【必見】司法書士求人から自分に合った事務所の選び方と面接の心構え
代表司法書士・行政書士 山田 愼一
司法書士資格を取れたあなたはワクワクした気持ちで、司法書士事務所を探されていますよね。
そして司法書士を目指しているあなたもワクワクした気持ちで、司法書士求人と検索して探されているんだと思います。
僕もかつては、皆様と同じワクワクした気持ちで司法書士事務所を探しました。
当時はインターネットが一般的では無く、紙のタウンページで探して大変でしたが。(笑)
本記事をお読みになれば、司法書士求人からどんな事務所を選び、その事務所に入るにはどうすれば良いかが手に入ります。
希望に満ちたあなたが本記事をお読みになり、自分に合った司法書士求人を見つけてそこで大活躍されて、素晴らしい人生を送る一助になりたいそんな想いで本記事を書いています。
是非お読みになり、良い人生、良い司法書士ライフを手に入れてください。
第1章 司法書士求人で探す前に考えるべき事
本章では、司法書士求人で事務所を探す前にまず自分自身が何をしたいのか?それを整理整頓して自分に合う司法書士事務所選びをより良いものにするための方法を書いていきます。
1-1 まず人生の目的を考えてみよう
少し壮大になってしまいますが、自分はどんな人生を送りたいのかを紙とペンを持って考えてみてください。
司法書士資格を取り、司法書士として生きていくだけが人生では有りません。
今から自分がどんな風なことを大切にして、そして亡くなっていくのか。
そこまで考えてみましょう。
家族との時間を大切にして生きたいのか?
自分が亡くなっても続く様な事務所を作りたいのか?
その人それぞれに生きる目的は様々ですよね。
自分の人生の目的(ゴール)が手に入れば、人生の設計図を持っている様なものです。
設計図もなしに何かを作るのは不可能に近いですよね。
人生の設計図を適当でも良いので手に入れましょう。
自分がどんな事を目的にして生きていきたいかは、司法書士求人で事務所を選ぶうえでも非常に重要です。
詳細に決められないよという方は、まずは難しく考えすぎずにざっくりと決めて、適宜修正していけば良いでしょう。
1-2 司法書士としての目標を決めよう
人生の目的が決まれば、そこからどんな司法書士として職業人生を歩みたいのか?キャリアプランを決めてみましょう。
例えば、3年後に独立、そこからどれ位の規模でどんな業務をしていくのか等を決めてみてください。
ポイントは、紙に書く事、そして日付を入れることです。
ここも難しく考えすぎずに、決めましょう。
目標が定まれば、司法書士求人での司法書士事務所探しがやり易くなるでしょう。
1-3 司法書士求人で重視するポイントを決めよう
司法書士求人で、司法書士事務所を探すポイントを決めましょう。
独立をしたいと思っている人なら、給与や待遇よりも自分の独立後にしようと思っている業務をできる事務所を探すでしょうし。
独立は考えていないという人なら、給与制度や福利厚生等を重視して探すでしょう。
自分が司法書士求人で重視するポイントをはっきりと決めましょう。
参考に重視するポイントの例を記載します。
① 業務内容
自分のキャリアプランから照らして、どんな業務をやっている司法書士事務所が良いのかを見極めましょう。その際に10年先まで見据えて考えるのが良いでしょう。
私見ですが、テクノロジーの進化により価値やボリュームが減少していくジャンルの業務は有るでしょう。そんな時代になっても、私は人と人がコミュニケーションを取る業務は無くならないと思いそこに注力しています。
②給与・待遇
生活していく上で一番大事な部分ですよね。これは地域・資格の有無でかなり幅が有ります。
長く勤めたいと考えている方は重視する部分ですね。
今の給与だけでなく、評価制度が有るか?昇給が有るか?そこが大事です。
自分の頑張りが、評価される方が楽しいですよね。
ただ、そういった制度が整備されている司法書士事務所が少数なのは残念ですが。
有給取得率も必ずチェックしましょう。
理想は80%以上ですね。
逆に100%も考え物じゃないかと思います。
なぜなら、100%消化してしまうと風邪等の急な休みに有給を使えなくなりますよね。
③アクセス
自分の家からなるべく近い方が良いですよね。
特に通勤電車はストレスが溜まるだけで、デメリットしかないですよね。
思い切り司法書士として活躍するなら、そういう住環境へ投資するのも考えましょう。
第2章 司法書士求人で自分に合った事務所の選び方
いよいよ司法書士求人で検索して司法書士事務所を探していきます。その際にどんなサイトが出てきて、何を選べばよいのかを解説していきます。
2-1 司法書士求人で出てくるサイトの種類
司法書士求人で検索して出てくるサイトの種類は主に以下の4つです。
そのメリット・デメリットを記載します。
①転職支援会社
メリット
転職支援の担当者が、その人に合った司法書士事務所を紹介してくれる。
デメリット
採用が決まれば司法書士事務所が多額の紹介料を支払う。
どうしても馴染みの(過去に何人か紹介している)ところを紹介される。
②各都道府県の司法書士会
メリット
その地域の事務所しか掲載されていない。
デメリット
やっていない都道府県も有るかも。
③司法書士事務所の求人ページ
メリット
その事務所固有の情報がよくわかる
デメリット
他と比較できない
2-2 司法書士求人で検索するポイント
司法書士求人で検索する際は、「司法書士求人 新宿」等地名で検索するのがおすすめです。
自分の働きたいエリアでまず探して、その中に無ければ範囲を広げて「司法書士求人 東京」等で検索して探していきましょう。
2-3 司法書士求人での条件で見るべきポイント
僕がもし家族や友人が司法書士求人を調べるならこうした方が良いと思うポイントを記載します。
①業務内容は将来性が有るか?
誰も未来の確かな事は分かりませんが、僕は司法書士業界も変化していくだろうと考えています。
伝統的な、不動産の決済だけとかの業務内容なら家族や友人にはすすめません。
それに特に資格をお持ちの方だと、決済業務だけだと短期間で飽きてしまうかも知れません。
もちろん奥深い案件の場合も有るのですが、大半がルーティンなので。
最初は受験で得た知識がダイレクトに活かせるので楽しいのですが、僕の場合は半年くらいで殆どのパターンをマスターして飽きてしまいました。
②勤務地が通勤30分以内か?
僕は通勤時間というのはできるだけ短い方が良いと考えています。
満員電車でもストレスが少ないのは30分くらいじゃないでしょうか。
自分のパフォーマンスをいかんなく発揮する為にもできるだけ重視しましょう。
2-4 司法書士求人で応募を検討した事務所のホームページを見よう
司法書士求人で応募したい事務所を見つけたら、ホームページ内をくまなくチェックしましょう。
その際に重視したいポイントを記載します。
①経営理念が有るか?
特に長く勤めたいなら重要なポイントです。
組織が健全に発展していくためには、経営理念が必須だからです。
呼び方が、ビジョンやミッションという場合も有りますが、経営理念が有りそれが自分の信条と合うかどうかこれは一番優先した方が良いポイントです。
③経営者がどういう人か?
司法書士事務所も、中小企業の一つです。
経営者である代表司法書士で、その司法書士事務所がどう進んでいくのかは100%決まると思います。
代表の考えが記載してあるページでそれを見ましょう。
第3章 司法書士求人で応募後の面接での心構え
いよいよ司法書士求人で応募した司法書士事務所での面接です。
ここでは必要以上に自分を着飾らずにしましょう。
できれば本音で普段の自分で。
その方が結果的に良い事務所を選べるでしょう。
3-1 履歴書では必ず志望動機を入れよう
まずは履歴書です、僕はいつも志望動機のところを楽しんで読んでいます。経歴や資格も大事ですがどんな想いで応募しているのかを率直に伝えましょう。
「想いは伝わる」見た目の字のきれいさよりも、書いているときの想いは不思議と伝わります。
3-2 面接では正直に答えよう
面接では、嘘やいい加減な事は言わないを心がけましょう。
特に何百人も面接している様な人は、嘘を見抜くのも上手です。
ありのままの自分を見てもらいましょう。
3-3 司法書士事務所のチェックポイント
司法書士事務所の求人での面接の場合は、代表が最終面接や一次面接を担当することが多いと思います。
司法書士事務所といえども、経営を経営と捉えてきちんとできているかは重要です。
例えば、最低限経営理念が有るのか?等を確認しましょう。
将来のビジョンや理念を、面接や説明会できちんと語れるのか?そこを見極めましょう。
そして、夢もきちんと語れて、その夢に向けての数字の計画も作成されていればその事務所はその夢を実現する可能性も高いでしょう。
まとめ
本記事では、司法書士求人で司法書士事務所を探されている方が、自分に合った事務所を見つけて自分のキャリアプランと人生を幸せに送っていただけるという事を目的に書かせていただきました。
少しでもお役に立てればうれしい限りです。
皆様の司法書士事務所での活躍とそれによる司法書士業界の発展を心よりお祈り申し上げます。