によると貸金業者は2000年に3万社近くありましたが、2012年には約2,300社まで減少しており、10分の1になっています。
倒産などにより、過払い金請求が難しくなった主な貸金業者
- ■武富士
- ■SFコーポレーション(三和ファイナンス)
- ■アエル(日立信販・ワールドファイナンス・ナイス)
- ■丸和商事(ニコニコクレジット)
- ■クラヴィス
過払い金が発生する金利(グレーゾーン金利)での貸し付けを行っていない場合
2000年以降設立した会社は、利息制限法を超える高金利が社会問題となったため、グレーゾーン金利での貸し付けを行っていない会社が増えました。
モビットやアットローンなどがその代表例です。